GM:トレーラー

夢があった。
もしも、自分よりも小さな、年端も行かないような子供が戦場に行くことがなくなれば。
もしも、そのための兵器を、自らの手で作ることができれば。

自ら考えて、識別し、オーヴァードと同じように戦う兵器。
そうでなくとも、大人が中に乗り込んで、子供の代わりになれるような。

絵空事と笑うだろうか。
それでも、いままで私はそれを追い続けていた。
そして――みつけたんだ。そのための力《ほうほう》を。

ダブルクロス The 3rd Edition「夢を追わば穴二つ」

GM:さあ初GMセッション。バリクソ緊張している中、どうにか完結させられるのか。
GM:「夢を追わば穴二つ」、はじめていきます!
槇真理:よろしくおねがいします!
水無月悠里:よろしくお願いします!
影山 夏月:よろしくお願いします!
GM:それではまずPC1から。キャラシを提出されてから、自己紹介をお願いします!
水無月悠里:おっす!
水無月悠里https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYraS7rQIM
水無月悠里:水無月悠里! 星辰館高校1年生の第四支部所属エージェントです!
水無月悠里:大人しく引っ込み思案な性格であり、最近チルドレンからエージェントになったばかりなので緊張気味です
水無月悠里:ただ、正義感は強く頑固なところもあり。エージェントとして真っ当な感じでやってたりします
水無月悠里:性能としてはアタッカーとガード両立型!
水無月悠里:エブリシングレディで取得した最強アイテムパワーアシストアーマーをガンガン乗り回していくスタイルです
水無月悠里:この他にも器物使いを生かした器用な立ち回りを得意としています!
水無月悠里:以上! よろしくお願いします!
GM:よろしくおねがいします! 装甲ガードあわせて、クライマックスに38+3Dとかなんなの……?
水無月悠里:ククク
GM:そんな水無月さんのハンドアウトはこちら!

GM:・PC1 水無月 悠里(PL:メガ大仏さん)
UGN関係者/自由
シナリオロイス:“セントラルプロセッサー”立花 律(任意/不安)
あなたは以前から立花律とは交友がある。仕事熱心で、真っ直ぐで、すこしだらしない少女だ。
若くして第四支部装備班チーフを務めることになった、才媛でもある。
あなたは、以前からちょくちょく友人である律の作業場に、使用する多数の武器の整備も兼ねて遊びに来ていた。
今日も足を伸ばそうかとしたところで、あなたは知る。
立花律が、忽然と姿を消したことを。


GM:おともだちがいなくなったので、探しに行ってもらいます!
水無月悠里:友達だからな~! 助けなきゃな~!
GM:がんばって……
GM:さて、お次はPC2! 恥知らず、もとい槇真理ちゃん!
槇真理:はい!
槇真理:大N市のマリキータマンこと槇真理です!
槇真理http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYosC8rQIM
槇真理:恥知らずにも灰色の脳細胞を捨ててイリーガルの特権デリバリーとエンハンサーで速度と打点を両立
槇真理:範囲アタッカーとして手堅く纏まってみました!
槇真理:お得意のミドル爆殺は健在!
槇真理:崩落戦を生き延びた(死んでいる)実力を見せてやる!
槇真理:そんな感じです!
GM:よろしくおねがいします! ほんと、アナタなんなの……?
GM:そんなマキリータマンのハンドアウトがこちら!

GM:・PC2 槇真理(PL:メギド怪文マンさん)
UGN関係者/自由
シナリオロイス:謎の巨人(任意/任意)
あなたはUGNのイリーガルだ。イリーガルではあるが、特殊な経歴から監視付きで任務を命じられることがある。
あなたはその例にもれず、最近近辺で多発する失踪事件についての調査を命じられる。
一般人の巻き添えも少なくないそうだ。
また、現場付近で身長3m以上の巨人を見たという報告もある。あわせて調査するよう求められた。


GM:おうキリキリ調査に行くんですよ!
槇真理:はい!
槇真理:調査とか得意分野です! 減刑目指してがんばるぞ~!
GM:今回のミドルはどれだけ生きられるかな……
GM:さて。トリのPC3は、イケメン執事の影山さん!
影山 夏月:では、少々お時間をいただきます。
影山 夏月https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlt_HuQIM
影山 夏月:影山 夏月(かげやま かづき)と申します。 神代グループ所属の執事です
影山 夏月:第三支部所属エージェント、18歳、男子高校生です
影山 夏月:水嶋ヒロの皮を被った凡人です。最近、気のせいか恐ろしく忙しい気がします
影山 夏月:スペックとしては砂の加護と砂塵霊に頼った白兵型です。オートダイス増加でミドル爆殺に加担していきます。聖剣の効果はフレーバー気味。
影山 夏月:今日は何やら過去の因縁が生えたり、背中に謎の悪寒が奔ったりする気がするな!
影山 夏月:そんな感じでよろしくお願いします!
GM:よろしくおねがいします!
GM:顔の良い執事は良いぞ。そんな影山さんのハンドアウトがこちら!

GM:・PC3 影山夏月 (PL:サムトーさん)
自由/自由
シナリオロイス:“ドクトル”(執着/任意)
あなたはオーヴァードだ。所属は問わないが、UGNに友好的で有ることが望ましい。
あなたは、以前から追っていたFHエージェント“ドクトル”が、大N市の第四支部近辺に出没しているという情報を入手した。
すぐさまあなたは現地のエージェントと合流すべく行動を開始した。
なぜ“ドクトル”を追っているのか、どういった因縁があるかは、ある程度自由に生やして良い。


GM:ラージナンバーみのある、ノープランハンドアウトですが、ちゃんと裏で相談はしてあります。ふふふ
影山 夏月:くっ、何やら無様を晒す予感がする……!
GM:それでは、この3名で。DX3rd 大N市第四支部セッション。『夢を追わば穴二つ』。改めてよろしくおねがいします!
影山 夏月:よろしくおねがいします!
水無月悠里:よろしくお願いします!!
槇真理:よろしくおねがいします!


GM:───
GM:OP1 PC3
GM:シーンインおねがいします
影山 夏月:かしこまりました。シーンイン
Samto:影山 夏月の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:28->31)
GM:2年前 N市某所
GM:キミは通報を受けて、街に飛び出した。FHエージェントが、《ワーディング》とともに数機の自立兵器をつれて街で暴れだしている。
“ドクトル”:「マニピュレータの調整は良好。各機の動機がまだ甘いな。まあそのあたりは改良改良……っと」
GM:人型の、巨人のような風貌をした自立兵器だ。無差別に街で暴れている。それを少し離れた場所で観察しながら、エージェントがタブレットを触っている。
影山 夏月:「……っ!これは……!」
影山 夏月:執事服を纏った少し小柄な少年が、惨状に息を呑む。
謎の巨人:ゆらりと、兵器とは思えないゆったりとした、人間的なうごきで一機が影山のほうを向く。
影山 夏月:街を焼く機械の兵士。目の前には、タブレットを操作する不健康そうな顔をした男。
影山 夏月:「……!」
影山 夏月:こちらを向いた兵器に対し、慌てて懐から剣の柄を抜き払う。
“ドクトル”:「うん? おいどうした。……あぁ。いま来たのか」
影山 夏月:「クッ……おおおぉ!」
影山 夏月:己を鼓舞するように声を上げながら柄に砂の刃を作り上げ、突貫。
影山 夏月:技もなにもない、あまりにも愚直、かつ稚拙な一撃。
“ドクトル”:「生憎だが、私は今実地テストの最中なんだ。水をささないでくれよ、有機物」
謎の巨人:「……」エージェントに刃が届く前に、その刃は、壁のように巨大な剣によって防がれる
影山 夏月:「……!くっ……!」
影山 夏月:押し通そうと渾身の力を込める、……それしかできない。
影山 夏月:「(……親父なら)」
影山 夏月:「(こんな奴、簡単に……!)」
謎の巨人:だが動かない。巨剣越しに、巨人の双眸が少年を見下ろす。
影山 夏月:焦りと恐れが思考を妨げる。 ──視野が狭まり、隙が産まれる。
“ドクトル”:「つまらん。実地テストの足しにもならん」
“ドクトル”:「その剣はなんだ、有機物。全く、だから嫌なのだよUGNは」
“ドクトル”:「もう要らん。やれ」
影山 夏月:「……!うるさっ……なっ」
謎の巨人:「……!」大質量をそのまま押し返し、無理やりかちあげる。
影山 夏月:「ぐ、あっ……!」
謎の巨人:「……」一歩づつ、転がった少年にゆっくりと歩み寄る。肩に担いだ巨剣を振り上げて──
影山 夏月:「……っ!」
謎の巨人:ガァン、と横合いから剣が弾かれる。
影山 夏月:「……え、」
“ドクトル”:「あーあ……運がいいことだ。おい有機物。せっかく拾った悪運だ。せいぜい大事にして、チャンバラからは手を引きたまえ」
“ドクトル”:「いくぞ。テストとしちゃ十分だ」
影山 夏月:「なっ、お前……待、」
影山 夏月:待て、と。止めようとした言葉が詰まる。
謎の巨人:大砲じみた銃器を手にした別の巨人が応戦しながら、ゆったりと下がっていく。
影山 夏月:──止めたところで、今の自分では勝てない。
“ドクトル”:「じゃあな」
影山 夏月:去っていく男の姿を呆然と見送る。 ……何も、出来なかった
影山 夏月:「……っ」
影山 夏月:右手に握った剣の柄に視線を落とし、唇を噛みしめる。
影山 夏月:「畜生……!」
影山 夏月:──完全な、敗北だった。

GM:────
GM:続いてOP2 PC1のOPとなります。OP1では言い忘れましたが、他PCは登場不可
GM:シーンインおねがいします
水無月悠里:おっす!
水無月悠里:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36

GM:このOPは、いわゆるあれです。ヒロインとイチャイチャしてください。OP1とはだいぶ温度差がありますが
GM:────
GM:第四支部 装備班
GM:旧N市のアールラボが独立した支部である第四支部は、装備班にも潤沢な人員と予算が割り振られている。
GM:研究者気質の人間も多く、部屋や設備の増設も少なくない回数行われ、縁のない人間なら迷いかねないその通路を、キミは一切迷わずに歩いている。
水無月悠里:「ふーふふんふふん」鼻歌とともに軽快な足取りで進む
水無月悠里:手元には第十地区に店を構える「スリーウェイ」のケーキ
水無月悠里:差し入れとして一緒に食べようと思ってわざわざ買ってきたのだ
GM:あるきなれたその道の先。『特殊作業室』とネームプレートの貼られた、すこし大きな扉にたどり着く。
水無月悠里:慣れた手つきでその扉を開ける
水無月悠里:「こーんにーちはー。りっちゃんいますかー?」
水無月悠里:ふらふらと見回しながら彼女の作業場へ歩いて行く
支部員:「ああ、こんにちは。チーフなら、いつもの場所だよ。」
水無月悠里:「ありがとうございます! いつもお疲れ様です!」
水無月悠里:笑顔で挨拶。頻繁に通ううちにもう顔なじみだ
GM:いつもの場所、と銘打たれているのは、作業室の中で更にもう一枚扉で隔たれた場所。本来は『集中作業室』という名前があるのだが……
水無月悠里:そして会う支部員達に挨拶しながら進んでいく
GM:この部屋の主のことを知るものは皆、『班長室』と呼ぶ。
水無月悠里:「もーまた籠りっぱなしで」
水無月悠里:ぷすーっと頬を膨らましながら扉を開けて
水無月悠里:「りっちゃーん! 来たよー」
GM:その部屋は、端的に言って、散らかっていた。
仮眠用の折りたたみベッドは、開いたまま半ば物置と化し、上には専門資料に混ざって雑誌が乱雑に置いてある。
床には、おそらく研究開発の失敗作であろう鉄くずが散乱。
ひっくりかえせば、もっといろいろおちているかもしれない。

立花 律:「腐食系の損傷はめんどくさいんだよなぁ~……あ、この装備、ちょっと変な壊れ方してる。調子悪いのかな」
GM:部屋の奥。手前の休憩区画とは異なり、整理の行き届いた区画の中央に陣取り、コンソールに両手を接続しながら、少女が独り言をつぶやいていた。
周りでは、大小様々な装備や機械に対して、無数の機械がアームを伸ばして作業を行っている。
このすべてを、彼女は一人で制御しながら、尚も眠たげな独り言を呟く余裕を持っている。

水無月悠里:「……りっちゃんさー」自然に散らばったモノをよけながら近づいていき
水無月悠里:「ちゃんと片付けはしなさいっていつも言ってるでしょー!!」大声で叫ぶ
立花 律:「うぎゃっ!」
立花 律:「ゆ、ゆりちゃん!? もう、来てたんなら言ってってー。今そっちにいくからさー」
立花 律:一度作業の手をとめて、両手をコンソールから手首ごと切り離す。
立花 律:「あー…………ねぇ。手ぇ取ってー。多分そのへんに転がってるから」
水無月悠里:「はいはい」仕方ないとでも言うように拾って渡す。このやりとりも慣れっこだ
GM:“セントラルプロセッサー”立花律。ブラックドック/モルフェウス/ノイマンのトライブリードのオーヴァードであり、第四支部装備班のチーフ。
──で、ありながら、その実態はこんなものだ

