たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !)
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どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 5 】 へようこそ! =======
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GM:定刻となりました。タイトル未定病魔セッションSSSC,はじめていきたいとおもいます!
煌 アリカ:よろしくお願いしま~す!
水落 早苗:よろしくお願いいたします!
丹藤 露寒:よろしくお願い致します
GM:ひゃっはー! GM2回目だから緊張! ですがヤッテヤルデス
GM:まずはトレーラーから
GM:■トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。繰り返す平穏は、唐突に断ち切られた。
N市に降りかかる災い。それはオーヴァードすら死に至らしめる謎の病原菌。

人類史上最悪の疾患の1つ。【天然痘】の名を冠するRBが目覚めるのと時を同じくして、
少女は傷つき倒れ、あなたに助けを求める。

席は1つ。その手を伸ばせるのは、絆を切り捨ててでも守りたい物がある人間だけ。
Double Cross the 3rd edition 『』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

GM:タイトルはセッション終わったらいい感じのがついてるといいなって。
GM:では早速PC1の水落くんから。
キャラシ→自己紹介→HOの順番でPC番号順にやってもらいます。

水落 早苗:はーい
水落 早苗https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYn6e2twIM
水落 早苗:「水落 早苗、今はUGNのイリーガルってことになっているよ。よろしく」
水落 早苗:N市に最近引っ越してきたイリーガル男子高校生です
水落 早苗:覚醒したときに妹の足がなくなったり幼馴染兼思い人の命を奪わなければいけなかったりしましたが元気です
水落 早苗:今回も女の子を助けるということなので頑張りたいです、なんか不穏だけど
GM:満身創痍の美少女だよ助けなきゃほらほらほら
水落 早苗:かっこよく助けたいよね!
GM:そんな早苗くんのハンドアウトがこちら!
GM:PC1 UGNに協力的な人員が望ましい
シナリオロイス:天染 橙子 推奨感情 庇護/猜疑心
君は、一人の少女を保護した。任務中の事かもしれないし、ほんの成り行きだったのかも知れない。
酷く傷つき、衰弱した様子の彼女はどうやらFHに追われているらしい。
どうにか追手を撃退した君は、その追手からこう告げられる。
「そいつは、世界を滅ぼしかねない存在だ」と。
それでも君は、この少女を守ると決めたのだ。

GM:ボーイミーツガールをしてもらいましょう。存分に。
水落 早苗:守り切ってみせるよ…
GM:ルート次第では守りきれるよがんばって
GM:たぶん
GM:それでは続いて、PC2!
煌 アリカ:はいな!
煌 アリカhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY_a3bvQIM
煌 アリカ:「煌 アリカと申します。以後、お見知りおきを」
煌 アリカ:みなさまお馴染み(本セッション初登場)UGNにも支援を行っている巨大企業グループ煌条院財閥のお嬢様だ!
煌 アリカ:でも煌条院夫妻と血は繋がっていません。何故なら拾われっ子だから。
煌 アリカ:そんなアリカは煌条院に育て上げられた恩を返すべくUGNチルドレンへと道を進み、影の立場から煌条院に尽くすと決めたのだった!
GM:ええこや……
煌 アリカ:煌条院のツテで全身を特殊装甲技肢に改造しておりますので戦闘はそのままぶん殴る……訳ではなく柔術で敵を制圧したりするのが得意です。
煌 アリカ:今回は大切な弟……想汰様が難病を患ってしまってとっても大変!煌条院はどうなっちゃうのー!?
煌 アリカ:こんな所でひとつ!
GM:がんばってほしいですね……
GM:そんな彼女のハンドアウトがこちら
GM:PC2 UGN関係者
シナリオロイス:大切な人 推奨感情 任意/不安
規則的な電子音。一定の間隔をおいて揺れる心電図。
ガラスの向こう、隔離された部屋に、君にとって大切な人間が横たわっている。
レネゲイドによる再生を上回る速度で、体組織を破壊する謎の病原菌に、その人は蝕まれている。
通常の手段では培養できないそれに対するワクチンを作るには、とにかくサンプルを集めるしか無い。
──任務の通知が、キミの端末に送られてきた。

GM:このシナリオをくんだ時に、何のアニメを見てたかがわかるハンドアウトですね。
煌 アリカ:ワクチンを手に入れてみせますわよ 何をしてでもな…
煌 アリカ:あ、チルドレンとしては今回初ミッションです、よしなに!
GM:初ミッションが重い
GM:では、最後になりましたがPC3.どうぞ!
丹藤 露寒:おうさ
丹藤 露寒https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYudG_xgIM
丹藤 露寒:「FHセル『ペインメーカー』首領、丹藤 露寒である。命を大事にしない奴は大嫌いだ死ね」
丹藤 露寒:人が死ぬのは嫌いだ、という好みの為に、UGNだろうがFHだろうが助けたり邪魔したりする趣味人です。
丹藤 露寒:どっちかというと思想はUGN寄りな気もするけど、レネゲイドの秘匿に関する思想の違いで所属はFH。
丹藤 露寒:もっとも、自分が生かしておきたいと思えばUGNの邪魔も厭わないので、どのみちUGNには入れないでしょう。そんなアラフォー。
丹藤 露寒:個人としてはひょうきんなおっさんです。
丹藤 露寒:性能は〝一度恥とか考えずやってみたかった〟という、ノイウロ無形コンセからの怨念の呪石サイドリール必中の弓
丹藤 露寒:いいのさ強ければ。矜持など無用。
丹藤 露寒:若者の人生を応援したり命を救ったりしつつ、首謀者にはお仕置きをしたいですねよろしくお願い致します。
GM:よろしくおねがいします。そんな彼のハンドアウトはこちら!
GM:PC3 ゼノスメンバー、及びゼノスからの依頼を受けられる人員
シナリオロイス:“天然痘のRB” 推奨感情 好奇心/脅威
君は“プランナー”からの依頼を受けた。
曰く、長く休眠状態にあった“天然痘のRB”が活動を再開した、とのことだ。
人類史上最悪の疾患の一つに数えられたその名を冠するそれは、彼女にとっても望ましい存在ではないらしい。
君はその依頼を受け、現地のエージェントに合流するために行動を開始した。

丹藤 露寒:かつてFHにいた妙齢の美人であるな
丹藤 露寒:良い良い、命を救う為に余を選んだのは正しい選択である!
GM:今回は同卓経験者であるカラスさんには、外部協力者兼保護者枠兼ひっかきまわし役として走ってもらうことになります。ナムサン。
丹藤 露寒:つまりまぁ、暴れろと
丹藤 露寒:承知
GM:イグザクトリィ(そのとおりでございます)
GM:さて、全員の紹介も終わりましたことですし。
GM:DX3rd タイトル未定病魔セッション。スタートです。よろしくおねがいします!
丹藤 露寒:よろしくお願い致します
煌 アリカ:よろしくお願いしま~す!
水落 早苗:よろしくお願いいたします!


GM:では、早速。まずはPC1のOPから
GM:登場侵蝕お願いします
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:33->39)
GM:OP1 「悪魔の足音」

GM:貴方は任務帰り、あるいは休日のおでかけ。あるいは散歩。とにかく、用事を済ませた後、街を歩いていた。
GM:地元の人間ほど土地勘があるわけではないが、さりとて迷うほどの道でもない。
GM:気楽に、きままに。オーヴァードとしては貴重で代えがたいその日常は──
GM:鬼気迫る《ワーディング》で、唐突に断ち切られる。方向は、路地裏から。
水落 早苗:「…emergency、かな?」と言って一瞬で武装して路地に向かいます
水落 早苗:普通の足にこだわる必要もなさそうな空間なので、空間をゆがめ、縫いつなぎながら
“ディアボロス”春日恭二:「ク、ッソ……! 待てぇぇ!!!」路地に入ってすぐに、貴方の耳に怒号が届くでしょう。震えて掠れてはいますが、殺意と敵意に満ち溢れたもの。
水落 早苗:誰か襲われている?
水落 早苗:追われていると思わしき方向を見ます
天染橙子:「ッ……はぁ、はぁ……なんで、なんでなの……!?」その先にいたのは、全身に傷を負い、荒い呼吸を整える暇もなく逃げる少女。
天染橙子:「……キャァッ!」こつん、と。疲労と痛みで上がらなくなった足が、ほんのわずかな段差に躓き、転倒する
“ディアボロス”春日恭二:「ガフッ……ゼェ……ゼェ……手間かけさせやがって」
“ディアボロス”春日恭二:かくいう追手も、万全ではない様子。外傷はみられないものの、顔は紅潮し、全身に異様な量の汗をかいている。
水落 早苗:「おっと、ladyに暴力とは、いただけないな」
水落 早苗:アッサンブレの要領でジャンプし、2人の間に割り込む。
天染橙子:「待って、待ってよ……なんで、あたしが……!」
天染橙子:「っ……だ、だれ? ……もう、もう誰でもいいから、助けて……助けて!!」
“ディアボロス”春日恭二:「なんだ貴様は! どこから湧いてでてきた!」
水落 早苗:「女の子に暴力を振るう無粋な奴に名乗る名前なんて、何も?」
水落 早苗:「おねーさん、事情はよく分からないけど、襲われているんだよね?」
“ディアボロス”春日恭二:「“女の子”、だと? 貴様、ソレが何なのかわかっていないのか! UGNは何をしているんだ、この非常事態に……!」
天染橙子:「う、うん……気がついたら路地にいて、それで……それで……」
水落 早苗:「Ah…この様子じゃ警察とかも頼れなさそうだし、俺が足止めくらいはするよ」
天染橙子:「いつのまにか、怖い顔の人たちに囲まれてて……っ」
水落 早苗:「人たち、ね、大勢で追い回すとは本当に無粋な連中だ」
水落 早苗:「いいよ、ちょっとだけ隠れてて?」
水落 早苗:少女にウインクしながら片手で鋏を軽く回し、大きくします
天染橙子:「っわ、わかった……怪我、しないようにね!」巨大化した鋏に驚きながらも、よたよたと隠れます
“ディアボロス”春日恭二:「ええい、黙れ! この際なんでもいい。死にたくなければ、その“化け物”を渡せ、UGN!」足取りもおぼつかないながらも、その凶悪な爪を貴方に向ける
水落 早苗:「とと、怖い怖い、そんな爪であの子を追い回していたのかい?」
水落 早苗:「悪いんだけど、UGNがどうとかじゃなく『俺が許せない』からそうしているだけなんだ。悪く思うなよ!」
“ディアボロス”春日恭二:「飽く迄も人間扱いするか貴様。子供だからと、この“ディアボロス”に手加減を期待するんじゃないぞ!」その爪を振りかぶり、貴方に襲いかかる。
“ディアボロス”春日恭二:ただの人間であれば、思考すらままならない速度。だが、しかし
“ディアボロス”春日恭二:オーヴァードとしての視点に立ってみれば、その攻撃はあまりにも精彩を欠く。いなして反撃することはそう難しくないだろう。
水落 早苗:片脚をまっすぐに伸ばして高く振り上げながら、もう一方の脚で踏み切って跳び、すでに巨大な姿となった裁ちばさみを思いっきり振りかぶる
水落 早苗:そのまま鋏で爪をいなし、後退したところにすでに仕掛けておいた糸玉で男を絡めとる
“ディアボロス”春日恭二:「ぬおおおおっ! クソッ! 万全であれば、こんな糸くず程度ォォォ!!」
水落 早苗:「おっと、糸くずなんて言っていいのかい?」
水落 早苗:からめとった糸が、纏わりつかれた服が、そのまま男を串刺しにしていく!
“ディアボロス”春日恭二:「なんだとっ!? ぐわぁああああ!!」成すすべもなく倒される。
“ディアボロス”春日恭二:「ぐっ、ぬおおおおお!! ……カハッ! これ以上は、持たんか……!」最後の力を振り絞って糸を振り払いつつ、後退する。
水落 早苗:敵が沈黙したのを確認して、他に増援がいないか見まわす
GM:増援はいません。その場にいる追手は彼一人です。
水落 早苗:了解です
水落 早苗:「逃げたか…また追ってこなければいいが」
水落 早苗:くるりと振り向いて笑顔に戻り「怪我はなかったかい?おねーさん?」
天染橙子:「う、うん……あり、がとう……」路地裏の壁に持たれるようにして座っている。すでに再生は始まっているようだが、衰弱がひどい。
天染橙子:「あの、人もだけど……あなた、誰……?」
水落 早苗:「俺?俺は水落早苗。できれば早苗って呼んでくれるとうれしいかな?」
水落 早苗:戦闘用に大きくしていた鋏を元の切るべきものを切れる大きさに戻し、そのままパチンと腰のホルダーに留めて、にこりと笑う
天染橙子:「えっと……早苗、くん?」
水落 早苗:「そうそう、それでいいよ」
水落 早苗:「ところで、だいぶ弱っているようだけど、休むところが必要かい?」
天染橙子:「ッ……ごめん、あたし、ちょっと眠くって……お願いして、いい?」
水落 早苗:「OKOK、もちろんさ」
水落 早苗:そういって少女をひょいと抱えてどこか休める場所を探しに行きます
天染橙子:「……寝る前に、一個、いいかな……あの人達、おかしなこと言うんだよ……」
水落 早苗:「おかしなこと?」
天染橙子:「えっと、なんだっけ……あたしのことを指して」
天染橙子:「『こいつは、世界を滅ぼしかねない存在だ』。って……。ただの、女子高生……なのに……」それだけ言ってから、がくりと力が抜ける。気が抜けただけだろうが、早く休める場所につれていかなければいけない。
水落 早苗:「世界を滅ぼす、か。ずいぶんな物言いじゃないか」
水落 早苗:「大丈夫、俺が、何とかするから」
水落 早苗:今度は、まだどうにもならない状況じゃないから
GM:はい。では。
GM:《ワーディング》を受けて駆けつけたのは、どうやら貴方だけではないらしい。UGNエージェントたちによって、貴方と少女は一時セーフハウスに招かれることになる。
GM:───