水無月悠里:「今回はどれくらい籠ってたの? ちゃんとご飯食べた?」
立花 律:「よいしょっと……よし。えーっと……携行食が3袋だから、3日?」
水無月悠里:「……もー」地面に散らばったゴミの掃除をしながらため息
立花 律:「最近忙しくってさー。それで、今日は?」
水無月悠里:「今日は『雷火』の駆動系の定期チェックと……」
水無月悠里:持ってきたケーキの箱を持ち上げて見せる
水無月悠里:「ケーキ! 買ってきたから食べよ!」
水無月悠里:嬉しそうに笑ってみせる
立花 律:「やったぁ! スリーウェイのケーキ! ゆりちゃん大好き!」
立花 律:「早く食べよ食べよ! ほらほら!」
水無月悠里:「うん! 今お皿用意するから」
立花 律:「じゃーお茶は私が。座ってて」
立花 律:休憩区画を指で示して。
水無月悠里:「はーい」
水無月悠里:休憩区画のゴミをテキパキ処理して座る。食べ終わったら全体の掃除もしなければ
GM:律が給湯室に消えた後、キミはテーブルの隅、普段とは違う位置に、ノートパソコンが開いたまま放置されていることに気づくだろう
水無月悠里:「もーまた変な場所に放置して」そんなことを言いながらノートパソコンのそばへ寄る
GM:ノートパソコンに写っているのは、おそらく書きかけの報告書。
GM:『レネゲイド圧縮リアクター式、半自律制御式人型──
立花 律:バ タ ン!
立花 律:乱暴にノートパソコンが閉じられる。
水無月悠里:「あっ」
立花 律:「覗き見厳禁~。班外秘のものだってあるんだから」手には、二人分の紅茶(ティーバッグ)
水無月悠里:「あはは……ごめんね、りっちゃん」
立花 律:「いーよ。さ。食べよ食べよ」
水無月悠里:「そうだね。食べよー食べよー」
水無月悠里:少しだけ気になるが、今は意識の外へ追いやる
水無月悠里:彼女のことは信頼している。きっと本当に極秘の内容なのだろう。そう信じると決めた。この時は
GM:いつもの二人。ケーキに舌鼓を打ちながら、他愛のない雑談をして盛り上がったり。
GM:二人でケーキを食べ終え、紅茶を口にし体重の心配をする話をした後、すこしだけ影の落ちた表情で、彼女は切り出した
立花 律:「ねぇ、ゆりちゃん」
水無月悠里:「んーなにー?」
立花 律:「大変だよね、毎日」空になったティーカップを置いて
立花 律:「戦ったり、傷ついたりとか、いやになったことはない?」
水無月悠里:「うーん。それはそういうことも勿論あるけど、どうしたの?」
立花 律:「じゃあさ、もしも。もしもだよ」
立花 律:「オーヴァードのかわりに戦える兵器があったら、どうおもう?」
水無月悠里:「オーヴァードの代わりに? まあ今のオーヴァード相手じゃ戦車とかでも役立たないこともけっこうあるけどさ」
水無月悠里:「……あんまり、良くはないかな。多分、私達の代わりに平気が戦いようになったら、それは戦争になっちゃうもん」
水無月悠里:「私達は殺すだけじゃないから。助けることも仕事だからさ」
立花 律:「銃や戦車じゃなくて! 自分で考えて、戦って、助けてさ!」
水無月悠里:「そっか……」少し考える素振りをして
立花 律:「そんなのがあれば、ゆりちゃんも、普通に学校に行って、普通に成長して。危ないことなんかせずに、“ワルキューレ”じゃなくて、ただの水無月悠里になれるんじゃないかって」
水無月悠里:「まあ、確かにそうだね」
水無月悠里:「だけど、多分そんな都合の良いものは無いからさ。これまでもこれからも」
立花 律:「……無いから、作るんじゃないの。簡単に諦めたくなんかないよ」
立花 律:ぼそりと、溢れるような小声で
水無月悠里:「それに、私はこの仕事が嫌いじゃないよ」
水無月悠里:「……」黙って近寄って
立花 律:「そっか……ごめんねゆりちゃん。変な話し……?」
水無月悠里:「心配してくれてありがとう。だけど大丈夫」
水無月悠里:「“ワルキューレ”は絶対負けないから。『雷火』がある限り、あなたが支えてくれてる限り」
水無月悠里:「私は十分幸せに暮らせているよ」にこりと笑う
立花 律:「つよいなぁ。たしかに『雷火』は私の設計だけど、あんなのよく……」と、ここでふと思い出したような顔を
立花 律:「……ああああ!」
水無月悠里:「……りっちゃん?」
立花 律:「いっけない! 今日中に仕上げなきゃいけないヤツがあるんだった! また支部長に怒られる!!」
と、また両手を適当に放り出してコンソールに向かう。

立花 律:「あ、雷火のほうも一緒にやっておくから! 安心して!」
水無月悠里:「……ほんと、いつもこの調子なんだから」
立花 律:両手を接続し、またアームがせわしなく動き出す。
立花 律:頭にかけていたゴーグルを目にかけなおす。一度こうなった彼女は、なかなか戻ってこないことを貴女は知っている
水無月悠里:「それじゃあ頑張ってねー! ご飯ちゃんと食べなきゃだめだよ! 支部員の人に気をつけて貰うよう言っておくからね!」
立花 律:手の空いたアームが一本。手をふるような無駄な動きをする。
水無月悠里:それを見て呆れたように笑う。そしてそのまま扉を開けて外へ出る
GM:それから、数週間。任務が立て込んでしばらく遊びにいけなかったが、ひさしぶりにキミはまた第四支部の、律の作業部屋に足を伸ばした。
鍵は空いている。これはいつもの。部屋は、散らかっていた。これも、普段どおり。
だが、作業が途中で止まっていた。

GM:そして中央にいるべき立花律の姿が、ない。
水無月悠里:バタン。『スリーウェイ』のケーキを入れた箱が音を立てて落ちる
水無月悠里:「うそ、どうして……?」
GM:部屋を見渡して、貴女は気づく。確かに散らかってはいるが、そこには彼女なりの法則性があった。だが、それが微妙に乱れている。
GM:第三者の関与。あるいは不測の事態。そこに行き着くまでに時間は必要ないだろう。
水無月悠里:「……」判断は早い。すぐに端末を取り出す
GM:そこで突然、キミの端末に一通のメールが届く。
GM:内容は──第四支部近辺における、失踪事件に関する任務について

GM:─────
GM:さあトリだ。頼みましたよPC2.合流も兼ねていますが、最初はPC2のみ登場。他二人は指示します。
槇真理:マジか~!
槇真理:出来る女だからな~!
槇真理:じゃあ登場侵蝕行きます!
槇真理:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+10[10] → 52

GM:この女、PC1とヒロインの話で興奮して……!
GM:───
OP3 第四支部 小会議室

UGN職員:「来ましたか。“ローズマリーゴールド”」
槇真理:「こんにちは~! ご指示通り“イリーガル”のローズマリーゴールド到着しました!」
UGN職員:30代なかばの女性職員。少々不満げな表情をしながら、4脚ある椅子の上座に座り、真理を迎える
UGN職員:「結構。挨拶はできるようね」
槇真理:(挨拶しかできなさそうな面で偉そうな女だなあ)
槇真理:「はい! ありがとうございます!」
UGN職員:「言っておきますが、貴女はイリーガルではありますが、他の方たちのような扱いはされないと思ってください。他の方と違って、貴女の任務拒否権は剥奪が可能なのですから」
槇真理:「いやですねえ。言われずともやりますよぉ」
槇真理:「殺されないだけラッキーくらいに思ってますからぁ」
UGN職員:「結構。では、改めて。貴女をお呼びしたのは、この第四支部近辺で発生している失踪事件についての調査です」
槇真理:(失踪事件、思ったよりも普通の案件ですねえ)
UGN職員:「失踪、といっても、UGNに回ってくる案件です。対象はオーヴァードが主。民間人の巻き添えも少なくありません」
槇真理:「失踪した人間の行き場所、犯人の確保、それに」
槇真理:「確保した後の処分までがお仕事ですか?」
UGN職員:「話が早くて助かるわ」
UGN職員:「もちろん、この任務を貴女一人に任せるわけにはいきません」
槇真理:(まあこの街の人間なら腕利きだろうし、これは良いニュースだなあ)
UGN職員:「監視役も兼ねて、第四支部と第三支部から、エージェントを一人づつ用意しました」
UGN職員:「そろそろ来るはずよ」
槇真理:「それは助かります! 良かった~一人じゃなくて!」
GM:お二人共どうぞ! 登場侵蝕は結構です!
影山 夏月:「失礼します」
影山 夏月:軽くノックをしてから、中に声をかけて入室。
水無月悠里:「しっしつれいします」その後ろからついていく
槇真理:(顔がいい~~~~~~~~~~~~~~~~~!)
槇真理:(顔が良い~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!)
槇真理:「初めまして! UGNイリーガルの槇真理です! よろしくおねがいします!」
UGN職員:「“ワルキューレ”、“アコロン”。この二人が、今回貴女と同行するエージェントです。」
影山 夏月:「はじめまして。 第三支部エージェント、“アコロン”影山夏月と申します」
槇真理:「同年代でホッとしました! がんばりますよ~!」
水無月悠里:「第四支部所属の“ワルキューレ”、水無月悠里です……」
槇真理:(顔がいいなあふたりとも~~~~~!)
水無月悠里:(槇真理……どこかで……)
槇真理:「……あれ」
影山 夏月:「槇真理さんですね。よろしくお願いいたします。未だ至らぬ身ですが、ご容赦を」
槇真理:(同じクラスの子では?)
水無月悠里:「……あの」
水無月悠里:「槇さん……だよね?」
槇真理:「あ、はい! 生執事初めてみました! おねがいします!」
槇真理:「──ッ!」
槇真理:(やっぱり!)
影山 夏月:「……?おや、お知り合いですか?」
槇真理:「同じクラスの……水無月さん?」
影山 夏月:「(生執事って……まあ、よく似たようなことは言われるが)」
水無月悠里:「あっ槇さんだよね、やっぱり」
槇真理:「分かるよ! 今まで中々話せてなかったけどよろしくね!」
水無月悠里:(明るい人だなぁ……。上手くやれるかな……)
水無月悠里:「えっと、その、よろしく……ね?」
槇真理:「うん! よろしく!」
UGN職員:「……話を進めてもいいかしら」
影山 夏月:「ああ、申し訳ありません。……お二人もよろしいですか?」
槇真理:(もしかして待ってたのかこの女、いい人か?)
槇真理:「ええ!」
水無月悠里:「あっはい! すみません!」背筋が伸びる
UGN職員:「交流を深めるのを悪くはいわないけれど、今は説明の最中よ。さて」
槇真理:(おいおいもしかしてマジで良い人じゃん……)
槇真理:(挨拶だけご立派とか思ってごめんね……)
UGN職員:「二人には、予め内容をメールで送っておいたわ。補足は必要かしら」だいたい説明した内容と一緒。
槇真理:「はいはい! 犯人がジャームだった場合は殺すことになるかと思うんですけど、オーヴァードの場合は生け捕りが第一目標で良いですか?」
UGN職員:「ここをどこだと思っているの?」
槇真理:「人々の日常とオーヴァードの人権を守る組織ですね……!」
UGN職員:「FHとは違うのよ。無論、生け捕りが第一目標。難しい場合は、現場判断で処分をしてもらって構わないわ」
UGN職員:「他に質問は?」
槇真理:(や、やっぱり……この人良い人だ~~~~!?)
水無月悠里:「いえ、ありませんが……」
影山 夏月:「私からは特に。かしこまりました、出来得る限りのことは致します」
水無月悠里:「ご報告したいことが」
UGN職員:「結構。……なにかしら。“ワルキューレ”」
影山 夏月:「報告、ですか?」
水無月悠里:「装備班チーフ“セントラルプロセッサー”が今朝から確認されていません」
UGN職員:「確認するわ」数秒、手元のタブレットを触って
UGN職員:「本当のようね。作業が止まっているラインがいくつかある」
UGN職員:「任務に追加要項として、“セントラルプロセッサー”の捜索と奪還を要請します。彼女は装備班の要よ。失敗は許されないわ」
水無月悠里:「……了解しました。任務を拝領します」
水無月悠里:不安そうな顔が浮かぶ
槇真理:(あっ、水無月ちゃんが不安になってる)
槇真理:(うっ、遺産の代償で苦しい……笑顔を……笑顔を見なくては……!)
影山 夏月:「……了解しました。力を尽くします」
UGN職員:「他に質問がないようであれば、私からもう1つだけ。不確定要素についてよ」
UGN職員:「失踪事件が多発するようになってから、現場近辺で、”巨人”が目撃されるようになったそうよ」
影山 夏月:「不確定要素……? 明確な障害ではなく、ですか」
影山 夏月:「“巨人”……時期と出現場所が一致しているなら、なにか関係している可能性はある、か」
UGN職員:「身長少なくとも3m以上。だというのに目撃箇所はバラバラ。あわせて調査して頂戴」
UGN職員:「私からは以上。良い成果を期待しているわ」
槇真理:「はーいっ!」
水無月悠里:「……了解しました。最善を尽くします」
影山 夏月:「失礼、最後にもう一つだけ。その巨人の映像や、交戦記録は残っていますか?」
UGN職員:「あとで資料として送るわ」
影山 夏月:「ありがとうございます。よろしくお願いします」
UGN職員:「では、調査に向かって頂戴」

GM:─────
GM:OP終了!
GM:さあミドルフェイズだ! 爆殺する用意はできているか!(震え声
水無月悠里:イエー!!
影山 夏月:おっと、ロイス取得してもよろしいでしょうか
GM:ああっとそうだったそうだった
影山 夏月:後、既存のロイスの感情を変更してもよろしいでしょうか
槇真理:うおーっ!
GM:ロイスと購入をどうぞ! プレイルームのほうで。後で合成します
GM:あーいや。一斉にやるならこっちでもいいのか
GM:大丈夫ですよ―<感情変更
影山 夏月:ロイス 槇真理 ○P連帯感/N不安
槇真理:伊藤 尚子→好感◯/嫌悪 思ったより良い人だし死なないと良いなあ~
影山 夏月:そしてドクトルに取得した感情を
水無月悠里:ロイス 槇真理 ○連帯感/隔意
影山 夏月:ロイス ドクトル P懐旧/○N無関心 に変更したいです!
GM:了解しました!
影山 夏月:以上で!
水無月悠里:購入判定。エブリシングレディを起動して強化ビジネススーツを取得
槇真理:購入は今回はいいっす!
水無月悠里:更に能力訓練社会を起動して一体化。ボデマチャレンジ
影山 夏月:あ、購入もやっていいのか。じゃあアームドスーツ狙いましょうか
水無月悠里:4dx+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 8[3,3,7,8]+6 → 14

水無月悠里:成功なのでロマリーにパス!
影山 夏月:1DX+4+0@10>=14 調達
DoubleCross : (1R10+4+0[10]>=14) → 10[10]+2[2]+4 → 16 → 成功

槇真理:えっ
GM:やっていいのかわかんないけどやっちまえ精神
槇真理:強化ビジネススーツ貰っても!
影山 夏月:らしく致しました。 自分に装備します
槇真理:使わないよぉ!
影山 夏月:いや、これはボデマですよ
水無月悠里:ボデマの方!!
槇真理:あっ、ボデマ!
槇真理:ボデマ大好きぃ!
槇真理:これに袖通しているとFH裏切ったんだなって思えて好き!
影山 夏月:強化ビジネススーツは購入判定の強化に使われたんですね
槇真理:水無月ちゃん大好き!
水無月悠里:ですね。シーン終わったらスーツは消えます
影山 夏月:なんか酷い事を言っている気がしますが気のせいだろう
水無月悠里:ありがとー!!
GM:恥知らず~
影山 夏月:アームドスーツを装備して行動値6に低下。 私からは以上です
GM:皆さん以上ですか?
槇真理:うっす! 以上!
水無月悠里:以上です
GM:では、改めて

GM:────
GM:ミドルフェイズだー!
影山 夏月:総員爆破準備!
影山 夏月:まずはシーンインでしょうか
槇真理:仕留めるぞ、一撃で!
GM:では皆さんシーンインお願いします
影山 夏月:はい、シーンイン
水無月悠里:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+2[2] → 38

GM:シーンプレイヤーは、侵蝕の一番低い影山さん
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:31->41)
槇真理:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+2[2] → 54

影山 夏月:さて、全員登場完了しました
GM:では、項目!
GM:───────────────
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:裏社会>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:0/8
シーン数:0/6
───────────────

GM:アイテム等の宣言の後、任意の方からどうぞ!
槇真理:それでは参る
水無月悠里:いや
影山 夏月:技能確認しました。私は真理さんの判定に砂の加護を使用します
槇真理:勝ったな
水無月悠里:エブリシングレディ起動。世界制服取得します
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した(侵蝕率:41->44)
水無月悠里:そしてロマリーにパス!
影山 夏月:ダイス+4です、どうぞ
槇真理:マイナーでオリジン:レジェンド、メジャーで生き字引+コンセ
水無月悠里:意志達成値+3よ~!!
槇真理:54→59
GM:どうぞ!
槇真理:10dx8+1+2+1+3 思い出の一品+世界征服+砂の加護込
DoubleCross : (10R10+1+2+1+3[8]) → 10[2,2,3,6,6,7,7,7,8,10]+6[5,6]+7 → 23