GM:では、続いてPC2のOPです。登場侵蝕をどうぞ
煌 アリカ:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 3[3]+36 → 39

GM:OP2 「届かない手を伸ばすために」

GM:規則的な電子音。一定の間隔をおいて揺れる心電図。
GM:分厚いガラスの向こう。無数の管とケーブルで、24時間無人で医療行為を行える、最新鋭の隔離設備に、貴方の弟。煌条院 想汰が横たわっていた。
GM:大N市第四支部。あなたはそこで、UGN職員からその容態を聞かされている。
UGN職員:「……ハッキリ言うわ。容態はかなり悪いと言わざるを得ないわね。UGNの最新設備を持ってしても、現状維持が精一杯よ」
煌 アリカ:「………」
煌 アリカ:無機質な電子音と、淡々と事実だけを説明する職員の声。それだけが響く室内で。一人の少女が立ち尽くしていた。
UGN職員:「オーヴァードを殺す毒なんてのは、ソラリスのオーヴァードであれば珍しくないけど……オーヴァードを殺せる感染症なんてのは、私は初めて聞いたわ」
煌 アリカ:ウェーブがかった煌めく金色の髪。着崩れ一つない制服は彼女の性格を表すかのよう。
煌 アリカ:しかし。煌めく彼女の姿とは対象的に。その眼は、暗く、沈んでいた。
煌 アリカ:「それでも」
煌 アリカ:「何度でも申し上げます」
煌 アリカ:「費用なら惜しみません。ご自由な額を仰ってください。この国で行えない手術が必要とあらば、すぐに。海外渡航への手続きは手配済みです」
煌 アリカ:「それでも。それでも────」
煌 アリカ:「想汰さまは。私の弟を。治す手立ては、見つからないの?」
UGN職員:「……」一枚の資料に目を落とす。
「既存のどんな抗生物質も、ワクチンも効果なし。病原菌に至っては、通常環境での培養はほぼ不可能。ワクチン作成どころか、正体を掴むことすらできていないのが現状」

UGN職員:「そんな中でワクチンを作るには、とにかくサンプルが必要よ。」
煌 アリカ:縋るような目で職員と目を合わせ。やがて、再度目を伏せる。
煌 アリカ:「サンプル……集める手立ては?」
UGN職員:「そのための任務が、近々伝達される予定になっているわ」
煌 アリカ:その言葉を聴き、詰め寄るようにして声を荒げます。
煌 アリカ:「近々? 猶予がどれ程あるかも分からない状態なのよ!? 今すぐにでも、私は……!」
UGN職員:「……結構。そのまま沈み込み続けるよりは万倍マシね」
GM:と、ここで
GM:あなたの連絡用端末にメールが入ります
煌 アリカ:ハッとした顔で失礼、と頭を下げて端末を確認します
GM:内容は、任務要請。職員が言った、近々伝達されるという、病原菌のサンプル採取と原因究明のための任務。
煌 アリカ:「……渡りに船、とは」自嘲げに微笑います
UGN職員:「……その様子だと、白羽の矢は無事に立ったようね」
煌 アリカ:コクリと頷きながら。
GM:任務の詳細説明は、会議室ではなく、UGNのセーフハウスの1つ……でもなく。
GM:N市にある、小さなとあるバーで行われるようだ。
煌 アリカ:「まさかチルドレンとして初の任務が、このような任務になるとは。露にも思いませんでしたが……集合場所は……ええと」
煌 アリカ:「……なぜ、バーなのかしら?」
煌 アリカ:疑問を懐きつつも、目線を端末からベッドの上で横たわる「彼」へと移す。
煌 アリカ:そっとガラス越しに手を合わせる。
煌 アリカ:「煌条院を脅かすモノは」
煌 アリカ:「誰であれ。この煌アリカが」
煌 アリカ:「─────排除する」
煌 アリカ:ガラス一枚隔てたこの手を。もう一度繋ぐ為に。
GM:───


GM:では、最後に。OP3.PC3のOPですが、合流シーンを兼ねています。
GM:丹藤さんのみ、登場侵蝕お願いします
丹藤 露寒:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 9[9]+35 → 44

GM:OP3「オレンジジュースはありますか?」

GM:ドアベルが鳴る。普段は賑やかで、歌を歌いだす客もいるような小さなバーだが、今はほとんど人がいない。
“プランナー”:「ごきげんよう。《ペインメーカー》。予定通り、人払いはしていただいたようですね」
“プランナー”:「あまり余人にきかせていい話でもないものですから」
丹藤 露寒:「プランナー、やはりその姿は見慣れぬな」
丹藤 露寒:「縮んだのはアレかね、美容の為かね。だとすれば選択を誤ったと進言しようではないか」
“プランナー”:「恐縮です。ですが、要らぬ気遣いであると申し上げておきましょう。……さて」カウンター席の1つに座って、手元の本を脇に置く
“プランナー”:「……オレンジジュースはありますか?」平素と変わらぬ声音、口調、態度で、オレンジジュースを所望する。
丹藤 露寒:注文は滞りなく、バーテンダー──セルの構成員が受けるだろう。
丹藤 露寒:オーナーである丹藤は椅子に座し、カウンターを背もたれとして、広々とした空間へ足を伸ばしたまま、
丹藤 露寒:「して、何用であるか」
丹藤 露寒:「余とて確かに退屈を持て余して酒浸りの日々ではあるが、仕事は選ぶ方なのであるぞ」
“プランナー”:「今回は、あなた。《ペインメーカー》に依頼があってまいりました」
丹藤 露寒:「ほう?」
“プランナー”:「近頃N市で、オーヴァードすら殺しうる感染症が流行しつつあるのは、ご存知ですね」ありがとうございます、とオレンジジュースを受け取りながら
“プランナー”:「すでに“ディアボロス”が病に伏し、UGN、FH問わずに被害が出ているとか」
丹藤 露寒:「……ああ、あれか。うむ、憂うべき事態であるなぁ」
丹藤 露寒:「あの不死身男までやられるとなるとひとかどのウィルスでもあるまい。手荒いうがいはしっかりな」
丹藤 露寒:「ゼノスはどうだね。臨時休校するぐらいの被害は出たかね?」
“プランナー”:「クラス閉鎖を行おうかどうか、というところですね」
“プランナー”:「さて。お察しの通り。今回の依頼は、この感染症騒ぎの早期解決と、根本となったとあるRBの処分、あるいは無力化になります」
丹藤 露寒:「レネゲイドビーイングもか。……ふぅむ、後は獣がどうなるか調べれば──と」
丹藤 露寒:「……ふむ?」
丹藤 露寒:「まるで〝元凶が誰であるか〟を知っているような口ぶりであるな」
“プランナー”:「話は変わりますが、“ペインメーカー”。『天然痘』という病をご存知ですか?」オレンジジュースを一口
丹藤 露寒:「名はな。罹患経験は無し、患者を見たこともない。根絶されているからだ」
“プランナー”:「はい。人類史上最悪の疾患の1つであり、人類が初めて完全勝利した疾患でもある」
“プランナー”:「……今回の原因は、その『天然痘』をオリジンとしたレネゲイドビーイングになります」
丹藤 露寒:「……………………」あごひげの下に手を当てて天井へ視線を飛ばし
丹藤 露寒:「大惨事ではないか?」
“プランナー”:「大惨事です」
丹藤 露寒:「余、わりと本気でびっくりした」
丹藤 露寒:「何処の阿呆がそんなもの産み出しおった……」
“プランナー”:「アレは、私のプランにおいても、リーサルウェポンたりうる存在の1つに数えていました」
“プランナー”:「ですが、今となっては障害でしかありません」
丹藤 露寒:「コンセプトの時点でまさに致命的(リーサル)であるなぁ……」
丹藤 露寒:「ウィルスはだだっ広い川とか山とか中々超えられないからまだ救いがあるというに」
丹藤 露寒:「自分の手足で動き回るレネゲイドビーイングとは、これはこれは」
丹藤 露寒:「……余、寒気がしてきたのである」
“プランナー”:「天然痘の初期症状は、まず発熱からだそうですよ。お大事に」
丹藤 露寒:「笑えぬな。……ふむ、では早速動くとしようか」
“プランナー”:「……」オレンジジュースを飲み干して
「さて。そろそろUGNでも動きがあるころでしょう。彼らにも同様の働きかけをしてあります」

丹藤 露寒:「標的の顔と名前。それから分かる限りの行動パターンを────」
丹藤 露寒:「──UGN?」
丹藤 露寒:片方の眉がぴくりと上がる。
“プランナー”:「今回は組織間で啀み合いのできる問題ではありません。それはあなたも承知のはず」
“プランナー”:「故に。FH側には、UGNと一時的な協調が可能と判断したあなたにお声をかけさせていただきました」
丹藤 露寒:「憂うべきは余ではなく、UGNの側ではないか?」
丹藤 露寒:「こう言うのも何だが、余、口ぶりほど気の優しいおじちゃんではないのだぞ」
“プランナー”:「私のような小娘の願いを聞いて、店を臨時休業してくださった『優しいおじさま』なら、大丈夫でしょう」
“プランナー”:「……そろそろでしょう」
GM:ドアベルが鳴る。
煌 アリカ:「失礼いたします。……ここで、合っているわよね?」
水落 早苗:「Hello、「リトル・エクスター」はここで合っているかい?」
“プランナー”:「合っていますよ、閃血(イグナイト)。纏う蒼星(シリウス・フェザー)」
丹藤 露寒:「うむ。エクスター公の娘と交われるのは此処である。……未成年が二人か」
“プランナー”:「ここのオレンジジュースは、なかなかいけますよ」
水落 早苗:「ああ、良かった。迷っていたら格好つかないからね」
水落 早苗:そのまま、まるで手慣れたように(実際留学した時に色々あったので慣れてはいるのだが)中に入り、ちょこん、と椅子に座る。少し椅子が高い。
“プランナー”:「さて。人員も揃いましたところで。改めて任務の説明をさせていただきます」だいたい丹藤に語った内容と同じ。
煌 アリカ:「“天然痘のRB”……ですか」
水落 早苗:「感染症を核としたレネゲイドビーイングがいるみたいだから、探し出して何とかする。そういうことか」
丹藤 露寒:「……ふぅむ」
丹藤 露寒:「任務の説明は良いが、随分と色々大事なところをすっとばしてはおらぬかね、プランナー」
“プランナー”:「はて、なんでしょうか。“ペインメーカー”」
煌 アリカ:「(……ぷらんなー……ぷ、プランナー? ペインメーカー!?)」
丹藤 露寒:「そこな若者二人」と、カウンターに背を預けた姿勢のままで呼びかける
水落 早苗:「What?」
煌 アリカ:バッと席を立ち、反応を待ちます。
水落 早苗:こちらは座ったままで
丹藤 露寒:「《プランナー》都築 京香。何年生きてるかも分からぬ怪物が、そこのレディの名だ」
“プランナー”:「どうも」ぺこり
煌 アリカ:新人チルドレンの自分でも知っている名だ。“プランナー”都筑京香。
丹藤 露寒:「加えて余は《ペインメーカー》丹藤 露寒。FHセル『ペインメーカー』の首領にして、この店のオーナーである」
水落 早苗:「どうも、小さい子だとおもっているのは失礼だったかな?おねーさん?」これはプランナーに
煌 アリカ:「ふぁ、FH……」くらり、と目眩がする。
丹藤 露寒:「安心せよ。敵対を確認できぬ娘に対し、アイアンメイデンを磨いて待つほどの悪辣ではない」
丹藤 露寒:「……が。もしそちら二名が潔癖の癖などあれば、FHと手を組むも気分が悪かろうと思うてなぁ」
水落 早苗:「俺は別に?」ストローでコップを軽く回して
水落 早苗:からり、と音を立てる
煌 アリカ:ゼノスのトップ。FHセルリーダーに、謎の少年……状況を飲み込めない。なぜ、ここに自分が……?
煌 アリカ:だがしかし。
煌 アリカ:「……申し遅れました。私は“閃血(イグナイト)”、煌 アリカ」
煌 アリカ:「UGN所属のチルドレンではある身ですが……」
煌 アリカ:病に伏せる弟の姿を思い出し、ぐっと奥歯を噛み締めて。
煌 アリカ:「今は非常事態。組織間の諍いを越えて……協力が必要と。そういう事、なのでしょう」
“プランナー”:「ご理解いただけて幸いです」
水落 早苗:「ああ、こちらも紹介が遅れたね。すまない。俺は水落早苗。ただのイリーガルさ」
水落 早苗:「俺は組織がどうとかこだわるつもりはないよ。ただやりたいようにやるだけさ」
丹藤 露寒:「うむ。挨拶と自己紹介は大事なのである」
煌 アリカ:「(良かった……マトモそうな人だわ……)」ホッと胸を撫で下ろす。
“プランナー”:「……さて。私は、ここでお暇させていただきます」オレンジジュース二杯分の代金を支払ってから、脇においていた本を手にとって
丹藤 露寒:「む? 待て待て待て、放り出していくでない」
“プランナー”:「はて?」
丹藤 露寒:「せめて調査の足がかりになる情報の一つも残していかぬか」
“プランナー”:「ああ、そうですね。では1つ」
丹藤 露寒:「このままでは余、若者と杯を交わす他に手立てが無い故な」
“プランナー”:「アレそのものを探すのはやめたほうがいいでしょう。感染症そのものがRBとなった物ですから」
“プランナー”:「ならば、探すのは感染者でしょう」と、ここで思い出したようにぽん、と手のひらを拳で叩く
“プランナー”:「纏う蒼星(シリウス・フェザー)。あなた、そういえば面白い拾い物をしていましたね」
水落 早苗:「拾い物?物を預かった覚えはないんだけど」
“プランナー”:「“ディアボロス”が必死に探していた物です。彼が何を掴んだかは存じ上げませんが……探ってみるのもいいでしょう」
煌 アリカ:「水落、さん? 何か心当たりがあるのかしら?」
水落 早苗:ちょっとだけ思案して、水を一口飲んで
水落 早苗:コップをテーブルに置いて一言
水落 早苗:「あるにはあるけど、俺にはladyを物扱いはできないよ」
水落 早苗:とプランナーに笑いかけます
“プランナー”:「左様ですか」無機質な微笑みを返して
“プランナー”:「では、私はこれで。くれぐれも、お気をつけて」
水落 早苗:「じゃあねおねーさん」とひらひらと手を振ってます
煌 アリカ:ぺこりと一例。
GM:ドアベルが鳴る。
丹藤 露寒:「……またなんぞ企んでおるか、プランナーめ」
丹藤 露寒:「まぁ良い良い。天然痘のRBなぞ、聞いては捨て置けぬ一大事よ」
丹藤 露寒:「というより捨ておいたらその内、余まで発症しそうでこわい」
煌 アリカ:「……何かを企てているのは。果たして、プランナーだけなのですか。丹藤 露寒」
丹藤 露寒:「む?」
煌 アリカ:じろり、と丹藤さんを見る。
煌 アリカ:「プランナーの手前、ああ申し上げました。自体解決まで協力もいたします。しかし」
丹藤 露寒:「しかし、なんだね」
煌 アリカ:「“ペインメーカー”。私はまだ、貴方を信頼するまでには至っておりません」
丹藤 露寒:「ほう」些か楽しげな応答。膝の上で両手の指を組み──
煌 アリカ:そっぽを向きながらカウンターの椅子に腰掛けます。
丹藤 露寒:「ならば逆に問おう、イグナイト」
丹藤 露寒:「君が悪心の持ち主ではないという事を、君はどうして示すのだね」
煌 アリカ:「………FHのセルリーダーが。その言葉を」
丹藤 露寒:「FHも、UGNも」
煌 アリカ:「UGNの私に問うのですか?」
丹藤 露寒:「究極的に言えば、〝誰かの理念〟に賛同した者の集まりに過ぎぬよ」
丹藤 露寒:「……いやまぁ、現実問題として犯罪率とか殺人率とか数値で出したら? FHの方が悪辣だとは思うけど?」
丹藤 露寒:「君がUGNチルドレンであるという事実は、所詮は所属を示しているに過ぎない」
丹藤 露寒:「世界の目を塞いでレネゲイドウィルスの存在を隠し、変わり果てた日常を変わっていないと欺く──」
丹藤 露寒:「それが善であるか悪であるかを、君と余の二人だけで決めることが許されるかね?」
煌 アリカ:「………っ」
水落 早苗:「まあまあ、あんまり噛みつかないでおくれMs煌。」
丹藤 露寒:「……………………」
丹藤 露寒:「……イグナイト」
丹藤 露寒:静かに、穏やかに名を呼ぶ。
煌 アリカ:「……申し訳ありません、水落さん」早苗に謝罪をしつつ、目線を丹藤に返す。
丹藤 露寒:「君、〝詐欺に引っかかりやすそう〟とか言われぬかね?」
煌 アリカ:「………!!」図星である!
煌 アリカ:アリカは本当に……詐欺には気をつけるのよ……とは母の言葉だ!
丹藤 露寒:「いかんぞ、余のようなうさんくさい男を変に疑って掛かっては。疑って問う、即ち相手の言葉を聞く隙を見せることぞ」
煌 アリカ:「ぐぐぐ……こ、この男……!」
丹藤 露寒:「余のような詐欺師は、ほれ。この事例のように真顔でそれっぽい事を言って信用を勝ち取ろうとする」
煌 アリカ:アリカは顔面を紅潮させながらぷるぷると震えている!
水落 早苗:「はいはい、怒らない怒らない」
丹藤 露寒:「これが余の手の内。不殺を信条とし、それに背くならば同じFHのセルすら喰らう『ペインメーカー』である」
水落 早苗:ぽんぽんとMs煌の肩をたたく
水落 早苗:「かわいい顔なんだから、さ。笑っていないともったいないよ?」
丹藤 露寒:「〝天然痘のRB〟とやらが無為に人の命を奪うなら、それは余の敵である」
丹藤 露寒:「同時に。君達が誰かの命を守る者であるなら、君達は余と志を共にするものである」
煌 アリカ:「かわい、……あ、ありがとうございます」
煌 アリカ:溜息をひとつ。
丹藤 露寒:「では、こちらからも問おう」
丹藤 露寒:「余はUGNの思想に完全には同調できぬ。故にFHに身を置いている」
丹藤 露寒:「だが。その思想の差異なぞ今回の大惨事の前では、取るに足らぬことと思うているが──」
丹藤 露寒:「余の背中に刃を突き立てるような、好戦的な若者ではあるまいな、君達」
水落 早苗:「ふーん…Case by caseといったところかな」
煌 アリカ:「……場合よっては?」
煌 アリカ:「ということでしょうか。水落さん」
水落 早苗:「おにーさんが俺の守りたいものにひどいことをするなら許しはしないけど」
水落 早苗:「そうでなかったら協力する。ってところ」
丹藤 露寒:「イリーガルは融通が利いて良いものであるな。気が向いたらうちのセルでバイトでもどうかね」
丹藤 露寒:「お給金、割と弾むのである」
丹藤 露寒:などと勧誘しながら、グラサンの下の目を横へ滑らせて、
丹藤 露寒:「イグナイト。余は手の内を晒したぞ」
丹藤 露寒:「余が考え深い男であるように見せながら、君こそ考えの浅い者だと糾弾しながらの関係性を構築することも出来たやも知れん」
丹藤 露寒:「だが、それは詐欺だ。対等な同盟関係には無用であろうよ」
煌 アリカ:「……私が、駄々を捏ねている子供みたいじゃない」ぽつりと漏らしてから。
煌 アリカ:「無礼を侘びます。ペインメーカー。この任務、完了するには貴方と」
煌 アリカ:「水落さん。貴方の力が必要です。どうか、力をお貸しください」
丹藤 露寒:「うむ、心得たのである(……天然の被詐欺気質であるな)」
水落 早苗:「ああ、勿論!」
GM:───


GM:OP終了! ロイスと購入はこちらでどうぞ!
丹藤 露寒:騙されやすくて余、心配 煌 アリカ 連帯感/○不安
水落 早苗:おねーさん 煌 アリカ 〇連帯感/もっと笑って?
丹藤 露寒:こちらはちょっと手強そう 水落 早苗 ○連帯感/猜疑心
煌 アリカ:いつか見てなさい…! 丹藤 露寒 傾倒/脅威◯
丹藤 露寒:購入はどうしようかな
丹藤 露寒:じゃあ、ダメ元で強化ビジネススーツ19を狙おう
水落 早苗:おにーさん 丹藤 露寒 〇連帯感/敵になったら容赦しない
丹藤 露寒:1dx+4>=19
DoubleCross : (1R10+4[10]>=19) → 10[10]+10[10]+1[1]+4 → 25 → 成功

水落 早苗:購入は一応応急手当キットを
丹藤 露寒:うそぉ
水落 早苗:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[4,5,6]+1 → 7

煌 アリカ:信頼出来るひと 水落 早苗 誠意◯/猜疑心
煌 アリカ:ビジネス成功してる!
煌 アリカ:ダメ元UGNボデマ!
丹藤 露寒:強化ビジネススーツを装備して以上!
水落 早苗:財産点は…いいかな
煌 アリカ:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 1[1] → 1 → ファンブル

煌 アリカ:世間知らずの社会1がよ…

ミドル1
GM:───
GM:ミドルフェイズ1 シーンプレイヤーは……侵蝕39が二人いますね。行動値の高い早苗くんのほうにしておきますか
GM:ほか二人は任意!
水落 早苗:はーい
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:39->49)
煌 アリカ:もちろんでます!
丹藤 露寒:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+5[5] → 49

煌 アリカ:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 1[1]+39 → 40

GM:SSSCということで、ミドルはすべてリサーチシーンですぜ。ということで早速
GM:情報収集項目
─────
使用技能:〈情報:UGN〉、〈情報:FH〉、〈情報:噂話〉、〈情報:医学〉
目標値:9
プライズ:0/8
シーン数:0/6
─────

煌 アリカ:自慢じゃないが…社会1!
GM:最大達成値30の、最大獲得プライズ4ですぜ。アイテム等宣言してからお好きな順番でどうぞ
水落 早苗:噂話はあるし社会3です、ドカーンと爆破はできない
水落 早苗:では情報:噂話、アイテム無しで
水落 早苗:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[5,7,8]+1 → 9

煌 アリカ:なかなか!
丹藤 露寒:じゃあ《要人への貸し》に《バッドフレンド》でダイス+5に無形の影コンセントレイト3で
丹藤 露寒:情報FHで
丹藤 露寒:11dx7+1>=9
DoubleCross : (11R10+1[7]>=9) → 10[1,3,4,4,5,5,5,6,6,8,8]+10[4,7]+10[10]+6[6]+1 → 37 → 成功

GM:くっそこん
丹藤 露寒:侵蝕49+6=55
煌 アリカ:振る必要あります???
煌 アリカ:でも一応!UGN!
煌 アリカ:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 6[6]+2 → 8

煌 アリカ:うん…
GM:最大値もってけぇ!
GM:プライズ4点獲得ということで、プライズ2と4が開示されます

GM:プライズ2 天染橙子について
星辰館高校一年。記録上では非オーヴァードだが、現在はソラリスのオーヴァードとして覚醒済み。
全身に外傷を受けていたが、現在は再生し容態も安定している。
ただし記憶の欠損が見られ、覚醒前後の出来事については覚えていないそうだ。
両親はすでに病に倒れ、末期状態にある。
同様に感染圏の中心にいたはずだが、幸運にも彼女に発症の傾向は見られていない。