槇真理:ん~~~~~~~~~~~!
GM:なにもなければポイントは3点となりますが
槇真理:出目が悪い!
影山 夏月:あら、足りませんか
水無月悠里:惜しい
GM:では、プライズポイントを3点獲得ということで、2ポイントの項目が開示されます
槇真理:済まねえ……
影山 夏月:いえいえ、十分です
水無月悠里:ですです
影山 夏月:あ、一応私も振るだけ振っておきましょう。流石に30は無理でしょうが
影山 夏月:情報収集チームの使用を宣言
影山 夏月:2DX+1+0@10 情報
DoubleCross : (2R10+1+0[10]) → 4[1,4]+1 → 5

影山 夏月:無理でした!
水無月悠里:同じくやるだけやってみます
水無月悠里:能力訓練社会起動。オートで一体化。
水無月悠里:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[4,9,10,10]+8[7,8]+2 → 20

水無月悠里:うおっまわりおった
GM:では、プライズポイントはやはり3点ということで
槇真理:回っておる
影山 夏月:はい、お願いします!
水無月悠里:お願いします!
GM:2点の項目を開示します

GM:プライズ2 “セントラルプロセッサー”立花律について
ブラックドッグ/モルフェウス/ノイマンのトライブリードのオーヴァード。
弱冠17歳にして、第四支部装備班チーフとなった才媛。
戦闘能力は皆無だが、電子機械制御能力に特化したレネゲイドを持つ。本人の高い技術と合わせることで、機械修理に応用できる。
二人の弟と妹を、対オーヴァード戦闘の中で亡くしており、その時から装備研究に熱が入りだした。
失踪の際には、作業室の資料や機材に荒らされた形跡は無い。


GM:既存情報の確認+αですね
水無月悠里:そんな過去が……
槇真理:シーンはどんな感じになりますか!
槇真理:現場検証っすか!
GM:このへんはGM側はノープランとなります
影山 夏月:立花さんの部屋を検証しつつ
影山 夏月:水無月さんから過去を聞く感じでしょうか
GM:なんかこう、いい感じに情報を入手してください。
槇真理:あ、じゃあ情報の上半分をロマゴが言うので
槇真理:下半分水無月さんにお願いします
水無月悠里:了解です!
影山 夏月:私はそれで大丈夫です!
GM:UGN職員(伊藤さん)は自由に使ってくださって結構です

GM:───
槇真理:「弱冠17歳にして、第四支部装備班チーフとなった方……」
槇真理:一行がまずはじめに訪れたのは立花律の作業室。
槇真理:特に荒らされた形跡は無い。
水無月悠里:今朝訪れた時と変わらない。不気味なほどにそのままだ
槇真理:「戦闘能力は皆無だが、電子機械制御能力に特化したレネゲイドを持つ。本人の高い技術と合わせることで、機械修理に応用できる。非常に有望な方ですよねえ」
水無月悠里:「そうなんです。りっちゃ……立花さんは凄い人なんですよ」
影山 夏月:「私も資料は確認しましたが、凄い才媛ですね……」
槇真理:「水無月さんから見て、彼女はどんな方でした?」
槇真理:「過去とか、人格とか……」
水無月悠里:「……ええと、なんというか」
水無月悠里:「凄く優しい人でした。大したことのない私がここまでやってこれたのは彼女のおかげですし、仕事付き合い抜きでも良くしてくれて……」
水無月悠里:そこで何かに気づいたように止まる
影山 夏月:「ご友人だったのですね。……?どうされました?」
水無月悠里:「……彼女は少し前に二人のご家族を亡くされています」
槇真理:「……」
水無月悠里:「対オーヴァード戦闘に巻き込まれる形で……。私が駆けつけた時にはもう治療は不可能なレベルでした」
影山 夏月:「それは……」
槇真理:「……きつい、ね」
水無月悠里:「確か、それから、です。新しい武装案をいくつも出して、寝る間も惜しんで作業室に籠るようになって」
水無月悠里:「表面上は変わらなかったと思っていたんですけど、ついこの前彼女に聞かれたことがあります」
槇真理:「聞かれたこと?」
水無月悠里:「私達が戦わなければならないことで命が失われる現状をどう思うか、兵器でそれを代換え出来るならば命は失われなくなるんじゃって」
影山 夏月:「それは……しかし」
槇真理:「理想ですねえ……」
影山 夏月:「確かに、それをできれば理想だ。ですが……」
槇真理:「言いたくはないが無理ですよね」
水無月悠里:「私もそう思います。だけど、それは嫌なんだと……」
水無月悠里:「……半自律兵器」
影山 夏月:「……? 半、自律?」
水無月悠里:「彼女の計画書をチラリと覗いたことがあります。もしかしたら、りっちゃんは……」
槇真理:「……」
槇真理:(半自律兵器)
水無月悠里:顔が青くなる。嫌な想像が脳裏を巡る
影山 夏月:「その計画のために……ですか」
水無月悠里:「現在確認されているR事案」
槇真理:(戦闘に関わる人員を減らす発明に見えるが、その実は逆だ)
槇真理:(そいつは一人の人間が引き起こせる災禍を拡大する技術にほかならない)
槇真理:(初期対応を誤ると……まずいな、この事案)
水無月悠里:「……その可能性があります。……可能性だと、信じたい、です」
槇真理:「ですね!」
影山 夏月:「水無月さん」
水無月悠里:ポツリポツリと涙がこぼれる
槇真理:「まず信じなきゃ何も始まりません……!」
槇真理:ハンカチを差し出す。
影山 夏月:「立花さんは、優しい方だったのでしょう」
水無月悠里:「……」ハンカチを受け取り涙を拭う。そして握りしめる
影山 夏月:「貴女の話を聞くだけで、私達にもそれは分かる。だから……」
影山 夏月:「信じましょう。そしてもし、彼女が道を誤っていたなら」
影山 夏月:「その時は……“喧嘩”ですかね」
槇真理:(まあもしジャームになっていたとしても)
槇真理:(私が手を汚せばそれでいい)
水無月悠里:「……そう、です、ね」
水無月悠里:「もしりっちゃんが道を踏み外そうとしているなら、私が止めます」
槇真理:(そうしたら、この子の善性くらいは守れるはずだ)
槇真理:「その意気です! 応援しちゃいますよ!」
影山 夏月:「ええ。喧嘩して、叩いて、それから二人でごめんなさいして仲直り、です」
水無月悠里:「うん。ありがとう槇さん、影山さん」
水無月悠里:「ハンカチ、洗って返すね」はにかみながら返す
槇真理:「あはっ、気にしなくていいよぉ」
影山 夏月:「お役に立てたなら良いのですが。……捜索を続けましょうか」
槇真理:「影山さん、ここの空間の記憶ってモルフェウスで読み取れたりした?」
影山 夏月:「得意分野ではありませんが、やっています。 槇さん、情報処理の補助を……」
水無月悠里:涙を拭う。今何をすべきかを考える。今の私はエージェント“ワルキューレ”だ
槇真理:「ふむ……欲望の姫君で受け取った情報の処理はしましたが、ここで読み取れるものは以上みたいですね」
槇真理:「行きましょう! 次の場所へ!」
水無月悠里:「……はい!」りっちゃん。貴女がくれた力で、きっと私が貴女を止めてみせる

GM:───
水無月悠里:ロイス 影山夏月 信頼○/隔意
槇真理:ロイス!
水無月悠里:そして 槇真理へのロイスを 信頼○/不安 に変更したいです!
影山 夏月:ロイス 水無月 悠里  ○P信頼/N不安
槇真理:水無月悠里 友情◯/不安 チルドレンなのに優しい子なんだな……
槇真理:購入はとりあえずブルゲ!
水無月悠里:そして強化素材チャレンジ
影山 夏月:影山 夏月のロイスを5した(ロイス:2->5)
槇真理:2dx>=20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 10[3,10]+10[10]+3[3] → 23 → 成功

影山 夏月:強っ!?
水無月悠里:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 5[1,3,5,5]+4 → 9

槇真理:うそだろ
水無月悠里:強い
GM:つっよ
影山 夏月:ワンチャンブルーゲイル!
影山 夏月:1DX+4+0@10>=20 調達
DoubleCross : (1R10+4+0[10]>=20) → 7[7]+4 → 11 → 失敗

影山 夏月:流石に無理ですねえ
影山 夏月:以上!
水無月悠里:同じく以上!
GM:OK! 真理ちゃんもいいですかね
槇真理:以上です!
>
GM:─────
ミドル、2! シーンプレイヤーは水無月さん! 他は任意!

影山 夏月:シーンインします
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:44->54)
影山 夏月:おっと
水無月悠里:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+8[8] → 46

槇真理:59+1d10 シーンイン!
DoubleCross : (59+1D10) → 59+8[8] → 67

GM:───────────────
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:裏社会>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:3/8
シーン数:2/6
───────────────

槇真理:行くぞ! 我々の武器は!
影山 夏月:友情!砂の加護を槇さんに!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した(侵蝕率:54->57)
水無月悠里:絆! エブリシングレディ起動して世界制服取得からのパス!
槇真理:そして顔カプ!
槇真理:11dx8+1+2+1+3 思い出の一品+世界征服+砂の加護込
DoubleCross : (11R10+1+2+1+3[8]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,6,9,10]+7[3,7]+7 → 24

槇真理:財産点6使用!
GM:ひぇえ~
影山 夏月:突っ込んだ!
水無月悠里:ヒュー!!
槇真理:いっけぇ~!
GM:ではプライズ4点ということで、よろしいですかね
槇真理:侵蝕67→72です
槇真理:はい!
GM:よろしくなくとも上限が4ですが
GM:では、プライズ4点と6点が開示されます

GM:プライズ4 失踪事件について
事件について調べていくうち、被害にあったオーヴァードは、ほとんどがサラマンダーのシンドロームを持っていたことがわかった。
現場にはほとんど戦闘の跡は無く、一方的に拉致されたものと思われる。
どうにか逃げ延びた被害者の証言によると、やはり灰色の巨人が関わっているらしい。


プライズ6 巨人について
灰色の巨人は、アヴェンジャーズセル所属のFHエージェント“ドクトル”の開発した
半自律型生体兵器『レヴァンテイン』であることが判明した。
動力には、サラマンダー因子を濃縮し、高い熱量とエネルギーを生み出す『レネゲイド圧縮リアクター』が用いられている。
“ドクトル”は非常に野心と理想の高い傾向にあり、過去にも数機のレヴァンテインで他市支部を襲撃した経歴がある。
ただし、現在みつかっている機体は、記録にあるものよりもより高度で、有機的な制御がなされている。

GM:4はノープランなので自由に。6の方はGMに腹案がございます
槇真理:では4についてなんかいい感じの喫茶店で情報を纏めつつ
槇真理:6で発生するかも知れない何がしかの襲撃を待ち受ける……?
影山 夏月:私はそんな感じで大丈夫と思いますが
水無月悠里:同じくOKです~
影山 夏月:では喫茶店からで?
槇真理:それで!
GM:同様に職員さんはフリー素材です。シンドロームとかも決まってませんので
GM:なんなら撒き餌にしていただいても構いません。

GM:───
槇真理:「かなり良いところまで狙いが絞れてきましたね……」
槇真理:「サラマンダーのオーヴァードを狙っている訳ですから、待ち伏せして迎え撃つこともできます……!」
槇真理:コーヒーをごくごくと美味しそうに飲んで満足気に頷く。
槇真理:とある地区の瀟洒な喫茶店に一行は移動していた。
水無月悠里:「そうだね。狙いが絞れているのはこちらとしても嬉しい」
水無月悠里:「それにしてもサラマンダーだけ集中的に……」
影山 夏月:「なにか意図があるのでしょうね。現時点では推測しかできませんが……」
槇真理:「これは私のかつての仲間の話なのですが」
影山 夏月:「……はい」
槇真理:「彼女はサラマンダー能力で排熱と動力の問題を解決したステルス装置を使っておりまして」
槇真理:「そういった装置の為にサラマンダーのオーヴァードが狙われているのではないでしょうかねえ……」
槇真理:「プロメアみたいにつないでぐるぐるするのかも……」
水無月悠里:「ははー。別の支部にはそんな技術があるんですね……」
影山 夏月:「動力源と機能的問題の解決のため、ですか。確かにありえそうな話ですね」
水無月悠里:「以前第六が対応した案件でエンジェルハィロゥだけが集中的に狙われたことがありました」
槇真理:「プロメア、メッチャ面白いですよね……」
槇真理:「──ハッ」
水無月悠里:「その時に使われた『エンプティハート』のような因子凝縮技術を敵が保有している可能性はありますね」
槇真理:(いけない、意識がガロリオかリオガロか司政官をどこで乱入させるかに持っていかれてたわ)
槇真理:「え、ええそうですね」
槇真理:「非常に危険だと思います」
水無月悠里:「どちらにせよ放置は危険です。ましてやサラマンダーは強力な破壊力とエネルギーを持つシンドローム」
影山 夏月:「ですね。……どれだけの数を必要としているか分かりませんが、揃ってしまったら手遅れになりかねない」
水無月悠里:(槇さんの『がおりお』って何のことだろ……)
槇真理:「可能な限り早く叩く必要がある……ってところですね!」
影山 夏月:「さらに探るとして、手がかりは灰色の巨人でしょうか」
槇真理:「それについてもなにか手がかりがあればいいんですが……」
影山 夏月:「オーヴァードを相手にほとんど戦闘の痕跡すらなく拉致している」
槇真理:(灰色の巨人、実質リオデガロン……?)
水無月悠里:「鹵獲出来れば手っ取り早いんですが……」
槇真理:(囚われたオーヴァードと灰色の巨人のパイロットの禁断の関係……)
槇真理:「鹵獲しましょう」
影山 夏月:「よほど戦闘力が高いのか、あるいは先の槇さんの話に出たような迷彩でもあるのか……」
水無月悠里:「う、うんそうだね……」
槇真理:「機械はオーヴァードと違ってリザレクトできません」
水無月悠里:(絶対違うこと考えてる気がする)
槇真理:「多少破壊しても中身が生きていればセーフ!」
槇真理:「鹵獲、全力、です!」
影山 夏月:「そ……そうですね、確かに」
影山 夏月:「(流石に明晰だし頼りになるんだが、偶にテンションがおかしくなるな……?)」
GM:そうですね、では皆さん
GM:〈知覚〉で振ってください。
影山 夏月:何ぃ?!
水無月悠里:知覚だとォ~!!?
影山 夏月:知覚得意な人!
GM:あ、全員失敗しても大丈夫なように作ってあります。
水無月悠里:影山パイセン!
影山 夏月:居ないっぽい!
影山 夏月:私が一番ましですね!
影山 夏月:自分の判定に砂の加護を使用してもよろしいでしょうか!
槇真理:2dx+1 知覚
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 3[2,3]+1 → 4

GM:OK!
槇真理:駄目! 妄想してる!
水無月悠里:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[1,3] → 3

水無月悠里:ダメ! ゴミ!
影山 夏月:では砂の加護
槇真理:(ごめん今ガロティモスのこと考えてた……)
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した(侵蝕率:57->60)
影山 夏月:丁度浸蝕ボーナスを受けられるのでダイス8つです、判定
影山 夏月:8DX+0+0@10>= 知覚
影山 夏月:あ、ミス!失礼
影山 夏月:8DX+0+0@10 知覚
DoubleCross : (8R10+0+0[10]) → 9[3,4,5,6,6,7,8,9] → 9