GM:───
プライズ4 謎の病原菌について
40度以上の高熱。頭部、顔面を中心として全身に広がる、化膿を伴う丘疹。
それに伴う呼吸困難等、症状はかつて撲滅された「天然痘」に酷似している。
ただし、オーヴァードにのみ感染し、膿疱は放置すれば結晶化し体組織を破壊する等、相違点もいくつか見られる。
感染範囲はN市のある場所から唐突に広がったように思える。
調査の結果、そこには、旧日本軍の研究施設跡が存在した。


GM:───
GM:N市郊外 地下セーフハウス
GM:───
GM:地上部分を空き家に偽装した、UGNの地下セーフハウスの1つ。そこで天染橙子は治療を受け、現在も保護を受けている。
GM:あなたたちは持ち得た情報を共有することも兼ねて、そのセーフハウスに集まった。
GM:状況説明以上。
水落 早苗:「Hello、おねーさん。会いに来たよ。具合はどうだい?」
天染橙子:「ん……あ、早苗くん? もう大丈夫。……すごいね、オーヴァードって。もう治っちゃったんだもん」
水落 早苗:「それはよかった」少し笑って
水落 早苗:「でも無理は禁物だよ?どうも狙われていたみたいだからね」
天染橙子:「みたい、だね。あたしにも、なにがなんだか……」ふるふる、と首を振って
水落 早苗:「ところで、さっきオーヴァードって言っていたけど、状況は説明されたのかな?」いつの間にか体を天染さんのところに滑らせている
天染橙子:「……っ……えと……う、うん。だいたいは」近い、とごく小声でつぶやきながら
天染橙子:「なんかマンガみたいな話だったけど……実際に見てるから、いろいろと」
水落 早苗:「そうか…」少し目を伏せる
天染橙子:「はぁ……あっ、ごめんね。心配させちゃって」
天染橙子:「えっと……その、早苗くん。後ろの二人は……?」
水落 早苗:「おっと、すまないね。彼らは…」
煌 アリカ:「貴女が。天染 橙子さん、ですね」
天染橙子:「は、はい。そうです……」
煌 アリカ:恭しく一礼。「お初にお目にかかります。煌 アリカと申します。UGN所属のチルドレンです」
丹藤 露寒:「丹藤 露寒。外部協力者である」
天染橙子:「ああ、えと……こちらこそ、はじめまして。煌さん。丹藤さん」ぺこりと一礼。
天染橙子:「天染橙子です。星辰館の一年です」金髪美人と、ひげのおじさん! 緊張!
煌 アリカ:「よしなに………さて。今から述べる、是迄の貴女の状況は全て、事実かどうか。改めて確認をして頂きたいのですが……」
天染橙子:「はい、大丈夫です」
煌 アリカ:その言葉にこくりと頷き。
丹藤 露寒:「記憶の欠損が見られる──と聞いたが。誰に襲われたであるとか、何故襲われたとか」
丹藤 露寒:「或いは……そうだな。ご両親のことについては覚えているかね?」
天染橙子:「誰、とかはあんまり……スーツ姿の怖い人、としか」
水落 早苗:「あの眼鏡の男で合っているかい?」
天染橙子:「うん。多分」
天染橙子:「何故かっていうのは……すみません、まったく。つい昨日まで、ただの女子高生だったのに……」頭を抱えて
丹藤 露寒:「ただの女子高生、ということはあるまい。少なくとも両親はオーヴァードなのであろう?」
丹藤 露寒:「オーヴァードのみに感染する此度の伝染病。それに罹患したと言うなら、即ちオーヴァードだ」
水落 早苗:「でも、それは知らされていなかった可能性もあるよ、Mr丹藤」
天染橙子:「あはは……みたい、ですね」
丹藤 露寒:「……娘がこの歳になるまで、一切オーヴァード関連の話を伏せていたというならな」
天染橙子:「……パパとママは、今どうなっていますか?」
煌 アリカ:「……かなり危険な状態です。時間はあまり残されておりません」
天染橙子:「そんな……ッ!」
天染橙子:「なんで……なんでよ! あたしが何したの……いやだよ、もう……」頭を抱え、うずくまってしまう。
水落 早苗:「泣かないでおくれ、Ms天染。俺の手の届く限り、君にも、君の家族にも手出しはさせないから」
水落 早苗:ぽんぽんと頭を撫でながら
丹藤 露寒:「なれば」
丹藤 露寒:「この部屋に何時までも、留まる理由もあるまいな」
水落 早苗:「そうだね、早く情報を集めて、敵は叩くべきだ」
水落 早苗:「また離れることになりそうだけど、待っていてくれるかい?」Ms天染の手を両手で握って
天染橙子:「っ……うん。待ってる。えっと、帰って、きてね……?」少し顔を赤くしながら、握り返す
水落 早苗:「ああ、必ず」
天染橙子:「あはは、なんだか照れくさいな……あたし、ちょっと横になってるね。うん」
UGN職員:「彼女のことは、私達に任せておいてください」


GM:───
GM:ミドル1エンド! ロイスと購入をどうぞ!
水落 早苗:ロイスは保留で
丹藤 露寒:ロイス保留
水落 早苗:購入は応急手当キットを
水落 早苗:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[4,8,8]+1 → 9

丹藤 露寒:購入はアームドスーツ目標15、素振りでビジネススーツ適用で行くぜ
煌 アリカ:同じくロイス保留…
丹藤 露寒:1dx+6>=15
DoubleCross : (1R10+6[10]>=15) → 5[5]+6 → 11 → 失敗

煌 アリカ:ボデマ!
丹藤 露寒:ふむ、どうするかな
煌 アリカ:1dx+1>=13
DoubleCross : (1R10+1[10]>=13) → 9[9]+1 → 10 → 失敗

煌 アリカ:ウヌン
丹藤 露寒:では財産使わない、以上!
GM:はい!
GM:───
GM:ミドル2! ミドル爆破なるか! シーンプレイヤーはアリカさん。ほか任意です!
煌 アリカ:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:49->59)
丹藤 露寒:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 2[2]+55 → 57

GM:情報収集項目
─────
使用技能:〈情報:UGN〉、〈情報:FH〉、〈情報:噂話〉、〈情報:医学〉
目標値:9
プライズ:4/8
シーン数:2/6
─────

GM:順番任意で、どうぞ!
丹藤 露寒:deha
水落 早苗:また情報:噂話で
水落 早苗:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[5,8,10]+2[2]+1 → 13

煌 アリカ:やるゥ!
丹藤 露寒:《コネ:UGN幹部》に《バッドフレンド》と《ダブルスパイ》適用でダイス+5.無形コンセで情報:UGN振ります
煌 アリカ:別に……〈情報:UGN〉で開けてしまっても構わんのだろ?
煌 アリカ:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10

煌 アリカ:はい
丹藤 露寒:11dx7>=9
DoubleCross : (11R10[7]>=9) → 10[2,2,3,4,4,4,6,7,7,7,10]+10[3,5,7,7]+6[1,6] → 26 → 成功

煌 アリカ:オッ!
丹藤 露寒:財産点4使用で達成値30へ
GM:ミドル爆破おめでとうございます
丹藤 露寒:侵蝕57+6=63
GM:プライズ6と8が開示されます

GM:プライズ6 “天然痘のRB”について
発生時期は不明。紀元前にはすでに存在していたとされ、古代種の一種に分類される。
ウイルス性感染症そのものがRB化した珍しい事例であり、その特性上単体では存在できず、宿主と一体化することで存在を維持する。
長い時間を経て独自進化した、レネゲイドに対し対抗種に似た作用を引き起こすウイルスを拡散する能力を持っており
散布されたウイルスからのワクチン作成は困難.故に大本のRBからサンプルを採取し作成するしか無い。

長く休眠状態にあったとされていたが、旧日本軍が兵器運用のために核となる結晶体を強奪。
当時は失敗とされたが、現在に至り、ようやく覚醒の兆しを見せるまでになった。
完全に覚醒した場合、被害はN市の外にまで広がると予想される。
結晶体は覚醒失敗と判断された後、現在の天染家にあたる一族のもとに渡った。

GM:───
プライズ8 “天然痘のRB”について 2
現在この“天然痘のRB”は、天染橙子を宿主としている可能性が高い。
両者はほぼ完全に融合しており、通常手段での乖離は困難。
尚、治療の際に採取したサンプルから作成できたワクチンは一人分のみ。
まだRBは完全に覚醒しきっていないため、無力なこの少女を殺害し、遺体をRBごと完全凍結すれば、処分は容易である。
ただし。不確定ではあるが、作成されたワクチンをうつことで、RBを一時的に乖離されられる可能性がある。


丹藤 露寒:ふむ
水落 早苗:なるほど?
丹藤 露寒:凍結させたらサンプル取れないしそれは無いな
GM:おっと、失礼。
丹藤 露寒:やるならワクチン打って、の方か
丹藤 露寒:む?
GM:RBを無力化・処分させれば、その末端である病原菌は急速に力を失います。凍結までの間に遺体からサンプルを採取することもできるでしょう
煌 アリカ:行ける…!のか?
丹藤 露寒:なら確実なのはそちらであるな
水落 早苗:………
GM:さて、演出といきましょう。選択肢の提示はそちらでやります

GM:───
N市 セーフハウス
───

GM:よく言えば落ち着いた、悪く言えば閑古鳥のなく喫茶店。UGNがセーフハウスとして用いる拠点の1つ。
GM:天染橙子のいるソレとは別の拠点に、あなた達は集められた。
UGN職員:「悪いわね。わざわざこっちに来てもらって。あの子の前では話しづらい内容だから」
水落 早苗:「大丈夫さ、俺はどんなおにーさんおねーさん相手でも手間は惜しまないよ」
煌 アリカ:「お疲れ様です。それで、話しづらい内容というのは……」
UGN職員:「……あの子の両親が、つい先程。息を引き取ったわ」
水落 早苗:「……そうですか」
UGN職員:「申し訳ないけど、遺体のほうも調べさせてもらったわ。それで、あまりおもしろくないことがわかってね」
UGN職員:「あの子の両親。この病気に感染している時点で気づいているでしょうが、オーヴァードよ。けど、ただのオーヴァードじゃない」
煌 アリカ:「……っ」胸をぎゅっと抑えながら。「……特別な、力を持ったオーヴァードだった……とでも?」
UGN職員:「旧日本軍、生物化学研究チーム。その残党……正確にはその子孫ね。かなり傾倒していたようだけど」
水落 早苗:「…旧、日本軍?」
UGN職員:「おそらく、例のRBの復活にも関与しているでしょう。……此処から先については、貴方がたのほうで調べがついていると思うのだけど?」
「優しい外部協力者のおじさま?」