影山 夏月:9です!
GM:おっ
水無月悠里:ヒュー!!
槇真理:出来る執事は知覚が違う!
GM:ではそうですね影山さん。
影山 夏月:はい。
GM:貴方はお店の隅。空いているテーブル席の近くに
GM:ゆらりと、すこしばかり、しかし不自然な陽炎のようなものを見ることができるでしょう。
影山 夏月:レネゲイドによるものか、などは分かりますでしょうか?
GM:そうですね。わかることにしましょう
影山 夏月:私達の席からの位置関係とかありますか?
GM:おまかせします
影山 夏月:「……!」
影山 夏月:対面に座る少女二人の背後。遠く、空いているテーブルの一つ
影山 夏月:その周囲で、わずかに視界が“ブレる”。
影山 夏月:強く集中しなければ分からない、微かだが──レネゲイドの反応。
影山 夏月:「──失礼。少し連絡を」
槇真理:(ふむ、なにか見つけたな)
槇真理:「ええ、お任せしました」
影山 夏月:端末を取り出し、二人に見える位置に画面を置く
影山 夏月:“背後に陽炎、レネゲイド反応。位置は──”
影山 夏月:「ふむ。……しかしどうしますかね、件の巨人」
水無月悠里:「とりあえずは調査を継続する他はありませんね……」
影山 夏月:「サラマンダーだけを狙うということですが、“私が動きましょうか”?」
水無月悠里:「そうですね。“少しでも早くお願いします”」
影山 夏月:「かしこまりました。それでは──」
影山 夏月:懐から聖剣を抜き放つ。砂の刃を形成。
槇真理:《ワーディング》
槇真理:同時に珪素結晶の蔦を展開し、その場に居る人々を守る防壁を形成する。
水無月悠里:「雷火。起動します」
影山 夏月:反応のある場所へ向けて振り抜く。多節の刃が蛇のように蠢き、“何もないはずの空間”を斬り裂く。
???:ワーディングに反応し、移動しようとしたところで
???:ガギィン と、硬質な金属を無理やり両断したような音が響く。
水無月悠里:右手に嵌められたリストバンドを起点に装甲が展開。西洋騎士を思わせる白銀の滑らかなフォルムのアーマーが姿を現す
槇真理:指先をバラバラに動かし、珪素結晶の蔦を操作、影山が攻撃した対象の逃げ道を塞いでいく。
水無月悠里:「影山さん! 手応えは!」
水無月悠里:いつでも攻撃に移れるよう、刀は構えられている
影山 夏月:「──金属です!倒しきれたかまでは!」
???:やがて羽衣を裂かれたように、迷彩が解除され姿を表す
槇真理:「倒れるまで殴れば大丈夫!」
謎の巨人:現れたのは……灰色の、巨人。
影山 夏月:私に見覚えはありますか?
GM:ありますねぇ。細部に違いは見受けられますが、大元は貴方の記憶の中のものと同じだと気付いていいでしょう
影山 夏月:「っ! 巨人……!まさか」
水無月悠里:「これが例の巨人ですか……!!」
槇真理:「ぶっ壊しましょう!」
謎の巨人:「……」西洋甲冑の魔物、というふうに表現するのがしっくりくる巨人は、両断された腕の断面から、火花と高温の赤い液体を垂らしている
影山 夏月:「ええ。ただ……どうやら、多少は裏が見えたようです」
槇真理:それまで四方八方に伸びていた珪素結晶の蔦が、断面を狙って絡みついてくる。
槇真理:「中身出せぇえええええええ!」
水無月悠里:「赤い……液体……?」
槇真理:(ロボ物のロボは見ていない! パイロットの関係性だけあればいい! ローズマリーです!)
謎の巨人:「……!?」退避、が間に合わない。どうやら捕獲を専門としているようで、武器も携帯していない。
影山 夏月:「って、えっ……!?」
水無月悠里:「待って……! 槇さ」判断が遅すぎた。もう間に合わない
槇真理:(逃さん、ここで仕留める)
影山 夏月:困惑しながらも、回避行動の先に回り込み動きを制限する。
水無月悠里:何も出来ず、棒立ち。迷いが生んだ結果だ
槇真理:珪素結晶の蔦が、灰色の巨人の両足、背中、頭部、断ち切られた腕をがんじがらめにしていく。
槇真理:「一丁上がりィ! 一応殺しては居ないよ! けど自爆はされるかも!」
影山 夏月:「助かります、槇さん。武器を取り上げて拘束しましょうか」
謎の巨人:「……! ……!」ギギギ、と逃れようと、怪力をもって動かすが
槇真理:「パイロット! パイロットが見たいわ!」
影山 夏月:「爆発物の類、見つけられるものなら私が多少は対処できますが……」
槇真理:「パイロットを見せてちょうだい!」
水無月悠里:「……パイロット優先でお願いします! 確かめなきゃ!」
GM:ヒュン、となにかが、あなた達の背後、店の入口方面から飛来する
影山 夏月:「あの、槇さん落ち着いて。はい、分かっています、水無月さん」
影山 夏月:「……っ!?」
謎の巨人:ズン、とそれはあなた達を無視して巨人の胸に突き刺さる。一本の、氷柱。
槇真理:「あっ」
水無月悠里:「……うそ」
槇真理:「こんの……!」
影山 夏月:即座に飛んできた方角を見やる。
謎の巨人:「!……」そして、茨にかかっていた怪力が、解ける
槇真理:氷柱の飛んできた方に向けて珪素結晶で構築された紅葉状の刃を飛ばす。
GM:そうですね……もう一度知覚振りますか? 目標値15で
影山 夏月:15!厳しいかなあ
影山 夏月:振るだけ振りましょうか?
GM:これは完全にフレーバーなので
水無月悠里:では振るだけ振ってみます
影山 夏月:なるほど、では加護は使わずに素振りしましょうか
槇真理:やるぜ!
槇真理:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[4,10]+10[10]+8[8]+1 → 29

水無月悠里:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[2,4] → 4

影山 夏月:4DX+0+0@10>=15 知覚
DoubleCross : (4R10+0+0[10]>=15) → 9[2,3,6,9] → 9 → 失敗

槇真理:分かったわ
槇真理:めちゃ分かった
水無月悠里:!!!!????
影山 夏月:真理ちゃん
GM:うっっっっっそだろおまえ!?!?!?
影山 夏月:ぱねぇっすね
水無月悠里:マジぱねえっすわ
槇真理:ギアストレイジですから
GM:えーっとじゃあ、真理ちゃん。あなたは
???:「……」路地裏に走って消える、黒髪の少女をみつけられるでしょう
槇真理:「見つけた!」
槇真理:「くらえっ!」
槇真理:はっぱカッターをとりあえず撃っておきます!
???:「……ばいばい」気づかれたとみるや、不思議そうに微笑んで。はっぱカッターがその肌を傷つけることはなく、弾かれる。
???:《瞬間退場》
槇真理:「逃した!」
槇真理:「無念……」
槇真理:拳をギリギリと握る。
GM:そして、槇真理には、その表情に聞き覚えがあるかもしれない。思い出せるかもしれないし、思い出せないかもしれない。
影山 夏月:「姿を確認できたのなら、まずは十分でしょう。しかし……」
槇真理:「……」
槇真理:「気に入らねえ」
影山 夏月:振り返り、胸を貫かれた巨人の姿を見る。
水無月悠里:「大丈夫ですか……? 交戦対象は」
謎の巨人:完全に機能を停止しています。
水無月悠里:「槇さん……?」
槇真理:「……」
影山 夏月:「逃げられたようです。 ……恐らく、口封じでしょうか」
槇真理:《完全演技》
影山 夏月:「……槇さん?大丈夫ですか?」
槇真理:「大丈夫ですよ」
槇真理:「ごめんなさい……しくじってしまって」
水無月悠里:「……無理、しないで下さいね」
影山 夏月:「……」
槇真理:「はい……次こそは、絶対に……!」
水無月悠里:「私も槇さん……ううん、真理ちゃんの助けになりたいです」
影山 夏月:「本当に、無理はなさらず。我々も居るのですから」
水無月悠里:「巨人は第四支部に送って解析を進めましょう。既に連絡してチームの招集を行ってます」
槇真理:「ええ、そうですね」
影山 夏月:「ええ。それと……私からも一つ」
槇真理:「皆で、皆で戦わなくちゃ……」
槇真理:「?」
影山 夏月:「この巨人、見覚えがあります。 細部は異なりますが、2年ほど前に交戦しました」
水無月悠里:「……本当ですか」
影山 夏月:「正確には一方的に敗北したのですが……ともかく」
影山 夏月:「FHエージェント、“ドクトル”。 恐らく、この男が関わっています」
水無月悠里:「“ドクトル”……」
槇真理:「FH……」
槇真理:「私も、つい最近までFHに居たのですが、その頃の知り合いに似た顔のオーヴァードが今逃げていきました」
槇真理:「案外私の過去も関わっているかも知れませんね」
水無月悠里:「……」
水無月悠里:「りっちゃん……」巨人から流れた赤い液体。最悪の想像は何故こうにも当たってしまうのか。それが悔しくて悔しくて仕方が無かった
GM:では。
GM:巨人を第四支部が回収。解析した結果、FH製の兵器であることが判明。動力源や、“ドクトル”についての資料も、一緒に送られてきたこととします

GM:──
GM:ミドル2終了! ロイスと購入タイム!
水無月悠里:強化素材チャレ~ンジ!
水無月悠里:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[1,3,4,10]+2[2]+4 → 16

影山 夏月:ロイスは保留、購入は……皆様なにか欲しい物がありましたら
槇真理:ロイスは……影山くん!
影山 夏月:まあ、社会ダイス少ないのでチャレンジと言う感じですが
水無月悠里:成功してしまったのでバトルガーディアンに攻撃力+1します
槇真理:影山夏月→連帯感◯/恐怖 生執事だやべぇ……!
槇真理:以上で!
影山 夏月:特にないようでしたら私も強化素材狙いましょうか
水無月悠里:とくになしですねー
影山 夏月:2DX+4+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2R10+4+0[10]>=15) → 6[2,6]+4 → 10 → 失敗

影山 夏月:ちょっと厳しいな、以上です
水無月悠里:ロイス 立花律 信頼/○不安 に変更します
水無月悠里:以上です
GM:よろしいですねみなさん

GM:─────
GM:ミドル、3! シーンプレイヤーは引き続き水無月さん! 他任意!
水無月悠里:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+7[7] → 53

影山 夏月:シーンイン。
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:60->68)
槇真理:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+4[4] → 76

GM:───────────────
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:裏社会>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:7/8
シーン数:3/6
───────────────

影山 夏月:プライズは7ですし、目標値の9を超えれば成功でしょうか?
水無月悠里:ですかねー
GM:ですです
影山 夏月:エフェクトなしでまず私から振りましょうか
GM:あー、そうですね・・・
槇真理:いぇーい!
影山 夏月:あっと、GMなんでしょう
GM:本来のSSSCにはありませんが、面白そうなので1つ追加しましょう
影山 夏月:おおっと
GM:フレーバーでプライズ10を追加します。がんばってください
水無月悠里:おおお
槇真理:行くぞ
影山 夏月:やりますか
水無月悠里:これはやるしかあるまい
槇真理:ブレイクダウンしていこう
影山 夏月:これは挑戦だ!
槇真理:オリジン:レジェンド→コンセ+生き字引
影山 夏月:では砂の加護を槇さんに使用します
槇真理:76→81
水無月悠里:エブリシングレディ! 世界制服! パス!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した(侵蝕率:68->71)
影山 夏月:ダイス+4です、どうぞ
水無月悠里:達成値+3どうぞ!
槇真理:11dx8+1+2+1+3 思い出の一品+世界征服+砂の加護込
DoubleCross : (11R10+1+2+1+3[8]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,7,8,8,10]+10[3,5,10]+6[6]+7 → 33

槇真理:っシャア!
影山 夏月:お見事です。
GM:ぶっ
水無月悠里:ヒュー!!
水無月悠里:お見事!!
槇真理:爆殺完遂
槇真理:ミドルを踏み越えた
GM:それでは、プライズ8と、フレーバーで急遽追加したプライズ10を公開します
GM:プライズ8 立花律について 2
立花律が、秘密裏に“ドクトル”と接触していた事が判明した。
弟と妹をなくした日から彼女は、「オーヴァードの代わりに戦う兵器」について研究していた。
その過程で『レヴァンテイン』にたどり着き、接触を図ったものと見られる。
彼女の行方を追った結果、とあるビルの地下施設に連れ去られていることがわかった。


GM:プライズ10 少女について
彼女自身についての記録は存在しない。

だが、彼女と同じ外見と声をした人物の記録は存在する。
元UGNチルドレン。『ギアストレイジ』所属“悪竜胆(ゲンティアナ)”剣岳りりである。。
ただし、彼女はキュマイラのピュアブリードであり、氷柱を操る能力はないため、よく似た別人と思われる。

また、彼女は4年前に死亡している
槇真理:ほらぁ~~~~~~~~~~!
影山 夏月:女の子の方はともかくとして、立花さんの行方が分かったのは良しですね
水無月悠里:今助けにいくよりっちゃん!!!
GM:───

GM:では、描写をどうぞ。このミドルが終わりましたら、イベントを挟んでクライマックスに入ります。
GM:───
喫茶店
アラビア語の装飾がされた3つの燭台、長針短針合わせて4本の奇妙な柱時計、輝く黒い多面体のオブジェ。
この大N市の片隅にある奇妙な喫茶店は、密談をしたい時には空いていて、友人と騒ぎたい時には混んでいて騒いでも目立たないという奇妙な場所である。
そんなこの店は今日、とても静かだ。

槇真理:「立花律の居場所が分かりました」
影山 夏月:「……早い、ですね。こちらでも調査は進めていたのですが」
水無月悠里:「これも遺産の力だったりするんですか?」
槇真理:「そこはまあ、場数とノイマンの差ですかねぇ」
影山 夏月:二人の前にナプキンを用意し、卓の上を整える。
槇真理:「遺産もあるのですが、単純にノイマンシンドロームの扱いに習熟しているだけですよ」
水無月悠里:「ははー。なるほど」感心したように頷く
槇真理:「現場に残された情報、UGNのデータベース、皆さんの支援を元にそれらの情報を分析し、脳内で推論を立て、幾つか検証すれば……」
槇真理:「まあこれこの通り、確実な情報ってのも立てられるものなのです」
影山 夏月:「経験値と習熟度、それに適正の差ですか。 ……流石と言いますか」
影山 夏月:「それで……彼女は今、何処に?」
槇真理:ピシッと地図の上の一点を指差す。
槇真理:「このビルの地下です。そう遠い場所ではありませんよ」
水無月悠里:「……」黙ってその一点を見つめる
槇真理:「友だち、助けに行きましょう!」
槇真理:「まだ助けられるチャンスが有るんですから!」
水無月悠里:「……それ、なんですが」少し迷ったような声
影山 夏月:「チャンスが有る、ということは。彼女は……?」
影山 夏月:「……? 水無月さん?」
水無月悠里:「あの巨人の両腕から流れた液体、見ましたか」
槇真理:「ええ、まだ死んだり邪悪なジャームになったという話は……」
槇真理:「……血みたいでしたね」
水無月悠里:「りっちゃんの目指した半自律兵器」
水無月悠里:「サラマンダーシンドロームのオーヴァードがさらわれてきたように、その素材が」
水無月悠里:「人間、だとしたら」
水無月悠里:「私は……りっちゃんを裁かなければならない」
槇真理:「本当に?」
槇真理:「それ、悠里ちゃんやる必要ある?」
影山 夏月:「……槇さん?」
水無月悠里:「……どういうことですか」
槇真理:「だって友だちだよ? 大事な友だちよりも優先すべき法ってあるのかな?」
槇真理:「まあ誰かが裁く必要があるとしても、それは悠里ちゃんがやらなくていいと私は思うよ」
水無月悠里:「……ううん。それはダメだよ真理ちゃん」首を振る
槇真理:「ほう? それは何故です?」
水無月悠里:「りっちゃんは大事な友達だから。りっちゃんが道を外れてしまったなら、私が斬る」
槇真理:「……かつて」
槇真理:「私の友だちが、いえいえ、師匠が道を誤ったことがありました」
槇真理:「その時に私の友だちの一人が、その師匠を断罪しようとしたのですが……しくじりましてね」
影山 夏月:「…………」
槇真理:「仲間内のマスコット的存在だった最年少の子を殺めてしまったのです」
水無月悠里:「……そんな」
槇真理:「それ以来、私の仲間はバラバラ、私みたいにFHに流れた子供もいます」
槇真理:「道を外れたと感じた時、決着をつけるのは構いません」
槇真理:「──けど、一人で突っ走らず、一緒に戦ってください」
槇真理:「私たち……もう友だちじゃないですか」
水無月悠里:「……あり、が、とう」
水無月悠里:そう言って涙をポロポロと流す
槇真理:(まあその時生前の私はすでにジャーム化してて私は戦列を離れていたので何一つ偉そうなことは言えないんだけど)
槇真理:(良い空気なんで黙っておこう)
槇真理:《完全演技》
水無月悠里:「……本当にありがとう、こんな泣き虫に」
槇真理:「何言ってるの! 影山さんも! 私も! 支えるから! まずは止めようとしてみて、駄目なら斬る! 皆で!」
槇真理:「その精神で行こう!」
水無月悠里:「……うん。……うん!」
影山 夏月:「……皆で。そうですね」
槇真理:(三日月ちゃん、りりちゃん……私、良いUGNイリーガル、やれてるかな……)
影山 夏月:「『UGNの基本方針は捕縛』。最初に、伊藤さんにも釘を刺されたことです」
槇真理:しれっと影山さんの言うことに頷く
影山 夏月:「立花さんがもしも、戻ってこれるなら……少しでもその希望があるなら、それを目指しましょう」
槇真理:「そうだね! それに個人的に興味のある相手が居るし、立花さん以外の敵もできれば捕まえたいな」
水無月悠里:「……はい!」力強く頷く
影山 夏月:「個人的に興味、ですか。……あの襲撃犯のことですか?」
槇真理:「うん、あの襲撃犯が今話した“死んだはずのマスコット的存在の最年少”なんだよ」
影山 夏月:「……え、なっ」
水無月悠里:「えっ」絶句
槇真理:「おかしいよね? 死んだ人間がまた歩いているなんて」
槇真理:「レネゲイドビーイング、複製体、そういうものは世の中にあるけどさあ」
槇真理:「望んだ本人がそうやって命にしがみつくならまだしも、それ以外は死の冒涜だよ」
槇真理:「なので状況次第ではちょっと手伝って欲しい」
水無月悠里:「勿論です。見逃す訳にはいきません」
影山 夏月:「手伝い……ですか」
影山 夏月:「……分かりました。私にできる力は尽くします。ただ」
影山 夏月:「槇さん、それに水無月さんにも。改めてですが」
影山 夏月:「立花さんについても、その方についても。“斬るしかない”という判断は」
影山 夏月:「我々全員で行いたいと、私は思います。 我儘で申し訳ないのですが」
槇真理:「それでいいと思う! 私たち、相手を見たらそれぞれ冷静じゃないと思うんで、常任理性担当よろしくです! 執事センパイ!」
水無月悠里:「いえ。こちらこそよろしくお願いします」
水無月悠里:「それが救う道に繋がるはずです」
影山 夏月:「ええ、任されました。 ……喧嘩で終わらせられるよう、できる限りのことは致しましょう」
槇真理:「では! 向かいましょう!」
情景描写:─────
情景描写:3人が向かう道すがら。
情景描写:影山は囁いた。
影山 夏月:「槇さん、少しよろしいですか」 水無月に聞こえないように、小声で
槇真理:「どうしました?」 小さな声で返す
影山 夏月:「立花さんのことです。彼女が戻ってこられるか、あるいは手遅れであるかの判断」
影山 夏月:「恐らく貴女が一番速く、正確だろうと私は思っています」
槇真理:「そうですね。一度、落ちるところまで落ちていますし。経験はあります」
影山 夏月:「シンドロームや習熟、経験のことのつもりだったのですが。不快に思われたなら申し訳ありません」
影山 夏月:「先程貴女は、冷静で居られない、と仰っていましたね」
槇真理:「いえいえFHに居る間は邪悪なジャーム共と同じ釜の飯を食っていた女……構うことはありません。そりゃ冷静ではいられませんよ。旧友相手ですもの」
影山 夏月:「……私はむしろ、貴女が」
影山 夏月:「冷静に、一人で罪を背負うのではないかと。それを少し、不安に思っています」
影山 夏月:「……的外れでしたら、申し訳ないのですが」
槇真理:(おいおいおい、良い人かよ執事センパイ……・)
槇真理:(そりゃあ逆だぜ、むしろ私みたいな恥知らずはさあ~)
槇真理:(こういう時もうまいこと面倒を回避しようとするタイプだってのにさぁ~)
槇真理:フゥ、とため息をついてニッと笑う。
槇真理:「いやはや、敵いませんねえ」
槇真理:「そんなことを言われては一人で勝手な真似はできません」
槇真理:「私は勿論、皆で一緒に戦います。お約束しますよ」
槇真理:(こういう真っ直ぐなイケメンは放っておけないんだよなぁ~! 浮気じゃないよ多々羅くん! 浮気じゃないからね多々羅くん!)
影山 夏月:「ありがとうございます。 ……申し訳ありません、釘を刺すようなことを」
槇真理:(ちょっと採点甘いだけだから! 多々羅くん! 多々羅く~ん!)
槇真理:「……ッ!」
槇真理:(いけない、多々羅くんのことばかり考えていた)
槇真理:「え?ええ! お気になさらず? ええ!」
槇真理:声が大きくなる。
槇真理:悠里ちゃんにも気づかれちゃうかも知れない。
影山 夏月:「……あの喫茶店で、襲われた後」
影山 夏月:「私が大丈夫か、と聞いたら。貴女は大丈夫、と答えたじゃないですか」
影山 夏月:「……どうにも、駄目なんですよね。そう答え続けて倒れた人を、一人見逃してしまったので」
影山 夏月:「だから本当に、私の我儘なんです。ごめんなさい」
槇真理:(影山夏月……の先代の聖剣使い)
影山 夏月:「改めて、よろしくお願いします。 皆で、頑張るとしましょう」
槇真理:(上司の武勇伝につきあってやった時に聞いたが……)
槇真理:(私とは似ても似つかない人っぽいんだけどなあ)
槇真理:「はい!」
GM:─────

GM:しーんえんど! ロイス+購入! これが最後だぜ~?
水無月悠里:ロイスはなし!
影山 夏月:私もロイスはなし!
水無月悠里:マイナーでジェネシフトします
影山 夏月:購入はどうしましょうか
槇真理:ロイスは!
槇真理:影山さん!
水無月悠里:必要なものは無いのでブルゲでも狙いますか
水無月悠里:53+3d10
DoubleCross : (53+3D10) → 53+16[6,2,8] → 69

影山 夏月:おっと、私ですか
影山 夏月:では私もブルーゲイル狙いましょうか
槇真理:影山夏月 尊敬◯/恐怖 顔も心根も良すぎる……何なんだこの執事
水無月悠里:ここでブルゲチャレンジ一年生
水無月悠里:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 8[3,4,5,6,8]+4 → 12

水無月悠里:ダメです!
影山 夏月:まだ使っていなかった手配師:ストーンを使用!
影山 夏月:4DX+5+0@10>=20 調達
DoubleCross : (4R10+5+0[10]>=20) → 10[3,5,6,10]+3[3]+5 → 18 → 失敗

槇真理:ブルゲチャレンジ!
影山 夏月:2点なら足ります!財産点使用して購入!
影山 夏月:私は以上!
槇真理:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 6[1,5,6,6] → 6 → 失敗

水無月悠里:こちらも以上~
槇真理:だめ! ブルゲ一個だけ!
影山 夏月:あっと、ブルーゲイル誰が持ちます?
影山 夏月:槇さんに持っていただいて初手範囲をより速くしましょうか?
槇真理:ブルゲ、一応私はもう持ってます!
影山 夏月:おっと、なるほど
水無月悠里:では影山さんに
水無月悠里:こちらセットアップ埋まってるので
影山 夏月:では私が使わせていただきましょう。改めて以上!
GM:みなさんよろしいようでしたら
影山 夏月:私は大丈夫です!
GM:クライマックス! ……のまえに、ちょっとだけマスターシーンを挟ませていただきます。
水無月悠里:わお
GM:───

GM:マスターシーン PC登場不可
GM:読島ビル地下施設
“ドクトル”:「……で。なんだ有機物。見ての通り私は、手に入ったパーツの最終調整で忙しいのだが」
???:「……ドクトル。りりね。これはマスターとの約束と違う気がするの」
“ドクトル”:「あの小娘がなんだというのだね。これは私の研究だ。私の夢だ。それを上からしゃしゃり出てきたのはあの有機物のほうではないか」
???:「ふうん……りりは、早く彼女を出してあげたほうが良いと思うな」
???:「貴方は知らないだろうけど、彼女は貴方と違って、才能だけの人じゃないから」
“ドクトル”:「黙らんか有機物! 私のもとに来たからには、それがなんであれ関係ない! 彼女は、“セントラルプロセッサー”は、我が夢の最後のピース! 私の手に収まるべくして来たのだ!」
???:「……りり、しらないよ」
???:「彼女、今は眠ってるけど、起きたらきっと怒るよ? 人を救う兵器の研究についていったのに、人を滅ぼす兵器のパーツになったって知ったら」
“ドクトル”:「そのミミは飾りかね有機物。パーツはパーツだ。貴様もだぞ。あの小娘から貴様を借りるのに、いったいどれだけ苦労したと思っている」
???:「……約束はまもるよ。りりは。あの教室の人たちと、りりはちがうから」
???:「あ。あと、来てるよ。UGN」
“ドクトル”:「それをまっさきに言わんかクソ有機物ァ!!!」
“ドクトル”:───
GM:───

GM:さあマスターシーンも終わって、いよいよクライマックスです
影山 夏月:はい!
水無月悠里:イエ~!
GM:登場PC;全員
影山 夏月:ではシーンイン!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:71->74)
槇真理:81+1d10
DoubleCross : (81+1D10) → 81+9[9] → 90

水無月悠里:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+3[3] → 72

GM:───

読島ビル 地下施設入り口

GM:立花律が連れ去られた地下施設の入り口には、やはり『レヴァンテイン』が警備のために立っていた。
GM:好きにやっつけてエントリーしてください
影山 夏月:「あの巨人。どうやら間違いないようですね」
水無月悠里:「『レヴァンテイン』……。これで確証は取れました」
影山 夏月:「先手を打ちます。お二人共、準備はよろしいですか?」
槇真理:「ふふ、私は侵蝕がピンチ……1」
槇真理:「ふたりとも、やってしまってください……!」
水無月悠里:「私が仕留めます。お願いします」
影山 夏月:「分かりました。それでは……いざ!」
影山 夏月:聖剣を抜き放つと同時に飛び出す。
影山 夏月:万一仕留めそこね、姿を隠されては厄介だ。反応される前に脚を貫き、地面へと縫い止める。
水無月悠里:そして、巨人の右から回り込むように疾走。白銀のアーマーがブーストで加速
謎の巨人:「……!?」突然のことにも、驚かずに対処しようとするも、足を縫い留められれば動きがとまる
水無月悠里:一撃目。切り上げによって武器を弾く
水無月悠里:二撃目。瞬時に納刀。雷火に仕込まれた磁力加速機構が作動
水無月悠里:一閃
水無月悠里:最速の一撃の下、巨人を切り捨てる
謎の巨人:「! ……、……」目にも留まらぬ二撃。成すすべもなく両断される!
水無月悠里:「……終わりました」
槇真理:「流石です二人とも! この調子でガンガン進みましょう! 私の侵蝕そろそろやべーので!」
槇真理:(もうジャームは懲り懲りだよぉ~~~~~~~~!)
水無月悠里:(大変だなあ)
GM:もはや警備はいない。扉に鍵はかかっているが、あなた達に対してこれは無意味に等しいだろう
影山 夏月:「そうですね、急ぎましょう。 あまり待たせすぎるわけにもいきませんしね」
水無月悠里:蹴りを放つ。扉は勢い良く吹き飛ばされる
槇真理:「待ってろ悪のFH! 美少女を誘拐した償いはさせてやるからなっ!」
槇真理:ノリノリで扉の中へ突っ込んでいく
水無月悠里:「行きましょう。りっちゃんが待ってる」