丹藤 露寒:「ふむ、一通りはな」
丹藤 露寒:「が、この件について話を長引かせるつもりはない。単純に言うならば──」
丹藤 露寒:「元凶は〝天然痘ウィルスそのもの〟のレネゲイドビーイング。旧日本軍が何処からか回収し、兵器としての実用化を目指していた」
丹藤 露寒:「ホワイトハウスや主要軍事基地に天然痘が広がれば、戦争どころではあるまいからな」
丹藤 露寒:「が、愚かな企みは失敗。70年も経過した今になって目を覚ましたという訳だ」
丹藤 露寒:「……このレネゲイドビーイングはウィルスである。単体では増殖すら出来ぬ生物とも言えぬ生物を象ったが故に──」
丹藤 露寒:「これは必ず、宿主を選び、そこから感染を広げる」
水落 早苗:「宿主」
煌 アリカ:思い当たる人物は一人しか居ない。
煌 アリカ:「……天染 橙子。あの少女が、宿主だと」
丹藤 露寒:「左様。言わずとも分かっておろう」
水落 早苗:「……」
丹藤 露寒:「……このレネゲイドビーイングに類似する情報、もっとも信憑性が高いのは近世ヨーロッパの文献であるな。悪魔払い絡みだ」
丹藤 露寒:「〝病毒の悪魔を殺して川へ沈めた〟結果、その村から病が去ったとある。即ち」
丹藤 露寒:「〝宿主を殺して遺体を隔離する〟ことで、生体の中でのみ増殖できるのだろうウィルスの活動停止が見込める」
丹藤 露寒:「……尤も。もはや宿主が必要ないまでに増殖を終えたならば手遅れだ。その時にはこのN市が天然痘の培養施設と化すであろうよ」
丹藤 露寒:「以上。ここまで質問はあるかね、若者よ」
煌 アリカ:「………」挙手!
丹藤 露寒:「イグナイト、発言を許可する」
煌 アリカ:「……天染 橙子が。“天然痘のRB”である事。その病原菌についての対処法は。理解致しました“ペイン”……」
煌 アリカ:と、言いかけた所で職員の方を伺い、慌てて口を噤む。
煌 アリカ:「おじさま。しかし───」
煌 アリカ:「私の任務は。原因究明だけではありません。そのウィルスの特効薬となるワクチン」
煌 アリカ:「……此度の被害者である“天然痘”の感染者を。救う手立ても同様に必須である筈です」
丹藤 露寒:「……ふぅむ」あごひげを撫でながら、視線を虚空へ飛ばす。この男が言葉の間に思考する姿を見せるタイミングは少ない。
丹藤 露寒:「ワクチン──と言おうか、治療薬と言おうか。それならば既にラボで製造が完了しているようであるな」
丹藤 露寒:「資料に目を通した。恐らくは通常の治療薬と言うより、当該レネゲイドビーイング単一個体に対する抗レネゲイド剤というところであろう」
煌 アリカ:「……! そ、それなら……すぐに、投薬を……!」
丹藤 露寒:「〝感染者の身体との結びつきを阻害し切り離す〟という効果……UGNのラボはさすがに優秀であるな」
丹藤 露寒:「だが」
丹藤 露寒:「一人分だそうだ」
水落 早苗:「一つ聞いてもいいかい?Mr丹藤」
丹藤 露寒:「む? なんだね、シリウス・フェザー。やけに落ち着きはらった若者よ」
水落 早苗:「切り離したRBを倒したら、感染者はどうなる?」
丹藤 露寒:「ふむ。100%の断言ではないと前置くが、力を失う可能性は高いだろう」
丹藤 露寒:「意志持つウィルスの群れであるが故に、その頭脳を断てば末端の活動が止まる。あり得る話だ」
丹藤 露寒:「こればかりは通常の感染症に比べて対処がしやすい点であるな」
水落 早苗:「なら、そのワクチンでRBを切り離して討伐すれば、Ms天染も、Ms煌の弟も、助かると」
丹藤 露寒:「さて、どうかな」
丹藤 露寒:初めて、この男は眉間に皺を寄せ、渋面を作った。
丹藤 露寒:「先ほども言ったように、ワクチンは一人分。……最初の患者の確保から今までという、それなりの時間をかけてようやっと一人分である」
丹藤 露寒:「このワクチンの効力は未だ実証されていない。ようやく出来たばかりなのだから、当然であるな」
丹藤 露寒:「即ち」
丹藤 露寒:「本当にこれは治療の効果があるのか?」
丹藤 露寒:「〝株分け〟された末端のウィルスに効力があったとしても、〝本体〟にまで届くほどの力があるか?」
丹藤 露寒:「……そして、もう一つ」
丹藤 露寒:「先に述べたように〝宿主を殺して遺体を凍結・隔離する〟が──現状では最も確実性の高いプランである、と」
丹藤 露寒:「話を総合するに、そういうことであろうよ」
煌 アリカ:「……1人の少女を犠牲に。確実に、大勢を救う道か」
煌 アリカ:「僅かな可能性を信じ、“全員”を救う道か」
丹藤 露寒:「うむ。加えて言うに、長々と迷うておる暇は無い」
水落 早苗:「…俺は」
水落 早苗:「誰かを、しかも女の子を犠牲にして得る平穏は最初から選択肢にないよ」
丹藤 露寒:「シリウス・フェザー。そのエゴは、何百何千もの〝女の子〟を殺すやも知れぬ怖れと引き換えにできるものかね?」
丹藤 露寒:「イグナイト。君にも問うておこうか」
煌 アリカ:「私は。……わたし、は」
丹藤 露寒:「効き目が不確かなワクチンと言えど。末端の病原体に用いるなら、本体に用いるよりは効力を発揮する可能性は高かろう」
丹藤 露寒:「今無事であるものが、10分後に無事でいる保証は無い」
水落 早苗:「できるよ」
煌 アリカ:「……水落、さん?」
丹藤 露寒:「ほう?」
水落 早苗:「目の前で失うかもしれない怖さと、失ってしまった時のもう生きてはいられない、それでも生きなければいけないという生きる煉獄に落ちること」
水落 早苗:「天秤にかけるなら、まだ恐怖のほうがいい」
丹藤 露寒:「ベットは何千とも知らぬ見知らぬ人間の命だ。そうだとしても、断言できると?」
水落 早苗:「ああ、手を伸ばすチャンスは、そこにあるんだろう?」
煌 アリカ:彼は。自分とそこまで歳は離れていない筈だ。なのに。どうして、こうも断言出来るのだろう。
煌 アリカ:どうして、こうも、眩しく見えるのだろう。
丹藤 露寒:「イグナイト」
煌 アリカ:「……っ」
丹藤 露寒:「余は人死にを好まぬ。命は大事にするべきだと思うのである」
丹藤 露寒:「一つの命を葬ることで将来的に何千何万の命を救えるのならば、それが良いと余は思う」
丹藤 露寒:「これはUGNとて常にしていることであろう」
丹藤 露寒:「そもそもにして我らオーヴァードは、レネゲイドウィルスというものに冒された患者である」
丹藤 露寒:「症状が重篤化すれば理性を失い、欲望の抑えが利かなくなる。そうなった者達を、君達UGNは人間と認めずに処分する」
丹藤 露寒:「一個の人間に対する殺人は、世界の為には許されるのだ」
丹藤 露寒:声は低く、口調は平坦。心は昂ぶっておらず、沈んでもいない。
丹藤 露寒:日頃から考えている、考え続けている事をそのままに舌に乗せて発しているだけだ。
煌 アリカ:「……世界の為。人類の為を思えば」
煌 アリカ:「有無を言わさず。天染 橙子を“処分”。後、サンプルを採取し自体を解決するのが。最も賢く、迅速な方法でしょう」
丹藤 露寒:「で、あろうな」
煌 アリカ:「UGNは。人類の“盾”となるべくして生まれた存在です。勿論、私もその一員です。しかし」
煌 アリカ:「同時に私は。煌条院にその身を捧げると誓った身。天地が逆らったとて、“煌条院”の名に背を向ける行いは致しません」
煌 アリカ:父や母。それに。弟の暖かな顔を思い出す。彼らなら。……きっと。
丹藤 露寒:「で、あるか」
煌 アリカ:「……ワクチンは」
煌 アリカ:「天染 橙子に。一縷の望みを賭けましょう」
丹藤 露寒:「ふぅむ……多数決で2対1か。奇数人で何かを決めるのは便利であるなぁ」
丹藤 露寒:「しかし、理想に燃える若者二人、将来にジャーム殺しとかどう折り合いつけるのか今から余、心配」
水落 早苗:「…それは心配いらないさ」
丹藤 露寒:「既に済ませたかね?」
水落 早苗:そう言った彼の瞳に、星はあっただろうか
水落 早苗:「…いや、想像に任せるよ。俺はバレリーノだ。舞台の上では笑ってないとね」
水落 早苗:墓標は、舞台裏に置いておけばいい
煌 アリカ:「……多数決と言えば、それまでですが。丹藤。本当にいいの?」
丹藤 露寒:「此処でごねて話を引き延ばしても仕方があるまい」
丹藤 露寒:「無為に時間を費やすだけ、病が広がる恐れがある。議論は全てが終わった後でも間に合うのである」
煌 アリカ:「………そう、ね」少々面食らう
丹藤 露寒:「それとも」
丹藤 露寒:「余が信条を曲げたことによる精神的苦痛の代価を、君が払ってくれると言うのかねイグナイト」
煌 アリカ:「……えっ。その」
丹藤 露寒:「……………………」
煌 アリカ:「……幾らくらい、なのかしら?」
水落 早苗:「…ワクチンをMs天染のために使ってくれたその高貴に最大限の敬意を、Ms煌」
丹藤 露寒:「やはり君、詐欺に容易く引っかかってくれる性質であるな」
水落 早苗:「だから、早く行こう?」
煌 アリカ:「……何でよ!」と喚いた所で。
煌 アリカ:「煌条院の者として。当然の行いをした迄です。水落さん。ええ。善は急げ、ね」

GM:───
GM:ミドル2終了! 次はクライマックスだ!
GM:ロイスと購入どうぞ!
煌 アリカ:ウェーイ!
丹藤 露寒:ロイス保留で
水落 早苗:丹藤さんへのロイスを 〇連帯感/脅威に変更で
水落 早苗:今すぐ敵には回らなそうだ
煌 アリカ:救うべき少女 天染 橙子 P同情◯/N恐怖 取得!
丹藤 露寒:んー、購入も良いか。以上で
水落 早苗:購入は…ボディーアーマー狙ってみます
水落 早苗:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[1,4,5]+1 → 6

煌 アリカ:ボーデマ ボデマ高収入~
煌 アリカ:1dx+1>=13
DoubleCross : (1R10+1[10]>=13) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

煌 アリカ:無理です
水落 早苗:財産点8→2にして購入します
煌 アリカ:アッ!財産点!
煌 アリカ:自分も4P使っちゃいます! 4→0でUGNボディーアーマーが買えた!
GM:ボデマはいいぞ……
水落 早苗:自分は以上で
煌 アリカ:装甲8!これで拳銃だろうがクロスボウだろうが怖かねえぜ!勝ったなガハハ!
煌 アリカ:以上です!


GM:───
GM:クライマックス 登場PCは全員です
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:59->69)
煌 アリカ:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 6[6]+43 → 49

丹藤 露寒:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 3[3]+63 → 66


GM:───
UGN 強化戦闘訓練ルーム
───

GM:大規模エフェクトの使用も想定された、広々とした地下戦闘訓練ルームの一室。天染橙子が既に待っているというそこに、あなた達は集められた。
GM:目的はもちろん、RBの乖離と討伐のため。いざという時のための場所選びとのことだ。
天染橙子:「あ……、……来たんだ。皆」
天染橙子:「……話は、聞いてるよ」
水落 早苗:「…そうかい」
水落 早苗:「君は殺させない。人命とか、命の重みとかそんな理由じゃないけど」
水落 早苗:「『俺がそうしたいから』」
天染橙子:「だけど……ねえ、本当にいいの? あたしが言うのも何なんだけど」その手の中には、透明な液体──ワクチンの入ったアンプル。銃型の注入器にすでにはめ込まれており、いつでも打つことができる。
煌 アリカ:毅然とした目で彼女を見る。
煌 アリカ:「もう、決めましたから。天染さん。貴方こそ……」
煌 アリカ:「覚悟は、宜しいのですか。失敗するかもしれない。死ぬかもしれない。───みんなを。助けることが出来ないかもしれない」
天染橙子:「……ハッキリ言ってね。こわいよ、あたしも」
「ついこの間まで普通の……はもう無理か。とにかく、ただの女子高生だったのに、急に世界の敵になっちゃって」

天染橙子:「……でも。あたしも決めたんだ」
「せめて、こういうときくらいは、ちゃんとがんばってみようって」注入器を、腕に当てる

煌 アリカ:「………!」
天染橙子:「あたし、がんばるから」
天染橙子:「……がんばってね」トリガーを引き、ワクチンを注入する。
GM:変化は、すぐに顕れた。
天染橙子:「ふ、ぐっ……あぁ、あぁぁぁああ!!!」びきびきと、音を立てて彼女の体から結晶体が飛び出し、生み出されていく。さながら、蜘蛛の子が散るかのように。
GM:すぐにそれは宿主を覆い尽くし、追い出されたRBが、黒い濃霧の塊のような姿で視認できるようになる。
“天然痘のRB”:「───!!」
声を発することのできないはずの霧の髑髏が、吠える。それは空気中のレネゲイドを揺らし、あなた達のレネゲイドまでもを震わせる!