GM:扉の先は、通路になっている。数機のレヴァンテインを撃退した後、通路を抜けた先に、その空間はあった
GM:円柱状にくり抜かれた空間。壁面には、青白く輝く実験槽が等間隔で並べられている。
GM:おぞましくも、神殿を思わせる作りの空間の中心に、不健康な顔のエージェント“ドクトル”と、黒髪の少女。
槇真理:「見つけたぞっ! 悪のFH!」
槇真理:「そして──」
GM:そして、最奥。巨大な機械の舳先に、船首像のように両腕と下半身を埋め込まれた、立花律。
槇真理:「……」 少女を見て、急に黙り込む。
水無月悠里:「りっちゃん!!」
影山 夏月:「……」
槇真理:「りり……ちゃん」
“ゲンティアナ”:「……」点滅を繰り返す機械の上に座ったまま、こちらをにこにことした顔でみつめている
槇真理:「あなたは……りりちゃん?」
“ゲンティアナ”:「りりを、知ってるんだね」
槇真理:「そういう貴方は、槇真理を知らないんだね」
“ゲンティアナ”:「面白いね。槇真理を騙るんだ。アメーバが」
槇真理:「いいえ、私は槇真理です」
“ゲンティアナ”:「……ふぅん」
槇真理:「剣岳りりを名乗るつもりも覚悟もなく這い出てきた亡霊が……今を生きるこの子の道を塞ぐべきじゃありません」
“ゲンティアナ”:タピオカミルクティーを飲んでいる。ズゴゴゴと音を立てて最後まですすった後
“ゲンティアナ”:ビシュン、と。真理の横髪を一房。何かが持っていった
“ゲンティアナ”:「……りりはりりだよ。アメーバとは違う」ストローが、後ろの壁に突き刺さっていた。
槇真理:「知っていますか?」
槇真理:「ローマ帝国二代皇帝、アレクサンドル=テティウスは、後の調査で影武者であったことが判明しています」
槇真理:「ですが彼の善政は世に高く聞こえ、後々まで人々は語り継ぎ、影武者であってもなお皇帝として崇敬を集めている」
槇真理:「私は私だ。槇真理だ」
槇真理:ストローがまたたく間に結晶化して砕ける。
“ゲンティアナ”:「……真理の悪い癖。難しいことばっかりで、何言ってるのかわかんない」
“ゲンティアナ”:「……勉強、してきたみたいだね」
槇真理:「故に、旧友と同じ顔をぶらさげて私に刃を向ける貴方をぶちのめす」
槇真理:「それが私の記憶する槇真理という女だ」
“ゲンティアナ”:「りりはりりだよ。剣岳りり」
“ゲンティアナ”:「えへへ……りりを、殺したくせに」
槇真理:「知らん。認めん。これより暴力で貴様の全てを否定する」
“ゲンティアナ”:懐から取り出した2本目のタピオカミルクティーを飲みだす。話は終わり、ということらしい
影山 夏月:「槇さん、あの少女は……」
槇真理:「粗悪な劣化模造品ですよ」
槇真理:「まあ、わざわざトドメ刺すまでもない相手です。サクッと黙らせますよ!」
槇真理:(二度も見殺しにしたくないしね!)
影山 夏月:「……分かりました。いずれにせよ敵対する限りは、戦うしかない」
影山 夏月:「(後の問題は)」
影山 夏月:「久しぶり……と言って、覚えているとも思えませんが」
影山 夏月:白衣の男を睨み、口を開く。
“ドクトル”:「誰だ。知らん。邪魔をするな有機物」
影山 夏月:「でしょうね。だが、邪魔をするなと言われればそうはいかない」
影山 夏月:「その少女……立花さんを解放してもらおう。聞かないと言うのなら」
影山 夏月:「今度こそ、貴様を止めさせてもらう」
“ドクトル”:「UGNめ。だから嫌いなのだ。正義正義と進歩がない。進化がない」
影山 夏月:聖剣を掴む右手に、強く力を込める。
“ドクトル:「小を切り捨て、大を手にする。この理論はUGNにも通ずるものがあるのではないかね? ジャームを切り捨て健常者を手にする正義の味方諸君」
影山 夏月:「……私に関しては、正義の味方を気取るつもりはない。 私はそうなれない男だ」
影山 夏月:「だが、UGNは……少なくとも、私が知る彼らは」
影山 夏月:「その切り捨てるべき小を、少しでも少なくするために」
影山 夏月:「いつか、何一つ切り捨てる必要のない明日を作るために」
影山 夏月:「──そんな夢物語を、本気で信じて戦っている」
影山 夏月:「時には自らのことすら、切り捨てる小に含めながら、だ」
“ドクトル”:「話の通じぬ有機物め。この『レヴァンテイン』が、その未来に通じる一歩だとなぜわからぬ。この少女も、それに同道してここにいるのだよ!」
影山 夏月:「……貴様の言う未来とはなんだ?」
影山 夏月:「何を望んで、その一歩を進めている」
“ドクトル”:「貴様にはわからぬよ、有機物。鳥籠自慢に必死な貴様らには」
“ゲンティアナ”:「よくもまぁ、いけしゃあしゃあと……」
“ドクトル:「まあ見ていると良い。『レヴァンテイン』の完成を!」
影山 夏月:「……少なくとも、私は」
影山 夏月:「他人をまともに認識すらできない貴様の誇るガラクタより」
影山 夏月:「友達の為に戦い、未来を求め進んできた彼女たちに」
影山 夏月:「その一歩に、ずっと重い価値を感じるのだ。 貴様には理解できないかもしれんがな!」

立花 律:「ッ……あああああアッ!!」びりり、と電流が走る。機械を通して、立花律の体に、莫大量の負荷が流れ込む。眠っていた体が、絶叫とともに覚醒する。
水無月悠里:「りっちゃん!!」
立花 律:「ここ……っ?」
水無月悠里:「大丈夫!? 痛くない!?」必死に叫ぶ。声が届くように
立花 律:「……なん、で……」
水無月悠里:「言いたいことはたくさんあるけどさ! 今は!」
水無月悠里:爆風。周囲を煙が舞上げ、やがて白銀のアーマー、雷火が姿を現す
水無月悠里:「……あなたを絶対に救ってみせる!」
立花 律:「……わた、し……ひとを……たくさん……ッ」
水無月悠里:「分かってる! 私は怒ってるんだからね!」
水無月悠里:「たっくさん叱ってあげる! その後一緒に頭下げてあげる!」
水無月悠里:「だから、今は!」
水無月悠里:「あなたがくれた力であなたを助けてみせるから!」
水無月悠里:──パワーアシストアーマーと呼ばれる武装がある
水無月悠里:EXレネゲイドが搭載された秘密兵器(トイボックス)すら超えるとされるUGN最強の武装
水無月悠里:だが、そのコストは甚大。負担も大きく継続的運用は不可能とされた
水無月悠里:──『雷火』はパワーアシストアーマーの継続的運用を実現、多機能性を付与。絶対の理を覆した最強の量産武装である
水無月悠里:「『レヴァンテイン』」
水無月悠里:「“ドクトル”」
水無月悠里:「私達の力、見せてあげる」
GM:もう遅い。とエージェントがつぶやいた。
GM:壁面に配置された実験槽が一斉に開き、無数のレヴァンテインが姿を表した。
GM:その数は10や20ではない。少なく見積もって100機以上。
“ドクトル”:「どうだね。この全てが、“セントラルプロセッサー”によって、1個の群体として、完璧に統率されている」
“ドクトル”:「この力で。私はあの小娘を蹴落とし、“マスター”の名を奪い取る! ああ、『そのついで』に、いくらか慈善事業もしてやろうではないか!」
“ドクトル”:「──やれ」
『レヴァンテイン』:完璧に統率された動き。一糸乱れぬ連携を100機以上の規模で保ったまま、きみたちに襲いかかり……その刃が
『レヴァンテイン』:止まる。
立花 律:    「ふ」
立花 律:  「ざ」
立花 律:      「け」
立花 律: 「る」
立花 律:「なァァァ!!!!」
立花 律:「ゆりちゃん!!!」
水無月悠里:「りっちゃん……」
立花 律:「おねがい!」
水無月悠里:「……うん! 任せておいて!」
水無月悠里:刀を構える。正面を見据える。仲間が、友達がついている
水無月悠里:負ける理由が無い!
水無月悠里:「“ワルキューレ”行きます!」
GM:─────

“ゲンティアナ”:「だって、さ」
“ゲンティアナ”:「だから言ったんだよ。りりは。彼女は才能だけの人じゃないって」
“ドクトル”:「ええい、どいつもこいつも! どうして私の制御を外れていくのだクソ有機物が!」
槇真理:「これが心の力ですね……!」
“ドクトル”:「クソ……ッ! “ゲンティアナ”ぁぁ!! 貴様だけでも、約束は守ってもらうぞ!!」
“ゲンティアナ”:「……」
“ゲンティアナ”:一つ、ためいきをついてから、真理の方を見る
槇真理:恥知らずにも笑顔である。
“ゲンティアナ”:「……仕方ない。約束は約束だからね」
“ゲンティアナ”:唐突な、しかし強大なワーディング!
GM:衝動判定! 難易度9!
槇真理:8dx+2 意思
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 8[3,4,4,6,6,6,7,8]+2 → 10

水無月悠里:能力訓練精神起動。一体化!
影山 夏月:自身の判定に砂の加護を使用します。
水無月悠里:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 6[2,2,4,6,6]+3 → 9

影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した(侵蝕率:74->77)
影山 夏月:改めて衝動判定。
槇真理:90+2d10
DoubleCross : (90+2D10) → 90+9[1,8] → 99

影山 夏月:7DX+5+0@10>=9 意思
DoubleCross : (7R10+5+0[10]>=9) → 10[1,2,5,5,7,10,10]+3[2,3]+5 → 18 → 成功

水無月悠里:72+2d10
DoubleCross : (72+2D10) → 72+14[8,6] → 86

影山 夏月:成功。侵蝕率ダイス。
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+13(2d10->8,5)した(侵蝕率:77->90)
GM:ヨシ! マップは以下!
槇真理:エネミーの行動値は!
GM
     立花律
      10m
“ゲンティアナ”“ドクトル”
      5m
 レ1 5m PC 5m レ2

GM:エネミー行動値は、ゲンティアナが5 レヴァンテイン各機が8 ドクトルと立花律はエキストラなんだなこれが
GM:尚、レヴァンテインはトループとなっております
GM:なので敵は実質3体! やったね!
槇真理:範囲攻撃の出番は無い!
水無月悠里:おのれドクトル
GM:では順次セットアップから!
槇真理:ドクトルは気分で巻き込んだっぽい流れにしよう
槇真理:そうしよう
槇真理:セットアップは無し!
水無月悠里:エブリシングレディ起動。パワーアシストアーマーを取得します。そのまま装備
水無月悠里:あとオートでバトルガーディアン装備します
“ゲンティアナ”:なし
『レヴァンテイン』:1,2ともになし
影山 夏月:オートアクションで聖剣の王者を装備、以上!
GM:イニシアチブ!
GM:なにもなければ
“ゲンティアナ”:エネミーエフェクト《加速する刻》使用 メインプロセスに入る
影山 夏月:うわぁい
水無月悠里:ヌゥー!!
“ゲンティアナ”:マイナー コンボ:悪竜顕現 完全獣化+究極獣化+巨神獣化
“ゲンティアナ”:メジャー コンボ:悪竜咆哮 C;キュマイラ+魔獣の本能+氷の塔
“ゲンティアナ”:対象はPC全員
“ゲンティアナ”:19dx7+4
DoubleCross : (19R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,5,5,6,6,7,9,9,9,9,9,10]+10[1,4,4,9,9,9,10]+10[1,7,8,10]+10[1,6,8]+6[6]+4 → 50

槇真理:ドッジ!
槇真理:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[6,6,8] → 8

槇真理:無理! 助けて水無月ちゃん!
水無月悠里:崩れずの群れでロマリーをカバー!
水無月悠里:磁力結界でガードします
影山 夏月:ドッジは難しそうですし、ガードします
水無月悠里:浸食91
GM:6d10+9+3d10
DoubleCross : (6D10+9+3D10) → 33[8,6,2,9,1,7]+9+23[5,9,9] → 65

GM:装甲有効!
水無月悠里:65ー2D
水無月悠里:65-2d10
DoubleCross : (65-2D10) → 65-15[9,6] → 50

水無月悠里:装甲ガード合わせて38点、24点受けます
水無月悠里:HP6で耐える!
GM:これを耐えた……!?
影山 夏月:私は戦闘不能。リザレクトを行います
影山 夏月:影山 夏月のHPを8(1d10->8)した(HP:28->8)
水無月悠里:舐めるんじゃねえぜ~!!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+8した(侵蝕率:90->98)
GM:では演出いきます
“ゲンティアナ”:「じゃあね」
“ゲンティアナ”:すっと、祈るような動作で両腕を広げ、天に向ける。
“ゲンティアナ”:口から、目元から。濁流のように血液が溢れ出し、少女の体を包み込む
“ゲンティアナ”:血は骨を、肉を。皮膚を形成し、その体を巨竜に変える
“ゲンティアナ”:『RRRooooo!!!』咆哮。溶け落ちたような翼から、嵐のような勢いの氷柱を君たちに叩きつける。
水無月悠里:「対RCジャマー展開。電磁防壁起動」
水無月悠里:金属の粉が周囲に散布され、防壁が展開。氷柱の勢いを減衰
影山 夏月:「……! 感謝します、水無月さん!」
槇真理:「水無月ちゃん! 大丈夫!?」
水無月悠里:「問題……ありません」
“ゲンティアナ”:『すごいね。これで死なないんだ』
水無月悠里:氷柱をすべて凌ぎきり、息を荒げながら再び構える
影山 夏月:速度の落ちた氷柱を叩き落とし、致命だけは避ける。 ……援護がなければ危なかった。
GM:それでは改めて。イニシアチブ順に真理ちゃんのターン!
槇真理:よし!
槇真理:マイナーでオリジン:レジェンド!
槇真理:メジャーでコンボ「万華結晶・綺羅恋色刃《ハルマンカイ・コイイロハ》」
→砂の刃+コンセ+虚構のナイフ+クリスタライズ+フェイタルヒット

槇真理:対象はりりちゃん!
GM:今回のエネミー、妨害は持ってないのでお好きにどうぞ!
槇真理:判定!
槇真理:9dx7+5 RC
DoubleCross : (9R10+5[7]) → 10[2,3,3,7,7,8,8,9,10]+10[1,2,4,7,9,10]+10[1,5,10]+10[9]+4[4]+5 → 49

槇真理:回った~!
槇真理:惜しいなあ、あと1あればなあ~!
槇真理:ダメージタイム!
“ゲンティアナ”:《巨神獣化》によりドッジ不能! こい!
槇真理:28+3d10+5d10 装甲無視 ガード-5
DoubleCross : (28+3D10+5D10) → 28+23[8,7,8]+16[1,4,5,2,4] → 67

槇真理:101→117
“ゲンティアナ”:ゴリッともっていきやがったこの恥知らず!
槇真理:っしゃおら!
槇真理:演出行くぜ!
槇真理:「あなたが──あなたが私の知る剣岳りりじゃないことは分かった!」
槇真理:右手と左手を合わせ、大地に触れる。
槇真理:金色に輝く珪素結晶の樹木が床から壁から天井から生え揃い、一瞬で桜花の蕾をつける。
槇真理:「けどあなたは今、あなたの信じる剣岳りりを生きている。それならば──!」
槇真理:花は咲き誇り、散り、刃に変わって360度を取り囲んだ飽和攻撃を開始する。
躱そうと動けば舞い切り裂き、防ごうと身構えれば押しつぶす。

槇真理:「私と貴方は同じだ! 放っておけない! だから私は槙真理が剣岳りりにしたかったように、私はあなたの笑顔を勝手に守る!」
槇真理:「願いを開け、万華結晶《ハルマンカイ》・綺羅恋色刃《コイイロハ》」
槇真理:終わりのない花びらの嵐の中でゲンティアナは確かに聞く。
槇真理:「貴方が笑える場所に、私が貴方を連れて行く!」
槇真理:少女の切なる叫びを。
槇真理:Sロイス取得
槇真理:“ゲンティアナ”剣岳りり→連帯感◯/自責
“ドクトル”:「お、おい! なんだこれは! おいクソ有機物! 私を守──」
“ゲンティアナ”:『ヤダ』
“ゲンティアナ”:『貴方はマスターとの約束を破った』
“ドクトル”:「な……ま、まて! 私はまだやるべ」塵芥のように、花びらの嵐の中で磨り潰された。
槇真理:「りりちゃん! 帰ろう! UGNに!」
“ゲンティアナ”:嵐が消えた。両の翼は磨り潰され、ぼたぼたと血液に戻って撒き散らされている。
槇真理:「帰らないなら殴り倒して連れ戻す!」
“ゲンティアナ”:だが、まだ。翼を失っても、まだ戦える
“ゲンティアナ”:『……あなたはりりの知ってる槇真理じゃない』
“ゲンティアナ”:『貴方が槇真理だなんて認めない。絶対に』
槇真理:「認めなくていい!」
槇真理:「私も、そんな顔であなたが戦っているのを認めないから!」
“ゲンティアナ”:『……でも、剣岳りりは。槇真理を守ろうと決めたから。きっと守りたいとおもう』
“ゲンティアナ”:『けど、今は。あなたを否定するよ』
“ゲンティアナ”:『りりがりりでいるために』
GM:次! 行動値順に、レヴァンテインたち!
影山 夏月:どうぞ!
『レヴァンテイン』:エフェクトなし。〈リニアキャノン〉で攻撃。対象は
『レヴァンテイン』:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

『レヴァンテイン』:影山夏月
影山 夏月:おっと、ではどうぞ
『レヴァンテイン』:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[5,5,6,7,9,10]+8[8]+1 → 19