GM:衝動判定! 目標値9! ……と同時にEロイス「原初の恐怖」を宣言します!
煌 アリカ:ゲエーッ!
GM:成功失敗に関わらず1D+覚醒値で侵蝕を上げてもらいますぜ
水落 早苗:6dx+1 意志
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,2,5,5,6,8]+1 → 9

丹藤 露寒:7dx+1>=9 衝動判定
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[3,5,8,8,9,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

煌 アリカ:1dx>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 7[7] → 7 → 失敗

水落 早苗:1d10+17
DoubleCross : (1D10+17) → 2[2]+17 → 19

煌 アリカ:1d10+17
DoubleCross : (1D10+17) → 4[4]+17 → 21

丹藤 露寒:66+14+1D10
DoubleCross : (66+14+1D10) → 66+14+6[6] → 86

水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+19した(侵蝕率:69->88)
煌 アリカ:侵食値70!
GM:配置
“天然痘のRB”
10m
PC1,2,3

GM:セットアップ!
煌 アリカ:ありません!
丹藤 露寒:怨念の呪石! 暴走を受けて暴走中は攻撃力+2D10!
水落 早苗:なし!
丹藤 露寒:侵蝕+3!
“天然痘のRB”:セットアップにコンボ:感染圏 《増加生産》+《氷の茨》
“天然痘のRB”:さらにEロイス:唯我独尊を宣言 もう一度セットアップのエフェクトを使用 《レネゲイドキラー》を使用
“天然痘のRB”:エンゲージしたら6d6 エフェクトを使ったら1点ダメージを受けてもらいます
煌 アリカ:6d6!??
“天然痘のRB”:ではイニシアチブ なにかありますか
水落 早苗:無し!
煌 アリカ:なしです!
丹藤 露寒:無し!
“天然痘のRB”:なければ《加速する刻》を使用 マイナー移動でエンゲージ
GM:訂正 エンゲージから離れたら6d6ダメージ
“天然痘のRB”:メジャーでコンボ:感染爆発 《C:ソラリス》+《恐怖の一言》+《ポイズンフォッグ》
“天然痘のRB”:対象はPC全員 命中した場合、全員後方に4m移動してもらいます
“天然痘のRB”:なにもなければ命中判定
煌 アリカ:ないです…
水落 早苗:無し
丹藤 露寒:暴走リア不
“天然痘のRB”:12dx+4@7
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,4,5,6,6,7,10]+10[3,8]+1[1]+4 → 25

煌 アリカ:ミートゥー暴走!
水落 早苗:ドッジ!
水落 早苗:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,5,9]+1 → 10

水落 早苗:無理!
“天然痘のRB”:3d10
DoubleCross : (3D10) → 17[9,3,5] → 17

“天然痘のRB”:まあジャブよ。
水落 早苗:装甲で8弾いて9点受けます
水落 早苗:水落 早苗のHPを-9した(HP:28->19)
煌 アリカ:装甲込みで9ダメ受けます!
丹藤 露寒:装甲3で14点
丹藤 露寒:28-24=14
煌 アリカ:22!
“天然痘のRB”:さて、皆さん。エンゲージから離れましたので。《氷の茨》で6d6点のダメージを受けていただきます
煌 アリカ:アバーッ!
煌 アリカ:22-6d6
DoubleCross : (22-6D6) → 22-21[2,5,4,4,2,4] → 1

煌 アリカ:い……生きてる!
丹藤 露寒:6d10ではないかな
煌 アリカ:マジ???
“天然痘のRB”:SSSCのボステンプレには6d6と……
丹藤 露寒:ダブクロで6面ダイスを使う機会ってあるかな……?
“天然痘のRB”:あー、茨のテキストみるとたしかにD10っぽいので
丹藤 露寒:まぁ今は6d6でやろう
水落 早苗:これは各自振る感じですか?
“天然痘のRB”:でおねがいします
水落 早苗:6d6
DoubleCross : (6D6) → 23[6,4,6,1,1,5] → 23

丹藤 露寒:結局どちらに!
“天然痘のRB”:6d10で振り直してください!
水落 早苗:了解!
丹藤 露寒:14-6d10
DoubleCross : (14-6D10) → 14-33[9,8,1,3,5,7] → -19

煌 アリカ:やってやるよこの野郎!!!!
水落 早苗:6d10
DoubleCross : (6D10) → 35[3,10,3,9,2,8] → 35

煌 アリカ:22-6d10
DoubleCross : (22-6D10) → 22-33[7,7,3,3,9,4] → -11

丹藤 露寒:死亡! リザレクト!
丹藤 露寒:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 10[10]+89 → 99

水落 早苗:水落 早苗のHPを-35した(HP:19->-16)
煌 アリカ:死にましたのでリザレクトします
水落 早苗:リザレクト
煌 アリカ:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 10[10]+70 → 80

水落 早苗:水落 早苗のHPを+3(1d10->3)した(HP:-16->-13)
水落 早苗:HP3で
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+3した(侵蝕率:88->91)
“天然痘のRB”:では演出入ります
“天然痘のRB”:「───!!!」無音の咆哮、慟哭。常に自壊しているかのように、シルエットのあやふやな髑髏が、君たちに襲いかかる。
“天然痘のRB”:物理的な衝撃は、オーヴァードにとって致命傷にはならない。後方に吹き飛ばすだけのそれだが──
“天然痘のRB”:“コレ”がもたらす毒素は、君たちに確実に打ち込まれた。
“天然痘のRB”:結晶化による体組織の損傷から、本来天然痘だけでは持ち得ない臓器壊死まで。瞬時に死をもたらしうるほどの、強力な毒素が。
水落 早苗:体が内側から傷つけられ、腐り落ちるような痛み
水落 早苗:だが、どうってことはない、こんなところで倒れているようじゃ、それこそ彼女に格好がつかない
煌 アリカ:「この程度───っ」衝撃の余波で吹き飛んだ体制を立て直す。が、直ぐに襲いかかる。臓腑への凄まじい痛み。
丹藤 露寒:「……ふむ。頭蓋の内で警告音が鳴り響いておる。消化器系から死に始めておるな」立ったままで一度死に、立ったままでリザレクト。
丹藤 露寒:たたらを踏んで踏みとどまりながら、自分の身体の損傷を冷徹に観察する。
丹藤 露寒:観察──否。体内の〝システム〟が点検する。
“天然痘のRB”:そういえばみなさん《リザレクト》を使いましたね。《レネゲイドキラー》で1点をプレゼントします。
煌 アリカ:ウゲエーッ!
煌 アリカ:HP9点!
水落 早苗:水落 早苗のHPを-1した(HP:3->2)
丹藤 露寒:なるほど、そういえばエフェクトだ
丹藤 露寒:10-1=9
煌 アリカ:あまりの苦痛に今すぐ叫び、のたうち回りたい衝動に駆られる。だというのに。何故、この二人はこうも……
“天然痘のRB”:では行動値順で、連続でこちらの手番。マイナーはなし。メジャーでコンボ:発症侵蝕 《C:ソラリス》+《堕ちる絶望》+《流血の胞子》
“天然痘のRB”:〈意志〉によるリアクション可。命中した場合、「邪毒4」を与え、衝動判定を行わせます。
丹藤 露寒:暴走リア不
水落 早苗:意志リアクションします
煌 アリカ:同じく暴走リア不
“天然痘のRB”:では命中判定
“天然痘のRB”:12dx+4@7
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[2,4,5,5,5,5,5,6,8,8,10,10]+10[3,5,7,8]+10[1,8]+3[3]+4 → 37

水落 早苗:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 8[1,2,3,4,5,7,7,8]+1 → 9

“天然痘のRB”:4d10
DoubleCross : (4D10) → 29[7,6,7,9] → 29

丹藤 露寒:死亡リザレ
丹藤 露寒:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

水落 早苗:水落 早苗のHPを-2した(HP:2->0)
煌 アリカ:ちぬ!
丹藤 露寒:侵蝕102、HP3
水落 早苗:リザレクト
煌 アリカ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

水落 早苗:水落 早苗のHPを+9(1d10->9)した(HP:0->9)
煌 アリカ:HP7の侵食87!
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+9した(侵蝕率:91->100)
丹藤 露寒:to
丹藤 露寒:衝動判定
“天然痘のRB”:エフェクトを使用したので1点プレゼント。命中したので邪毒4と、衝動判定!
水落 早苗:水落 早苗のHPを-1した(HP:9->8)
水落 早苗:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,3,4,6,7,7,10,10]+8[1,8]+1 → 19

煌 アリカ:HP6!
丹藤 露寒:102+2d10 HPは2
DoubleCross : (102+2D10) → 102+10[8,2] → 112

水落 早苗:2d10
DoubleCross : (2D10) → 4[2,2] → 4

煌 アリカ:87+2d10
DoubleCross : (87+2D10) → 87+9[5,4] → 96

水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:100->104)
“天然痘のRB”:演出入ります
“天然痘のRB”:「──! ──!!」猛威は、それだけではない。眠気眼でばらまいた葉先のそれではなく、害意を持った、ウイルスの散布。レネゲイドを無理矢理に高ぶらせ、傷つける猛毒を発するそれ。
“天然痘のRB”:ではお次の方!
水落 早苗:マイナー、「その刃の名はアンナ・カレーニナ」(緑の鞭L2)、コスト2、武器作成
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+2した(侵蝕率:104->106)
水落 早苗:レネゲイドキラーで一点もらいます
水落 早苗:水落 早苗のHPを-1した(HP:8->7)
水落 早苗:メジャー
水落 早苗:「スワン・レイク」(コントロールソート+コンセントレイト:Ne、形なき剣+対抗種)コスト7、ダメージD+2、ドッジD-3、精神代用判定、C価-2、メインプロセス終了時HP-3
水落 早苗:ドッジD-4、C値-3です
水落 早苗:対象は天然痘のRBで
“天然痘のRB”:命中どうぞ! こちら妨害系は所持していません!
水落 早苗:9dx@7+3
DoubleCross : (9R10+3[7]) → 10[2,2,2,4,5,6,9,10,10]+10[3,5,8]+5[5]+3 → 28

“天然痘のRB”:《氷盾》使用してガード!
水落 早苗:5d10+4
DoubleCross : (5D10+4) → 32[8,10,5,8,1]+4 → 36

“天然痘のRB”:グワーッ! だがさすがにまだ死なぬ!
水落 早苗:対抗種の効果とレネゲイドキラーまとめて食らいます
水落 早苗:水落 早苗のHPを-6した(HP:7->1)
水落 早苗:「本当はaudienceの前で着替えるとか行儀悪いことしたくないんだけど、ごめんね!」
水落 早苗:そういい終わった瞬間、服が一瞬で弾け、糸になり、彼の周りに嵐を巻き起こす。
水落 早苗:刹那の後。
水落 早苗:黒い武装に身を包み、嵐の中から弾丸のごとく飛び出して
水落 早苗:手慣れたピルエットの回転を利用し、踊るように切りつける
“天然痘のRB”:「───!!!」髑髏の表面を結晶化して守る、がそれごと斬られてしまう! 苦痛の悲鳴をあげるかのように髑髏の口が大きく開き、シルエットがブレる。
水落 早苗:「捕らえた」
水落 早苗:アームカバーのような形にしていた武装が糸の形に解ける
水落 早苗:それらの糸は服の主を貫きながらもミサイルのごとく飛び出し、
水落 早苗:ウイルスの塊を、貫いた
“天然痘のRB”:「!!!!」明確に姿が揺らぐ。不安定なその形をさらに崩しながら、音もなく吠えた。
“天然痘のRB”:次は丹藤さん!
丹藤 露寒:おうさ
丹藤 露寒:ふむ、マイナーは戦闘移動。後方へ13m移動
丹藤 露寒:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》+《アタックプログラム》 侵蝕+8
丹藤 露寒:対象はRB!
“天然痘のRB”:命中どうぞ!
丹藤 露寒:11dx7+25
DoubleCross : (11R10+25[7]) → 10[1,2,4,4,4,4,7,8,9,9,10]+10[1,2,3,4,7]+1[1]+25 → 46

“天然痘のRB”:《氷盾》使用してガード! ダメージどうぞ!
丹藤 露寒:11+3d10+5d10 ガードその他有効
DoubleCross : (11+3D10+5D10) → 11+16[3,6,7]+21[4,5,3,4,5] → 48

“天然痘のRB”:ガード値を引いて……グワーッ! 死亡! だがレネゲイドキラーの切れ味は受けてもらう!
丹藤 露寒:レネゲイドキラーと侵蝕増加で、HP1の侵蝕120
“天然痘のRB”:そしてエフェクト宣言! Dロイス:古代種で獲得した《イモータルライフ》を使用!
“天然痘のRB”:戦闘不能から回復しHP+2d10します
“天然痘のRB”:2d10
DoubleCross : (2D10) → 14[8,6] → 14