影山 夏月:ガードします。ダメージをどうぞ
『レヴァンテイン』:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 4[3,1]+8 → 12

影山 夏月:アームドスーツは装甲10、聖剣はガード値8。弾きます
影山 夏月:8じゃない、7ですね。とはいえ、ダメージはありません
『レヴァンテイン』_2:2も同様に。
『レヴァンテイン』_2:リニアキャノンでの攻撃。対象は
『レヴァンテイン』_2:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

『レヴァンテイン』_2:またも影山さん
影山 夏月:おおっと
影山 夏月:ではどうぞ!
『レヴァンテイン』_2:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[1,2,3,7,9,9]+1 → 10

影山 夏月:再びガードします。ダメージをどうぞ
『レヴァンテイン』_2:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 17[9,8]+8 → 25

影山 夏月:おっと、回りましたね。丁度HP8なのでリザレクトします
影山 夏月:影山 夏月のHPを3(1d10->3)した(HP:8->3)
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した(侵蝕率:98->101)
GM:では演出を
『レヴァンテイン』:剣を変形。大砲と見紛うような大きさのリニアキャノンを展開。近接しようとすれば、『内部』から動きを止められる。ならば射撃武器を使うまで
『レヴァンテイン』:一斉に、両側から射撃を開始する
『レヴァンテイン』:突風のような物量の弾丸はしかし
影山 夏月:砂を集わせ、聖剣を無骨な大剣へと変える。
影山 夏月:地面に突き立て、その刃を盾とする。 無数の弾丸を受けながらも、聖剣は砕けない。
影山 夏月:「進歩がない、とは言ってくれるな」
影山 夏月:「覚えの悪さは自覚しているが……進んではいるさ」
影山 夏月:柄から響く衝撃を受けながら、つぶやく。
影山 夏月:改めてイニシアチブ、私の手番でよろしいでしょうか
GM:どうぞ!
影山 夏月:ではマイナーアクション、聖剣の王者の効果を使用。
影山 夏月:メジャーアクションのC値を2下げます。 コンボ:星に返す光
影山 夏月:メジャーアクション前にオートアクション、<砂の加護>+<砂塵霊> コンボ:砂漠の月
影山 夏月:メジャアークション、<コンセントレイト:ウロボロス>+<シャドーテンタクルス> コンボ:再鍛の聖剣
影山 夏月:対象はゲンティアナです。対応なければ判定を行います
“ゲンティアナ”:こい!
影山 夏月:11DX+6+0@5 再鍛の聖剣(侵食上昇3)
DoubleCross : (11R10+6+0[5]) → 10[1,1,3,4,6,6,7,8,9,10,10]+10[1,1,2,3,8,9,10]+10[1,8,10]+10[1,10]+4[4]+6 → 50

影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+9した(侵蝕率:101→110)
影山 夏月:達成値50です。ダメージ判定を行ってもよろしいでしょうか
“ゲンティアナ”:エフェクトによりドッジ不能。どうぞ!
影山 夏月:ではダメージ。ダイス6、固定値47です
影山 夏月:6d10+47 (侵食100)
DoubleCross : (6D10+47) → 29[3,8,4,4,8,2]+47 → 76

影山 夏月:76ダメージ、装甲有効です
“ゲンティアナ”:装甲を引いて……
“ゲンティアナ”:グワーッ戦闘不能!
影山 夏月:よしっ!
“ゲンティアナ”:しかしエネミーエフェクト宣言
影山 夏月:おっと
水無月悠里:うっし!!
“ゲンティアナ”:《蘇生復活》! HP1で復活!
影山 夏月:演出行って大丈夫でしょうか?
“ゲンティアナ”:どうぞ!
影山 夏月:突き立てた聖剣を抜き放ち、構え直す。
影山 夏月:「槇さん。貴女は彼女を、連れ帰ると仰いましたね」
槇真理:「ええ!」
槇真理:「でも思いっきりやって大丈夫です!」
槇真理:「幸塚セシルの教え子はそう簡単に死にません!」
影山 夏月:「……成程。水無月さんも、それでよろしいですか?」
水無月悠里:「……はい、お願いします」
水無月悠里:「多分彼女は全力でなければ止められない」
影山 夏月:「かしこまりました。 それでは……喧嘩のお手伝いと行きましょう」
影山 夏月:血煙に消えた男を見やる。 ──彼岸に行く前に見せようか。私の歩んだ二年を
影山 夏月:「接続<アクセス>──破壊者の影<コード:ブレイカー>、竜装者の影<コード:ドラグナー>」
影山 夏月:刃の質量を上げ破壊力を増し、自身の肉体を「聖剣の刃」と認識、身体能力を強化。
影山 夏月:あの日の敗北から鍛え上げた、敵を打ち砕く純粋な『力』。
影山 夏月:フェイント一つ入れず踏み込む。 かつてと同じような愚直な突進、しかし。
影山 夏月:疾さは、かつての比ではない。
影山 夏月:「最強の竜となら、肩を並べたことがあってね」
影山 夏月:「彼ら以外には、負けられないな」
影山 夏月:刃は竜の鱗をも切り裂き、輝きを放つ。
“ゲンティアナ”:『ッ……その剣、遺産……!?』
影山 夏月:「借り物にすぎませんがね。けれど」
影山 夏月:「輝きだけは、本物だ」
“ゲンティアナ”:かつて守るための壁になるための巨体は、踏み潰すための巨体に。そして今、その大きさゆえに、この剣を避けることが、できない
“ゲンティアナ”:見た目より遥かに強靭な肉体は、しかしその輝きに切り伏せられる。
“ゲンティアナ”:どちゃり、と。一瞬置いてから、たしかにその頸が、落とされた。
“ゲンティアナ”:「……りりは」
“ゲンティアナ”:『まだ、戦えるよ』一瞬露出した少女の体を、再び血流が覆い尽くし、腐り爛れた竜の頸に再生する
槇真理:(流石りりちゃん、複製体になっても蘇生くらいは簡単にやってのけますね……!)
GM:演出は以上です。さて……
“ゲンティアナ”:まずイニシアチブにコンボ:悪竜解放 《極大消滅波》を使用
影山 夏月:ギャーッス!
水無月悠里:イヤー!!!
“ゲンティアナ”:ちょうどよく全員纏まってる~~ 対象はPC全員! 命中判定なしリアクション不能の3d10点だ!
槇真理:装甲効いたっけ! 直でロス?
影山 夏月:HPロスだから装甲やガードは効かないかな?
“ゲンティアナ”:3d10 極大消滅波
DoubleCross : (3D10) → 19[3,6,10] → 19

水無月悠里:ですね。ぬぬぬ
水無月悠里:影山さんをカバー
影山 夏月:あ、助かります!
槇真理:よし! 受け止めるぜ!
水無月悠里:リザレクト!!
槇真理:最初にカバーしてもらえたおかげで精神力耐えが可能になった
水無月悠里:91+1d10
DoubleCross : (91+1D10) → 91+6[6] → 97

“ゲンティアナ”:『まだ、りりは……!』
“ゲンティアナ”:『Rrrroooooo!!!』咆哮。撒き散らされた血液が、血溜まりに変わりかけた頸が。莫大な熱量の塊に変わる
“ゲンティアナ”:周囲を焼き尽くしながら、その暴威がきみたちに迫る
槇真理:(サラマンダーならば、第二の攻撃手段を持っていてもおかしくはなかった)
槇真理:(カバーしてもらっていた分残った体力で私は耐久が可能……!)
槇真理:とっさに珪素結晶の生け垣を作って熱量の直撃を防ぐ。
水無月悠里:影山の前に回り込み、構える
影山 夏月:「(間合いが近い、防ぎきれるか……!?)」
影山 夏月:「……っ! 水無月さん!」
水無月悠里:熱量はRCジャマーでも止められるものでなく、直撃を受けて地を転がる
水無月悠里:だがすぐに起き上がる
水無月悠里:「大丈夫です! リザレクト限界はまだ!」
影山 夏月:「無茶をする人ですね、貴女も……!」
槇真理:「気をつけて二人とも、りりちゃんはまだ動けるよ」
“ゲンティアナ”:次は割り込みなければこちらのターン。すでに2回ぶっぱしてる気がするがマイターン
“ゲンティアナ”:マイナーなし。メジャーでコンボ:悪竜咆哮 C;キュマイラ+魔獣の本能+氷の塔 対象はPC全員
“ゲンティアナ”:何もなければ命中に
水無月悠里:ロマリーを再びカバーリング
影山 夏月:命中どうぞ!
“ゲンティアナ”:19dx7+4
DoubleCross : (19R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,5,5,5,7,7,7,7,8,9,10,10]+10[1,2,3,4,5,9,9,10]+10[1,3,10]+10[9]+4[4]+4 → 48

“ゲンティアナ”:ひかえめ~
影山 夏月:やるだけドッジ
影山 夏月:6DX+1+0@10>=48 回避
DoubleCross : (6R10+1+0[10]>=48) → 10[1,2,2,5,6,10]+9[9]+1 → 20 → 失敗

影山 夏月:割と頑張ったけど無理でした!
“ゲンティアナ”:残りお二人はわかってるので、ダメージいきます
“ゲンティアナ”:5d10+9+3d10
DoubleCross : (5D10+9+3D10) → 21[4,1,8,5,3]+9+15[9,3,3] → 45

影山 夏月:戦闘不能!
水無月悠里:磁力結界起動してガード
水無月悠里:38+2d10
DoubleCross : (38+2D10) → 38+17[10,7] → 55

影山 夏月:ゲンティアナにロイス取得、P庇護/○N脅威!タイタスにして復活!
水無月悠里:弾きます
“ゲンティアナ”:なんなのあなたその硬さ
水無月悠里:浸食102
影山 夏月:影山 夏月のHPを10回復(HP:3->13)
水無月悠里:うっへっへ
GM:では演出いいですかな
水無月悠里:どうぞー
影山 夏月:私は大丈夫です!
“ゲンティアナ”:『Rrrr……Ooooo!!!』前足でしかと床を踏みしめる。手足や尾の先から自壊しつつある肉体で、咆哮を上げる。
“ゲンティアナ”:氷柱が暴風のように吹き付ける。
水無月悠里:防壁を起動し、減衰する。そして刀に手をかければ
水無月悠里:切り払い、弾き、逸らす
水無月悠里:最後の一柱を正面から両断し、粉砕する
水無月悠里:ではそのままこちらの手番
水無月悠里:マイナーはなし
水無月悠里:メジャーでコンセントレイト+伸縮腕
水無月悠里:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,1,4,4,6,7,7,9,9,9,10,10]+10[4,6,6,7,8,10,10]+10[1,5,5,10]+10[10]+3[3]+1 → 44

“ゲンティアナ”:回った―! ドッジできません!
水無月悠里:そのままダメージロール
水無月悠里:17+5d10
DoubleCross : (17+5D10) → 17+25[1,2,9,8,5] → 42

“ゲンティアナ”:装甲はあるが、戦闘不能! 
水無月悠里:よっしゃ!
“ゲンティアナ”:ですが
“ゲンティアナ”:Eロイス宣言!
“ゲンティアナ”:「悪意の爆発」!
GM:本来はエキストラもろとも全員殺すものですが……今回はGM権限で遠隔カバーリングを許可します。
GM:あ、なので。崩れずの群れで律さんカバーしていいですよ
水無月悠里:しゃあ!!
水無月悠里:りっちゃんカバーします!!
GM:ではEロイス処理。みなさんに3d10ダメージをプレゼント
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 22[9,8,5] → 22

水無月悠里:ガード! 装甲で弾く!
槇真理:食らうぞ!
影山 夏月:戦闘不能!ドクトルのロイスをタイタスにして復活!
槇真理:先生のロイスを犠牲に立ち上がる!
槇真理:いい感じのEDのための犠牲になってくれ先生

水無月悠里:深く深呼吸。愛刀『数打ち』に手をかけて、より深く一体化を進める。
水無月悠里:神経を浸透させ、一体化していく感覚。今何をすべきか、数打ちが教えてくれる。
水無月悠里:加速(ブースト)。疾走。間合いを一気に詰める。
水無月悠里:速度、重量を乗せた発勁。質量差があって尚、動きを止めるには十分過ぎる破壊的衝撃。
水無月悠里:跳躍。繰り返し斬撃を浴びせながら、竜の頸へ向けて駆け上がる。
水無月悠里:「はっ!!」
水無月悠里:瞬きの間に三度音が鳴る。地を踏みしめず、宙にて放つ異形の抜刀術が竜の頸に向け放たれる
水無月悠里:“ワルキューレ”の力は雷火のみに非ず。
水無月悠里:『数打ち』の歴代所有者達。その技術を刀の歪みや癖から読み取り、己の身にて再現する
水無月悠里:「武具に愛される才能」かつて誰かがそう呼んだ力。そこから放つ一撃
水無月悠里:『轟雷』名も無き剣士から受け継いだ技を水無月悠里はそう呼んでいる
“ゲンティアナ”:『っ、なんで、まだ……!』攻撃をすべていなした上で、さらに突進してくる。巨体が、明確に怯んだようにわずかに止まる。
“ゲンティアナ”:『なんなの……! その場所は、りりの』言葉が途中で、止まった。刹那のうちにその頸が切り飛ばされ……今度こそ、巨竜が、地に伏した。
“ゲンティアナ”:「ッ……ぅ、が」ばしゃり。巨竜の体が血液に還り、残ったのは少女一人
“ゲンティアナ”:「……ま、り……」血を吐きながら、べったりと血に濡れた体で、手を伸ばした
“ゲンティアナ”:「……あなた……なんで」水無月のほうに、ゆっくりと視線を動かして
水無月悠里:「……“ゲンティアナ”」
水無月悠里:「貴女を拘束します」
水無月悠里:「殺しは、しません」
槇真理:「りりちゃん……」
槇真理:「やりなおそう……最初から」
槇真理:悠里に向けてうなずく。お願い、というように。
槇真理:「私たち、まだ子供だもん。泣いて喚いて大人のせいにしてさ……できるよ、きっと」
“ゲンティアナ”:「……私の、名前。もう1個。おしえてあげる」ゆらり、と立ち上がって
影山 夏月:「! まだ、」
水無月悠里:「!?」
槇真理:「あっ、水無月ちゃん、立花さん危ないかも!」
“ゲンティアナ”:「……量産型ヨトゥン血漿適合体。改造コード、『レヴァンテイン;ゲンティアナ』」がっ、と自らの胸に手をつっこんで
水無月悠里:「分かった!」
水無月悠里:全力で疾走する。残った全てのブーストを使い切る
“ゲンティアナ”:「……ばいばい。まりちゃん」機械じかけの心臓を取り出して……握りつぶした。
槇真理:りりの身体に覆いかぶさろうと飛びかかる。
水無月悠里:目指すはただ一人。
“ゲンティアナ”:爆発。全身が血液に置き換わり、さきほどとは比べものにならないような熱量と暴風に変化する。
水無月悠里:間に合うかどうかなど考えられない。ただ必死に手を伸ばす。もう、失いたくはない
影山 夏月:「っ、槇さん……!ぐっ……!」
水無月悠里:「りっちゃん……!!」
GM:その暴威は、施設ごと焼き尽くす勢いで広まる。水無月の背にも、少しづつ迫っていく
立花 律:「ッ……ゆりちゃん!!」身動きがとれない中で、必死に叫んだ
水無月悠里:手前で振り返り、正面を向く。防壁全力展開。使えるものを全て出し切る。絶対に守り抜く
GM:爆発は、全てを飲み込んだ。起動していたレヴァンテインもすべて飲み込んで、施設ごと。あらゆる物を焼き尽くして
GM:それらが収まった時、中心に少女の姿はなかった
槇真理:「どうして……どうしてそういうことするの……」
槇真理:爆炎に飲み込まれ、ボロボロの状態でそれだけつぶやくと、ガクリと崩れ落ちる。


GM:───
GM:クライマックス終了! バックトラックのお時間だー!
GM:今回のEロイスは2つ!
GM:〈超越活性〉と〈悪意の爆発〉!
GM:Eロイス分振りますか?
槇真理:ロイス分はなしで!
影山 夏月:振ります。2つ
影山 夏月:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[9,2] → 11

水無月悠里:同じく無しでー
影山 夏月:11下がって99。
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を99した
GM:それでは、通常のバクトラ処理で。どうぞ!
影山 夏月:確定帰還ですので素振りします。ロイス4つ!
影山 夏月:99-4d10
DoubleCross : (99-4D10) → 99-18[4,6,7,1] → 81

影山 夏月:無事帰還しました。
水無月悠里:攻撃分の浸食増やして109。等倍で5個いきます
槇真理:117-6d10
DoubleCross : (117-6D10) → 117-35[7,2,6,6,8,6] → 82

水無月悠里:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-29[6,10,6,4,3] → 80

槇真理:バッチリだぜ!
GM:全員帰還! やったぜ!
水無月悠里:無事帰還~
影山 夏月:良かった……
GM:では経験点ですが、いつもの5点に、シナリオ分の5点。今回はゲンティアナがDロイス遺産継承者;ヨトゥンの血潮を所持していたので1点追加して
GM:11点に、各自の侵蝕分でどうぞ!
水無月悠里:16点!
槇真理:16点!
影山 夏月:16点です。Sロイスで+5点、21点です!
槇真理:そうだ!
槇真理:りりちゃんの残してくれたSロイスが!
槇真理:5点プラスで21点に!
GM:足して割って、だいたい19点! GM経験値でもらいます!
GM:改めまして、全員帰還おめでとうございます。
影山 夏月:ありがとうございます!もぐもぐ。
GM:それではエンディングに入りましょう
槇真理:おめでとう&ありがとうございます!
槇真理:レッツゴー!
水無月悠里:ありがとうございます! 
GM:EDは、まずは合同をやってから、各自のEDでよろしいでしょうか!
水無月悠里:レッツゴー!
影山 夏月:はい!
水無月悠里:はい!


GM:─────
GM:ED1 合同エンディング
GM:第四支部 小会議室
伊藤尚子:「……! ……無事に全員戻ったようね。結構」一瞬椅子が動いたような気がするが、それはそれとして。メガネを直しながら、あなたたちを迎えます
槇真理:「ローズマリーゴールド、只今帰還いたしました」
槇真理:「……敵ジャームは確保寸前で自爆しましたが、立花律の身柄の保護には成功。作戦は完璧な成功です」
槇真理:爆発に巻き込まれたものの、包帯を頭に巻いて簡単な応急処置はしている。ピュアノイマンたる彼女はその程度の負傷で作戦続行ができなくなるような女ではない。
伊藤尚子:「大変結構。詳細な報告書を後で出して頂戴」
槇真理:「かしこまりました。本日中には提出可能です」
伊藤尚子:「結構。さて、こちらからも数点報告があるわ」テーブルの資料の端をつまんで、放り投げる。風に運ばれて、自然にそれらはきみたちの手元に届く
影山 夏月:「これは……?」
槇真理:「ほう、そういうことになっていましたか」
伊藤尚子:「まずは施設について。例の自爆によって、地下施設は完全に壊滅。資料も機材もほとんど台無し」
水無月悠里:「壊滅……」
影山 夏月:「残っていた機兵……レヴァンテインも、あの場にあったものは全て機能停止……でしょうか」
伊藤尚子:「そういうこと。少なくとも、あそこでもう一度同じものを作ることは不可能ね。」
伊藤尚子:「関連して、自爆したジャームについてだけど……これは、わからないわね。さっぱり」お手上げ、と両手を天秤に掲げる
槇真理:「ああ、あのジャームについては……」
影山 夏月:「分からない、ですか?」
槇真理:「……」
伊藤尚子:「あの自爆でDNA片の1つ残らず消滅してたようだし、関連資料も灰の山よ。情報封鎖も完璧」
槇真理:(いや、思えば、私はどの程度あの子のことを知っていたのだろう)
水無月悠里:「真理ちゃん……」
槇真理:(剣岳りりの事は知っているけど、それはUGNの資料を越えるようなものではない)
槇真理:(私がなにか言おうとしたところでそれは只の……感傷だ)
槇真理:悠里ちゃんの肩に手を置いて首を左右にふる。
伊藤尚子:「……さて。次。失踪事件の被害者について」
伊藤尚子:「……もうおそらく察しはついてるでしょうが、おそらく。あれはレヴァンテインの『材料』でしょうね」
水無月悠里:「……はい」
影山 夏月:「…………」
伊藤尚子:「レネゲイドは圧縮リアクターの原料。肉体は機体そのものに。……幸い、倉庫と思しき場所から数名は救出できたとのことよ」
伊藤尚子:「……さて。最後になるけれど……立花律の処遇について」
伊藤尚子:「……これについては、二通りのとり方ができるわ」
影山 夏月:「2つ、ですか」
伊藤尚子:「関連資料や機材が焼失している以上、彼女がなににどう関わっていたのかは不明。わかっているのは、中枢制御に彼女自身が用いられていたことだけ」
伊藤尚子:「それを念頭に置いた上で、1つ目」人差し指を立てて
伊藤尚子:「彼女、“セントラルプロセッサー”と“ドクトル”は、共犯者である。UGNを裏切り、凶悪な半自立兵器製造に関与した敵対者として処罰する」
水無月悠里:「……」
影山 夏月:「……もう一つは?」
伊藤尚子:「2つ目」
伊藤尚子:「彼女。立花律は、被害者である。中枢制御装置とするために、騙され連れ去られ、利用された。無罪放免とまではいかないでしょうが、処罰は1つ目よりもはるかに軽くなるわ」
槇真理:(やっぱりそうなるか)
槇真理:(それを決めるべきは最も重要な要素は、立花律自身の証言だ……とは分かっているけど)
槇真理:(正直後者になるように今すぐにでも証言したいなあ……)
伊藤尚子:「……これについて、私からなにか言えることは無いわ」
伊藤尚子:「どっちになっても、書く書類の種類が変わるだけ」
水無月悠里:「……了解、しました」
水無月悠里:「少しだけ時間を下さい」
伊藤尚子:「結構。私もそのつもりよ」
伊藤尚子:「侵蝕調整と、負傷の手当のためにも、しっかり休むこと。いいわね」
水無月悠里:「ありがとうございます」頭を下げる
水無月悠里:「真理ちゃん、影山さん、本当にありがとうございます」
槇真理:「な~に、良いってことですよ! 私たちマブだちですからね!」
水無月悠里:「二人がいなかったら私はりっちゃんを救えませんでした」
影山 夏月:「お気になさらず。私も、自分のやりたいことを通しただけですから」
水無月悠里:「……りっちゃんの処罰、考えてみます」
水無月悠里:「どうすれば良いか、まだ答えは出てないけど」
水無月悠里:「私が、しっかり向き合わないと」
伊藤尚子:「……これは独り言だけど」「彼女にとっては、どちらにしても辛いことよ」「前者はもちろん、後者も。罪の贖い方を、自分で探しながら生きていくしかないんだから」
「だから、貴方が彼女とどうありたいかで、いいんじゃないかしら」ぺらぺらと資料をめくりながら。

水無月悠里:「……はい」


GM:───
GM:ED2 PC3
“ドクトル”:なぜだ。なぜこんなことに
“ドクトル”:「あの、クソ有機物……!」とある路地裏。彼自身も、闇雲に歩いて、現在地の把握もできていない場所。
“ドクトル”:忍ばせていた、予備の迷彩型がいなければ、傷は半身どころでは済まなかった。だが、それすらもういない。
“ドクトル”:「自爆など、聞いておらん……! あの小娘、私への貸し出し品に、余計なものを添えやがって……!」一歩、一歩。どこにいくかも知れずに、ただ
“ドクトル”:「私がマスターにさえなれば、あんなもの……っ!」ずるりと、壁に添えていた手が血で滑って、転倒する
影山 夏月:「……残念だが、そうはならんよ」
影山 夏月:倒れ込んでいる男の前に立ちふさがる。
“ドクトル”:「ッ……貴様、なぜ……!」
影山 夏月:「あの場所でいくら探しても、貴様のレネゲイドの痕跡が残っていなかった」
影山 夏月:「いくら爆発に巻き込まれたとはいえ、遺体があの場にあるなら完璧に消滅するはずがない」
“ドクトル”:「ぐ……」
影山 夏月:「後は、周辺に網を張っていただけだ。 ……まあ、私一人の力ではないがな」
“ドクトル”:「……ま、待て。待て。一度待て」
影山 夏月:「貴様を拘束する。……一帯には私の仲間がいる、抵抗はしないことだ」
影山 夏月:「……何だ?」
“ドクトル”:「私の背後に誰がいると思っている! 私はアヴェンジャーズの人間だ! それにあの“ゲンティアナ”も、もとを辿れば借り物だ! 製造元の小娘が、決して黙ってなど……!」
影山 夏月:「……ほう?アヴェンジャーズセルか。良いことを聞いた」
影山 夏月:「尋問室で聞くべきことが一つ増えたな。それで終わりか?」
“ドクトル”:「そうだろう。なら私を見逃……っ!?」
“ドクトル”:「ぐ……オイ、クソ有機物! 小娘! どうせ見ているんだろう、私を助けろ!!」反応は、ない
影山 夏月:「他者を侮りすぎたな、ドクトル。……そのくせ最後に頼るものが、他人の力とは」
“ドクトル”:「……ぐ、ぐぐ……」
“ドクトル”:「……おのれおのれおのれぇぇぇ!」満身創痍の体で脱走しようとして
影山 夏月:捕まえて、手早く拘束。そのまま立ち上がらせる
影山 夏月:「……我々の歩みは、確かに遅いのかもしれないが」
影山 夏月:「貴様と違って、一人じゃないんだ。覚えておくと良い」
GM:───
GM:ED3 PC2
GM:とある病室
槇真理:「多々羅くぅ~ん……多々羅くんに会いたいよぉ……」
槇真理:「私の頭を撫でてぇ~~~~~!」
槇真理:「包帯にまみれた姿をそっとだきしめて~~~~!」
GM:そこで、病室のドアがノックされますね
槇真理:「多々羅くん!」
伊藤尚子:「残念だけど、貴方の彼氏ではないわ」病室の扉を開けて出てきたのは、報告書を手にした彼女。
槇真理:「あ゛っ」
槇真理:《完全演技》
槇真理:「お、おつかれさまデスッ」
伊藤尚子:「……今更遅いのよ、全く」ためいきをつきながら、ベッドの横の椅子に座る
伊藤尚子:「用件は1つよ」
槇真理:「はい、いかがいたしましたか」 神妙な面持ち
伊藤尚子:「貴女……何者?」
槇真理:「……」
伊藤尚子:「報告書、読んだわ」
槇真理:「正義の味方とか、世界の守り手ではないと思います」
槇真理:「旧友一人、守れなかった無力なオーヴァードですから」
槇真理:「──けど」
槇真理:窓の外を眺める。
槇真理:人々が平和そうに笑っている。
槇真理:「誰かの笑顔を守るために通りすがる……今の私はそんな人間でいたいと思っています」
伊藤尚子:「……そう」
伊藤尚子:「なら結構」
槇真理:窓の向こうに、見慣れた少女の見慣れぬ笑顔。
伊藤尚子:「元ジャームで元FHチルドレン、なんて経歴背負ってる割に、素朴なのね、貴女」
槇真理:「ふふ……」
槇真理:水無月悠里の笑顔と伊藤尚子の言葉に、笑みを漏らす。
槇真理:「私は何時だって、守りたいものが有っただけですよ」
槇真理:「これからだって……きっと」
伊藤尚子:「結構。……その調子で励みなさい」
槇真理:「勿論、伊藤さんも守ってあげますから。何時でも助けを求めてください。通りすがりますとも、ええ!」
槇真理:ニッコリと笑う。
伊藤尚子:「……考えておくわ」ふっ、と笑って
槇真理:(この人のこと、好きだなあ私)
槇真理:微笑み返した。
GM:───


GM:ED4 PC1
GM:面会室
立花 律:「一時的にFHと協力し、多くの被害者を出したのは事実である」
「だが、ドクトルによって嵌められた可能性は考えられるため、情状酌量の余地アリ。加えて装備班チーフとしての今までの功績から」
「装備班チーフの地位を剥奪し、降格。保護オーヴァード扱いとしてUGN日本支部にて研修プログラムの履修を命じる」

立花 律:「……随分と軽い処罰だね。やっぱりさ」
水無月悠里:「……でもさ」
水無月悠里:「りっちゃん言ってたでしょ? 私達の代わりに戦ってくれる兵器を作りたいって」
立花 律:「うん。言った」
水無月悠里:「あの言葉に込められた願いは本物だって私、信じてるから」
立花 律:「……」「……私、諦めてないよ。まだ」
水無月悠里:「うん、知ってる」
立花 律:「けど、今度はあんなのには頼らない。私が一から、作ってみせる」
立花 律:「……しばらくの間、雷火のメンテナンスも、一緒にケーキを食べることもできないけどさ」
水無月悠里:「……うん」
立花 律:「……なんて言ったら良いのかなぁ。これ」
立花 律:「そうだなぁ……うん」
立花 律:「ねえ、ゆりちゃん」
水無月悠里:「なに?」
立花 律:「……たくさんの犠牲をだして、ゆりちゃんも、他の仲間もいっぱい傷つけた。それでも」
立花 律:「──私の夢を、許してくれますか」
水無月悠里:「……」涙がポタリ、ポタリと頬を伝う
水無月悠里:「あたり……まえじゃんか……!」
水無月悠里:「りっちゃんは私の友達で! 力をくれた人で!」
水無月悠里:「だから……だから……!」
水無月悠里:「……必ず、戻ってきてね」
水無月悠里:涙が止まらない。自分で決めたことだと分かっていても辛い
立花 律:「っ……ありがとう。ゆりちゃん……」溢れた涙を隠すように、ゴーグルを下げて
立花 律:「……戻ってくるよ。私……絶対に」
水無月悠里:「ううっ……ううっ……」
水無月悠里:「約束……! 約束だから!」
立花 律:「うん……約束!」
水無月悠里:「絶対、誰にも負けないから! 雷火と私は絶対負けない! 全部助けてみせるから!」
水無月悠里:目頭を真っ赤にして叫ぶ。必死で伝えたいことを伝える
立花 律:「ふふ……じゃあ、帰ってきた時に」
立花 律:「強くなったゆりちゃんと雷火、私に見せてね」
水無月悠里:「……うん!」
水無月悠里:笑ってみせる。親友との最後は笑顔が良い。約束は必ず守ってみせる
GM:─────
GM:DX3rd 『夢を追わば穴二つ』 セッション終了になります。ありがとうございました
影山 夏月:ありがとうございました!
水無月悠里:ありがとうございました!!
槇真理:ありがとうございました!