“天然痘のRB”:演出どうぞ
丹藤 露寒:deha
丹藤 露寒:天然痘のRB 有為/○不快感でロイスを取得しつつ
丹藤 露寒:「──なんだ。物理攻撃が通るのであるな。心配するだけ損をした」
丹藤 露寒:一手待ち、観察した。自分の戦力は十全に作用すると確信を抱いた。
丹藤 露寒:機械部品に代替された身体が一斉に駆動を始める。
丹藤 露寒:後方へ跳躍して間合いを開け、脚部アンカー展開。足を床に固定し、反動の備えとする。
丹藤 露寒:右腕を掲げて霧の如き敵を指差し、
丹藤 露寒:「貴様は世に、そして余に無用の存在である」
丹藤 露寒:「加えて言うにへし折って楽しむ指すらない。全く無価値の存在である」
丹藤 露寒:「故に言うことは一つだ」
丹藤 露寒:「死ね」
丹藤 露寒:ぎゃっ──と、異音が鳴る。
丹藤 露寒:指先より射出されるは鋼の弾丸──否、鋼棒。指より一回り小さい程度のそれが、矢継ぎ早に幾つも幾つも、
丹藤 露寒:ライフル弾をも上回る超音速にて無数に叩き込まれる質量兵器。
丹藤 露寒:数十gの金属塊を超音速で放つその殺傷力は、一撃一撃、対物ライフルにも匹敵しよう。
“天然痘のRB”:「───!!! ……!!」さながら鋼鉄の嵐。毒素を蓄え、屈強なオーヴァードすら殺しうるとはいっても、所詮はウイルス群。嵐の前に踏ん張る足すら持ってはいない。
“天然痘のRB”:その髑髏の大部分が霧散し、消滅する。
おそらく核であろう、結晶体を有する人間大の髑髏が、逃げ場を求めて、しかして見つからずに静かに旋回している。

“天然痘のRB”:演出以上! さあアリカさん決めてください!
煌 アリカ:参ります
煌 アリカ:マイナーで戦闘移動、エンゲージ
煌 アリカ:メジャー コンボ:煌流柔術・奥義 <コンセントレイト:ブラックドッグ><アームズリンク><ライトニングリンク><死神の手>
“天然痘のRB”:命中どうぞ!
煌 アリカ:11dx7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[2,3,3,3,5,6,7,8,9,10,10]+10[1,3,4,5,10]+1[1]+3 → 24

“天然痘のRB”:《氷盾》でガード! ダメージどうぞ!
煌 アリカ:3d10+37
DoubleCross : (3D10+37) → 22[6,9,7]+37 → 59

煌 アリカ:喰らいな!
“天然痘のRB”:グワーッ! 余裕を持って死亡! 復活はありません!
煌 アリカ:演出入ります!
煌 アリカ:丹藤露寒の雨の様な射撃に紛れて。アリカは駆け出していた。
煌 アリカ:一歩、また一歩。踏み出すごとに大地が、その脚が。ばちり、ばちりと紫電で唸る。
煌 アリカ:そして。人間大の髑髏の眼の前に。煌めく金色の髪が現れ、消える。───否
煌 アリカ:その頭上。宙を舞ったアリカが放ったのは。
煌 アリカ:「水落さん。───お借りしますわ」
煌 アリカ:その手に握るは、彼が生み出した。勝利への布石。蒼きバレリーノがウイルスを貫いた糸。
煌 アリカ:その強靭な糸がぐるりと、RBを絡み取った。
“天然痘のRB”:「──! ─! ─!」やめろ、はなせ。そう叫ぶかのように動き回る髑髏。しかしその糸からは逃れられずに、惨めにも
煌 アリカ:「返せ。全てを」
煌 アリカ:「そして、還りなさい。元いた場所に───!」
煌 アリカ:脳内のリミッターを。その見に宿る雷神(ブラックドッグ)の電気信号で無理矢理に外す。
煌 アリカ:キュマイラに匹敵する程の膂力で。髑髏を思い切り──絞め潰した。
“天然痘のRB”:「──! ────!!!!」ピシ、ピシと少しづつヒビが入る。そして、最後にはあっさりと。甲高い音を立て、髑髏が砕け散る。
“天然痘のRB”:あなた達を蝕んでいた毒素が、結晶が。そして元宿主を覆い尽くしていた結晶も、砂のように朽ちて崩れていく。
“天然痘のRB”:それは、おそらく。この部屋の外でも同じ事が起きているだろう。

GM:戦闘終了です!
水落 早苗:おつかれさまでした!!
丹藤 露寒:お疲れ様でしたー
水落 早苗:そしてメインプロセス分の侵蝕を上げ忘れたので今あげておきます…
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を+7した(侵蝕率:106→113)
煌 アリカ:おつかれさまです!
GM:おつかれさまでした!! さあバックトラックの時間だ!
煌 アリカ:あ、ライトニングリンクとレネゲイドキラーでちょうど
煌 アリカ:死んでた…
煌 アリカ:リザレクします…
GM:はーい
煌 アリカ:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 9[9]+96 → 105

煌 アリカ:おkです!
GM:今回のEロイスは「唯我独尊」「原初の恐怖」の2つ! 振る方はどうぞ!
丹藤 露寒:振ろう
丹藤 露寒:120-2d10
DoubleCross : (120-2D10) → 120-7[4,3] → 113

水落 早苗:振ります
水落 早苗:113-2d10
DoubleCross : (113-2D10) → 113-14[5,9] → 99

煌 アリカ:ふるふるー!
煌 アリカ:105-2d10
DoubleCross : (105-2D10) → 105-15[8,7] → 90

丹藤 露寒:そして1倍振り
丹藤 露寒:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-29[10,10,4,4,1] → 84

丹藤 露寒:5点
水落 早苗:等倍!
水落 早苗:99-5d10
DoubleCross : (99-5D10) → 99-25[5,7,8,4,1] → 74

煌 アリカ:toubai!
煌 アリカ:90-5d10
DoubleCross : (90-5D10) → 90-21[4,2,10,2,3] → 69

水落 早苗:5点拝領します
水落 早苗:水落 早苗の侵蝕率を-39した(侵蝕率:113->74)
GM:では、経験点はいつもの5点に、シナリオ分の5点。そこにEロイスの2つ分と、Dロイス:古代種の1で、合計13+侵蝕分をどうぞ!
煌 アリカ:ヤッターッ!
丹藤 露寒:いただきまして18点
水落 早苗:計18点いただきます、ありがとうございます!!
煌 アリカ:18点嬉しい!
丹藤 露寒:おっとアリカさんたぶんちゃう
GM:ではGMも18点いただきまして!
GM:エンディングだぁ!
丹藤 露寒:51~70は……4点だ……!
煌 アリカ:今ルルブみておや?ってなってた…
GM:oh
煌 アリカ:19じゃい!
煌 アリカ:ちがう!
GM:www
煌 アリカ:17!
GM:だいたい18点もらいまして、改めてエンディングをば

GM:───
GM:ED1 合同兼PC3 「病の影晴れて」
GM:───
バー 『リトル・エクスター』
───

GM:あなたたちは、病魔を無事に打倒した。職員経由で、あるいはセルメンバー経由で、N市中の患者が快復に向かっている報告が来ていることだろう
GM:無論、犠牲は少なくない。だが、あなたたちはたしかに無数の命を救ったのだ。
GM:事後処理に追われつつも、あなた達は最初に集まったこの場所に集まっていた。
UGN職員:「当初の予想通り、大本のRBが無力化されたことで、末端の病原菌は活動を停止」
UGN職員:「おおよその患者は、快復に向かっているとのことよ。もちろん、全員が助かったわけではないのだけど」
丹藤 露寒:「然様であるか」
煌 アリカ:全員が助かったわけではない。その一言で血の気が引く。
丹藤 露寒:「なれば、祝賀会という気分でもあるまいな」
煌 アリカ:「……想汰様は! 煌条院 想汰の容態は……?」
UGN職員:「ふふ……気持ちはわかるけど、焦らないで、大丈夫よ」
UGN職員:「彼も無事よ。じきに意識も回復すると思うわ」
煌 アリカ:「………あ、あ」
煌 アリカ:力が抜けたようにその場に座り込む。良かった。本当に。
UGN職員:「……さて、おじさま。もとい《ペインメーカー》。今回の事態に関しての協力、感謝するわ」アリカの肩をぽんぽんと叩いてやってから、丹藤に
丹藤 露寒:「ああ」短く応じて、グラスの酒を煽る。
丹藤 露寒:「愉快ではない決着であったがな」
水落 早苗:「不満?全員が助かったわけではないことが?」
丹藤 露寒:「無論。此度の死は全くの無為無益。不満が残らぬ筈もあるまい」
丹藤 露寒:「プランナーの目狐めが。あれが早々に標的の正体なり口にしておれば、調査の手間も省けたものを……」
丹藤 露寒:グラスの氷を口の中に移し、噛み潰す、
煌 アリカ:安堵した後。ムスッとした顔でガリガリと氷を噛み砕いている男と。姿勢正しくグラスを傾けている少年を見て。
丹藤 露寒:「……既にして手遅れから始まり、まぁ、それなりに良い結末にはなった。そう妥協する他にあるまいよ」
水落 早苗:何かを言いかけようとしたが、止める
水落 早苗:死を厭うほどに優しさのある人だ。少なくとも俺にはそう見える。
水落 早苗:なれば、美辞麗句は蛇足だろう
煌 アリカ:「……大切な人を。失ったことはある?」
煌 アリカ:ぽつりと言葉を漏らす。
丹藤 露寒:「それは、余に問うておるのかね」
丹藤 露寒:「それとも、そちらの少年か」
煌 アリカ:無言で二人を交互に見つめる。
水落 早苗:「…ダンサーは、舞台裏を見せないものだよ」
水落 早苗:そう、困ったように笑って
丹藤 露寒:「先に問おう、煌 アリカ。その問いの意図は、なんであるか」
丹藤 露寒:空になったグラスを、カウンターの向こうへと投げ捨てながら。
煌 アリカ:「……私は。まだ“無い”の」
煌 アリカ:「今回は、薄氷だったけれど。それでも、想汰様は生きていた。───けど」
煌 アリカ:「失うかもしれない。二度と会えなくなってしまうかもしれない。その恐怖だけでも、身が竦む思いに私は包まれた」
煌 アリカ:「私は、喪失が。こわい」
丹藤 露寒:「だから、何故我らは喪失を怖れぬ──ように見えるのか」
丹藤 露寒:「そう問うている、と?」
煌 アリカ:「……あなた達は。震えている私とは、最初から違ったから。何となく、気になったから……それだけ」
丹藤 露寒:カウンター向こう、割れたグラスを片付けているバーテンダーへ、
丹藤 露寒:「ボウモアを寄越せ。瓶ごとだ」
丹藤 露寒:バーテンダーは粛々と応じ、350ml入りの小瓶が丹藤の手に渡る。
丹藤 露寒:それに直接口付け、喉を一度鳴らした後に──
丹藤 露寒:「人間の人格とは、他者との関係性の中に成り立つという」
丹藤 露寒:「ならば喪失とは即ち、関係性を断たれること」
丹藤 露寒:「一つ断たれる度に己の人格は削り落とされていくが──困ったことに、人間はな」
丹藤 露寒:「どれだけ泣こうが喚こうが、腹が減れば飯を喰わねばならぬし、眠ければ眠らねばならんのだ」
丹藤 露寒:「喪失の度に、死んだ人間ごと自分の一部が葬られる。それでも我らは生きねばならぬ」
丹藤 露寒:「生きている間に傷は塞がろう。だがそれは、喪失を取り戻すという意味ではない」
丹藤 露寒:「深い切り傷が痕を残すように、喪失は常に、人格に轍を刻みながら過ぎていく」
丹藤 露寒:「喪失を怖れぬ? 余について言うならば、違うな」
丹藤 露寒:「喪失を怖れる機能など、とうの昔に死んでおるのだよ」
煌 アリカ:「………」グラスを呷る彼をじっと見る。
丹藤 露寒:「感情は鈍麻する。失う数が多ければ多いほどにな」
丹藤 露寒:「〝大切なもの〟の範疇を広げれば広げる程、喪失の機会も当然だが多くなる」
丹藤 露寒:「〝本当なら全員救えるかも知れなかったのに自分のせいで──!〟」
丹藤 露寒:「……などと思い始めると、ジャーム一直線であるな」
丹藤 露寒:「イグナイト、改めて答えよう」
丹藤 露寒:「守るものが少ないならば、勝つのは容易い。失う事も少ないのだ」
丹藤 露寒:「守るものを増やしたならば、それだけ勝ちは遠ざかる。喪失は日常となり──」
丹藤 露寒:「いつか、慣れる」
丹藤 露寒:「そこな少年と君の違いは、肩に取り憑く亡霊の重さの差異だ」
水落 早苗:…また何かを言おうとしたが、口を噤み、グラスの水を傾け、顔をそむける
煌 アリカ:「取り付く……亡霊?」きょとんとした顔で早苗に目線を向ける
水落 早苗:「俺は何も言わないよ、舞台に上がる者だからね」
水落 早苗:「楽屋の事情を持ち込むなんて、2流もいいとこさ」
水落 早苗:ああ、俺は今、笑えているだろうか
煌 アリカ:言わずとも理解する。彼もやはり。乗り越えてきた者なのだと。
煌 アリカ:そして。この、喪失はいつか慣れると語った、そんな男の心は。
煌 アリカ:一体、どれだけの傷と痕で。塗り固められて来たのだろう。
煌 アリカ:身体の節々の多くを代替された機械部品で補っているその姿は。もしかすると。
丹藤 露寒:「余が酔わぬうちに帰るがいい、UGN」
煌 アリカ:「……いえ。やめておきます。ご忠告、痛み入りました。“ペインメーカー”」
丹藤 露寒:「女が苦痛に泣き叫ぶ声は──余にとっては慰めである」
水落 早苗:「ええ、行こうMs煌。エスコートするよ」
煌 アリカ:「水落さんも。下らない質問を投げかけてしまい、申し訳ございませんでした」
水落 早苗:「気にはしないさ、俺もまだまだだね」
煌 アリカ:「(やはり嫌いです……!この男!)」
水落 早苗:「(……はあ)」
煌 アリカ:「ありがとうございます!参りましょう!水落さん!」
水落 早苗:「(……今度彼と会うときまでには、修業は必須だな)」
煌 アリカ:荒々しくお辞儀をして勢いよくドアを開ける!ガランガラン!!
丹藤 露寒:「……ふん」
丹藤 露寒:ドアが閉じる音を聞いてから、手に持つ瓶をまた傾ける。スコッチにしてはやけに濃い煙の味。
丹藤 露寒:さして好きな味でもない。グラス数杯分も飲み込んで、この瓶もまた、カウンターの向こうに投げ捨てた。
丹藤 露寒:「不味い酒だ」
丹藤 露寒:「美味い酒を飲んだ記憶も、既に遠いが」
GM:───


GM:ED2 PC2 「煌きの在り処」
GM:あなたの弟が、目を覚ました。
GM:その一報を聞いて、あなたは第四支部に駆けつけた。疾走するあなたに向けられる驚くような視線にも構わずに。
GM:厳重にロックされていた隔離室の扉は、あなたが扉の前に立つだけで開かれる。
GM:その向こう。未だベッドの上にはいるものの、上体を起こし、健康的な血色を取り戻したあなたの弟、煌条院 想汰があなたを迎える。
煌条院 想汰:「っ? ……ぁ」
煌条院 想汰:「……お姉様……?」
煌 アリカ:ベッドから身を起きあげた想汰を一目見た瞬間。ぐっと駆け寄りたい衝動に駆られる。が。
煌 アリカ:それを必死で堪え、つかつかと表情を押し殺し、彼の元に歩いていく。
煌 アリカ:「……ご無事で何よりです、想汰様。それと」
煌 アリカ:「何度も、申し上げているでしょう。私は、煌条院とは血の繋がらない身。“煌条院”の次代継承者が。私のような下賤な身を、姉と呼ぶのは……」
煌 アリカ:声が、震える。こんな事を言いたい訳では無かったのに。
煌条院 想汰:「お姉様……」
煌条院 想汰:一度目を伏せてから、ふっと微笑みかけて、言葉を継ぐ。
煌条院 想汰:「……お姉様。ここは、煌条院の屋敷ではありませんよ」
煌 アリカ:「………けど」
煌条院 想汰:「UGNの方からお聞きしました。僕の病気のために、危ない橋を渡ってくれたそうですね」
煌条院 想汰:「……そんな人を、どうして姉と慕うことを躊躇う必要があるのですか?」
煌 アリカ:「煌条院に尽力すると誓った身です。これくらい、わ、私は……」
煌 アリカ:とうとう、耐えきれなくなり、頬に、熱い何かが流れ落ちる。
煌 アリカ:「……想汰」
煌条院 想汰:「……はい、姉さん」
煌 アリカ:「─────う、うう。ああああああ……!」
煌条院 想汰:「……ありがとう、姉さん」
煌 アリカ:ひと目も憚らず。子供のように泣き崩れ、弟を抱きしめる。
煌 アリカ:もう放さないよう、ぎゅっと。しかし、壊れ物を扱うかの様に優しく。
煌条院 想汰:そっとその体を抱き返す。自らも涙ぐみながらも、その背中を優しくなでて。
煌 アリカ:申し訳ございません。お父様。お母様。人類と。煌条院の盾として道を決めた私が。この様に無様な格好を。
煌 アリカ:でも、今だけは。
煌 アリカ:────自分の在り処を守ることが出来た、この喜びに。浸らせては頂けないでしょうか。
GM:───


GM:ED3 PC1 「Wake up Pale Rider」

GM:UGN提携病院 個室
GM:天然痘のRBを倒した後、天染橙子はすぐにこの病院に入院することになった。
GM:無数の検査と治療の日々を終え、今日。彼女は退院日を迎えた。
GM:あなたはお見舞いと、そのお祝いを兼ねてこの場所に来ている。
水落 早苗:「Hello、Ms天染、具合はどうだい?」
水落 早苗:そういった彼の手元には、ガーベラとカーネーション、オレンジの花が入った籠がある
天染橙子:「あ、早苗くん。もう、大丈夫だって。入院なんてしたことなかったけど、結構退屈なんだよ?」
水落 早苗:「それはよかった、はいこれ」
水落 早苗:そのまま、持っていた籠を渡す
水落 早苗:「お見舞いのつもりだったけど、今は退院祝いってことで」
天染橙子:「ありがとう! ああ、そうだ早苗くん。そのー……」かごを受け取り、ベッドに座る膝の上に置いてから
水落 早苗:「?」
天染橙子:「……驚かないでね? その、あたしの今後に関わる話なんだけど」
水落 早苗:「ああ、聞こうか」
天染橙子:「まず、見て欲しいものがあるんだ」
天染橙子:「……おいで、『テンネ』」ふわりと手を開き、指先を虚空に突き出す。その先に、見覚えのある靄がかかる。
水落 早苗:「…これは?」
天染橙子:靄は凝集し、親指の爪ほどの大きさの髑髏になる。たしかに砕いたはずのそれが、彼女の周りをゆっくりと飛び回る
水落 早苗:…検査を受けて、彼女がちゃんと出てこれたのなら、危険性は薄いと判断されたのだろう
天染橙子:「天然痘のRB,その残滓……『瘢痕』だってさ」
水落 早苗:「瘢痕…」
GM:大部分の力は、たしかにあの時に砕かれた。もはやそれに、オーヴァードを殺す病原菌を自在に散布する能力は残っていない。
GM:こうして、宿主に呼ばれなければ姿を表すことさえできない残滓。
天染橙子:「……ワクチンを定期的に摂取して、最低限のコントロールを学べば、いずれは消えてなくなるって言われたんだけどさ」
天染橙子:「それで、いいのかな。あたし」
水落 早苗:「というと?」
天染橙子:「なんというか、うーん……このまま知らない顔で、日常に帰っていいのかなってさ」
天染橙子:「……いまのあたし。テンネ……あぁ、『はんこん』じゃ味気ないから、あたしがそう名前をつけたんだけど」
天染橙子:「この子を殺すんじゃなくて、もっとうまく使えば──傷つけた人たちのこと、こんどはあたしが守れるんじゃないかなって」
水落 早苗:「…それは」
水落 早苗:確かに力をうまく使えば、大事な人を守ることも可能だろう
水落 早苗:だけど、守れなかったとき、手が届かなかったとき
水落 早苗:その傷に、煉獄を歩くことに、彼女は耐えられるのだろうか
天染橙子:「……早苗?」
水落 早苗:「…oh、すまない。俺としたことが呆けていたみたいだ」」
天染橙子:「もう……女の子が話してるのに、ぼーっとしちゃだめだよ?」冗談めいて笑いつつ
水落 早苗:「本当、返す言葉もないよ」
天染橙子:「ふふ……えっと、それで。話なんだけど」
水落 早苗:「…力があれば、確かに誰かを助けたり、守ったりすることもできる」
水落 早苗:「でも、それだけでは届かくて、どうしようもないことだって世界にはたくさんあるんだ」
水落 早苗:「失うこと、届かなかった後悔、それらを背負うことを承知で、君はその力を使える?」
水落 早苗:ごまかせないし、ごまかさない
水落 早苗:だまして泣かせるなんて、絶対に嫌だったから
天染橙子:「……もう、聞いてるかな。早苗くん」俯いたままで
天染橙子:「あたしのパパとママ。あの病気で、死んじゃったって」ぎゅっと、シーツを強く握りしめる
水落 早苗:「…ああ」
水落 早苗:「君に両親も助けると言った手前、俺の手が届かなかったことには何も返せない」
天染橙子:「なにも、できなかった……自分に降ってきた物にかまってばっかりで……」
水落 早苗:「…」
天染橙子:「早苗くんは、わるくないよ。あたしは……あたしが」ぽつ、ぽつ。シーツに、小さなシミが増えていく
水落 早苗:ぎゅっと、手を握る
水落 早苗:「自分のせいにするのは、苦しくなる一方だよ」
天染橙子:「……ありがとう、早苗くん」
天染橙子:「……えっと、その」
天染橙子:深呼吸を1つ
天染橙子:「あたし、やっぱりやりたい」
水落 早苗:「…本当に?」
天染橙子:「うん。決めた」
水落 早苗:「…」
水落 早苗:少しだけ目を閉じて、また開けて
水落 早苗:「なら、今日は君のその決意も、言祝がせてほしいかな」
水落 早苗:にっこりと、空に輝く星のような笑顔で笑う
天染橙子:「ありがとう。……でー、ここからはちょっと、蛇足と言うか、なんというか」その笑顔をみて、すこしだけ顔を赤くしながら
水落 早苗:「なんでも言っておくれ、なんでも聞くよ」
天染橙子:「決めた……なんていっても、さ。どこかで心が折れちゃったり、嫌になったりしちゃうかもだし、さ」指先同士を突き合わせるようにしながら
天染橙子:「……だから」深呼吸を1つ。
天染橙子:「……あたしと、一緒に。がんばってくれませんか?」
水落 早苗:「俺はさ、みんなのスターでいたいからさ、全部を賭して愛するなんてことはできない」
水落 早苗:「でも」
水落 早苗:「君の決意に敬意を表して、特等席を開けておくよ」
水落 早苗:「…誠意がないって、怒るかな?」
天染橙子:「────っ!」
天染橙子:「まったくもう……早苗くんはひどいなぁ」
天染橙子:「……いっそこっぴどくフラれたら、外聞もなく大泣きしてやろうとおもったのに」
天染橙子:「そんなんじゃ、怒るのも泣くのもできないじゃん」
天染橙子:「……特等席のチケット。大事にするから」
水落 早苗:「…ああ」
水落 早苗:我ながら、ひどいことを言ったと思っている
水落 早苗:舞台裏の墓標が、消えるわけではないのだけれど
水落 早苗:それでも、彼女の笑顔を見ていると、少しだけ、許されたいと思ってしまいそうになってしまう
水落 早苗:…そんな理由であの返事だなんて、最低もいいところだけど
天染橙子:「ふぅ……言うこと言い切ったら、なんかお腹空いてきちゃった」
水落 早苗:「何か食べたいものはあるかい?祝うって言ったんだ。今日は俺が出すよ」
天染橙子:「んー……じゃあ、おねがい。病院食もまずくはないんだけど、退院したらもっとしっかりしたものが食べたいなって思ってたんだ」
水落 早苗:「OK、任せておくれ。君の希望に合うところ、一緒に探そうか」
天染橙子:「ふふ……デートのおさそい?」からかってみるが、顔が赤い。演技はまだまだのようだ
天染橙子:「…………うぎゃぁ~! やっぱなし! いまのなし! まだあたしには無理!」
水落 早苗:「Hahaha、そうなりたいのなら、ゆっくり進めていけばいいさ」
天染橙子:「やっぱずるいなぁ……早苗くん」
水落 早苗:「ふふ、修業の成果というやつだよ」
天染橙子:「あ、そうだ……そろそろお薬の時間だった」
天染橙子:「ごめんね、早苗くん。先に行ってもらっていい?」
水落 早苗:「ああ、その間にできるだけお店のresearchは済ませておくよ」
天染橙子:「おっけー。楽しみにしてるね」
GM:あなたの背中を見送り、足音が遠くに消える。
GM:ふと、入院着のポケットから何かを取り出す。『天染橙子/ペイルライダー』と記載された、仮のチルドレン身分証。
この段階なら、まだ断ることもできると渡されたソレを、しっかりとポケットの奥に入れた。

天染橙子:「……よし。がんばろう」ぐっ、と小さく気合を入れた

GM:───
GM:タイトル未定病魔セッション改め、DX3rd『Wake up Pale Rider』
GM:終了となります! ありがとうございました、おつかれさまでした!
水落 早苗:お疲れ様でした!!!!
煌 アリカ:おつかれさまでした~~~!!!!